OM-D E-M5で天体写真撮影 @ ヘブンスそのはら - karaage. [からあげ]

OM-D E-M5で天体写真撮影 @ ヘブンスそのはら

ヘブンスそのはらに星空を見に行く

 妻の家族と長野県のヘブンスそのはらの星空を見に行きましたので、ついでに初の天体写真にチャレンジしてみました。といっても、赤道儀を使って星を追尾したり、何枚も画像を合成するような本格的なものではなくて、風景を撮るように普通の長時間露光一発撮りでチャレンジしました。そういうのを星野写真というらしいです。あまり星に詳しいわけでもないので、星座とかの配置も全く意識せずエイヤーと適当に撮っています。

使用機材

OLYMPUS OM-D E-M5

 カメラ。当たり前ですが、高感度に強い機種が良いです。OM-D E-M5は大きさの割には高感度が強いです。基本的にある程度新しい機種なら、大きくて高い程高感度が強いです。

SILK F630

SLIK 三脚 F630 3段 ファミリー向け三脚 214725

SLIK 三脚 F630 3段 ファミリー向け三脚 214725

 三脚、上級者は三脚を重視しますが、私は初心者なので安い奴。ただ安い奴には直ぐ壊れるダメ三脚もあるのでAmazonや価格.comのレビュやコメントで見分けて下さい。この三脚は今のところ役目を果たしてくれています。


OLYMPUS 超広角ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

OLYMPUS 超広角ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

Panasonic 単焦点 広角パンケーキレンズ マイクロフォーサーズ用 ルミックス G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020

Panasonic 単焦点 広角パンケーキレンズ マイクロフォーサーズ用 ルミックス G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020

 レンズ。明るい(F値の小さい)広角のレンズがよいようですが、持っていないので暗めの広角レンズと、明るい標準レンズを持っていきました。高感度強いからなんとかなるかなと思っていました。

テクニック(設定等)

 設定は以下のサイトを元に実施しました。

  1. 【特別企画】お父さんのための「夏の星空撮影講座」
  2. 実はそんなに難しくない、美しい星空を簡単に撮る方法![撮影編]
  3. 実はそんなに難しくない、美しい星空を簡単に撮る方法![現像編]

 基本的には、工場夜景の撮影に近いです。特に注意するのは以下かな。

  • とにかく真っ暗で設定が難しいので、明るいところで十分設定を確認しておく。自分はレンズのピントどっちに回すと無限遠なのかわからなくなってしまい焦ったりしました
  • ツアーでいく場合は、モニタの液晶の光が他の人の迷惑になってしまうのでファインダで撮影するモードに設定しておきましょう。ファインダが無いコンデジとかミラーレスだと撮影は厳しいかなと思います
  • 高感度に強い機種でもISO感度上げると結構ノイズが出てしまうので、限界まで下げることにチャレンジしましょう

 OM-D E-M5にはLive Bulb, Live Timeという長時間露光の経過をリアルタイムで確認できる機能があるのでかなり助かりました。OM-D使っている人は試してみることをお勧めします。

 全部RAWで撮っておいて後でApertureでRAW現像しました。そして気づいたのは、Apertureのノイズリダクションあんま効果ないということ。長時間露光の設定は撮影に時間がかかるの覚悟でONにしておいたのですが、ONにしておいて良かったのかもしれません(比較はできていませんが)。頑張ってダーク演算とかの画像処理できる人は不要かと思います(そもそもそんなスキルある人はこの記事見ないと思いますが)。

写真

 適当にウプします。星の写真は大きい写真でよく見ないと見えないです。そんくらいしょぼしょぼです。

130814_NightTour 1
130814_NightTour 2
 真っ暗な中、山をゴンドラでのぼって行きます。雰囲気はバイオハザードで超怖いです。

130814_NightTour 3
 こんな感じでみんな寝っころがりながら星を見ます。

130814_NightTour 5

130814_NightTour 6
 しばらくすると全て消灯して、星空が見えてきます

130814_NightTour 8
 強力なレーザポインタで星座の説明もしてくれます。緑の光はレーザポインタの軌跡です。

130814_NightTour 7

130814_NightTour 9
 星、星、流れ星は1回だけ見えたような気がしますが、気のせいかホタルの見間違いかも(ホタルがいました)。

所感(反省とか)

 正直、工場夜景撮影とか結構言っているので楽勝かと思ったのですが、天体写真の方が自分には難しかったです。初めてにしても全然ダメ、本当ダメでした。
 ツアーだとやっぱり写真はなかなか難しいですね、少人数で穴場スポットで心ゆくまで撮りたいです。あと、明るいレンズとレリーズ(リモートシャッタ)欲しかったかな。誰か買って!

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

 明るい広角単焦点レンズ。評価高いけどお値段も高い!!

OLYMPUS リモートケーブル RM-UC1

OLYMPUS リモートケーブル RM-UC1

 レリーズは純正高いので互換品のこれが良さげ。インターバル撮影(微速度撮影)にも使える優れもの。OLMPUSが独自のインターフェースじゃなければ自作するのになー。