かぼちゃを豆腐のように扱う方法 - 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ

かぼちゃを豆腐のように扱う方法

 料理をする多くの人の悩みの1つは

安くておいしいんだけれども切りにくいかぼちゃの取り扱い

ではないかと思います。

私もおおげさでなく、何十年かこの問題と戦ってきて、ある程度の結論が出ているのでそれをシェアしたいと思います。

まず大事なポイントの1つは何といっても

穴あき包丁を使うこと

です。なぜかと言うと、かぼちゃとかぼちゃの間に包丁が入り込んで

真空状態

になるので、かぼちゃと包丁がピタッと張り付いて二度と包丁が動かなくなります。そこで、包丁をがんがんおろしても、全く意味はありません。

それだったら初めから真空にならないように、穴の開いた包丁使えばいいのです。

もう一つの問題は、皮がむきにくいことです。皮つきで調理しても問題は無いのですが、残念ながら口当たりが悪いので、ある程度そぎ落とした方が美味しくなります。

この皮むきも、いろいろな方法を試しました。電子レンジでチンする方法が有名ですが、これは2段階になって結構めんどくさいです。

だからといって、ピーラーでむくと、手を切りそうになります。かぼちゃ専用の厚くむけるピーラーと言うのを使ったことがありますが、引っかかってあまりまくいきませんでした。

 そこでなぜむきにくいんだろうということを考えたときに、1つの結論としては

かぼちゃ球状だからいけないのだ 

ということに達しました。だったら、

かぼちゃをある程度小さく切って、直線に近い形にする

ことをすれば、皮むきでも楽々むけるようになります。

それにまた、かぼちゃは実の側と、皮の側がありますが、さっきも説明した通り実の方から切ると真空状態になりやすいため、

かぼちゃは必ず、皮の側を手前にして切る 

ことにします。

こういったことを理解してしまえば、かぼちゃはもう豆腐になります。なのでうちは、かぼちゃヘビロテで、3日に1回からそれ以上の割合で出てきます。一応カットされたも売っていますが、切り口から酸化をするし、第一高いです。

包丁は昔は技術がなかったので、穴あき包丁が作れませんでしたが、現代は技術があがっていますから、穴あき包丁を作るのは簡単です。ぜひかぼちゃだけではなく、穴あき包丁の便利さも一緒に試してみてください。

小さく切ったカボチャは、ご飯と一緒に炊き込むとホクホクです。