ブランジェ浅野屋が「アップルパイリレー」 農家と共にフードロスにも貢献 - 軽井沢経済新聞
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ブランジェ浅野屋が「アップルパイリレー」 農家と共にフードロスにも貢献

約1カ月ずつ5種の品種のリンゴを、それぞれアップルパイに仕上げて販売する

約1カ月ずつ5種の品種のリンゴを、それぞれアップルパイに仕上げて販売する

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 「ブランジェ浅野屋 軽井沢旧道本店」(軽井沢町軽井沢、TEL 0267-42-2149)が現在、 信州産の収穫時期や食べ頃の異なる品種のリンゴをアップルパイにしてリレー形式で販売する「アップルパイリレー2024-2025」を行っている。

第一弾の信州産食べごろりんごのアップルパイ(小布施)

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 アップルパイリレーは、浅野屋の本店がある軽井沢・信州の生産者と共に、持続可能な食文化への取り組みとして行っているもの。「きっかけは、ある年の台風で被害を受けるなどしてリンゴ農家が困っていた。余ったリンゴをどうにかしたい。ならばアップルパイにしてみようとスタートした」という。

 毎年恒例になった同リレー、今年は長野県小布施町限定生産の青リンゴ「小布施りんご」でスタートした。酸味の強いリンゴの特徴をそのまま生かしたシロップ漬けに、甘い香りのバニラダマンドと合わせたアップルパイ。

 約1カ月ずつ5種の品種のリンゴを、それぞれアップルパイに仕上げて販売する。それぞれの品種に合わせ、中身のフィリング、リンゴの味付け、加工方法などを変えていく。

 軽井沢旧道本店の角井店長は「農家と共に持続可能な食文化への取り組みとして規格外のリンゴも仕入れ、フードロスにも貢献したい。リンゴの品種が変わると、酸味だったり、甘味だったりのバランスが微妙に変わって違う味わいになる。月によって自分の好きなアップルパイを探していただければ」と話す。

 第1弾「小布施りんご」は498円(一部店舗では価格が異なる)。9月30日まで販売予定。その後、10月1日~31日=秋映リンゴ、11月1日~30日=シナノスイート、12月1日~31日=シナノゴールド、1月1日~31日=グラニースミスを使ったアップルパイを予定。収穫量に限りがあるため、販売期間や品種は変更になる場合がある。

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