サイドキックス 感想 - My 乙女ゲーム Bloogle

サイドキックス 感想

こんにちは。前回の記事に訪問、拍手本当にありがとうございます(*^_^*)。今回はSide Kicks! (サイドキックス)の感想です。

とんでもなく面白かった。心臓にきた。実は共通パートでご贔屓キャラが見つけられないし、1周目があまりにさっぱりしてて放棄しそうになったのですが、最後までプレイしてよかった。

乙女ゲームってどのルートも同じ様な展開で、最後の方に回したルートに新鮮味も何も感じなくなってしまう事があるのですが、サイドキックスはそれの反対。進めれば進めるほど面白くなっていく、脅威の右肩上がりゲームでした。

内容はアメリカンな刑事物。予知夢という不思議な能力を持つ主人公が特別捜査課にスカウトされ、同じ様に能力を持つ仲間達と一緒に事件を解決していく。一話完結っぽい流れだけど、どの事件もキャラの過去や街を悩ます凶悪事件に関係あったりするので全体が少しずつ見えてくる感じがとてもよかったです。

乙女ゲームの攻略キャラにしては皆さん外見が個性的。攻略するのに興味が湧かず困ったのですが、徐々に攻略キャラに愛着が湧いて来たので大丈夫でした(何様発言)。

私の説明が下手だから難しいんだけど、最近プレイしたゲームの中ではダントツの一番。でも乙女ゲームのカテゴリでは上位に食い込むが一番ではないって感じ。うーん、それより乙女ゲームとはまた違ったものみたいな印象?恋愛要素がオマケっぽいから?でもそれがサイドキックスのいい所でしょう。恋愛的切なさは少なくても他要素で大満足なんで。

システムは快適、所々にテレビドラマの前回のおさらいみたいなのが入っていてスタイリッシュです。ムービーも本格的だしとても洒落てる。刑事映画にしてポップコーン片手に観たい感じのゲームです。激おすすめ。


ではここからネタバレ感想です。長い。言いたい放題。すみません。

























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キララさんのお店に行きたい。

いやあ、最後の最後まで真犯人がわからなかった。金田一少年の事件簿でもこんなに騙された事はなかったんじゃないか?序盤はノラ、タテワキを疑っていて最後はレインキラーがヤシロかとも思ったけど、目の前にいるし、もしかしてツバキかクルミなのかなと思ってた。レインキラーがフードとって、顔が出た時の衝撃。びっくりして『え』って声が出た。その時多分こんな顔(゚д゚)。

チカ→ヒバリ→リコ→シシバ→ノラ→タテワキの順でプレイ。徐々に真相が暴かれていってワクワクしましたね。1周目はわけがわからないうちにチカルートに突入。共通パートじゃなくなったのに気づかず、セーブするときにチカの顔が表示されわかりました。どこで分岐したんだろう?チカ寄りにしたつもりはなかったから不思議でした。(チカルートなのにワン様の名前キティちゃんにしちゃってたし)。

ところで、NotesとChannel "S"を閲覧するタイミングが難しくて困った。話に没頭してると流れがぶったぎられる気がして。みなさんはどうしてたんだろう。

ではここからちょっぴりキャラ別感想を:



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チカは愛すべき馬鹿キャラですかね。真っ直ぐで頭に血がすぐ上っちゃうけど仲間思いのいい奴。ひらがなばかりのメッセージが可愛いです。チカルートでは二人の仲が急展開でついていけなかった。というか、まだ私がチカを好きになってないのに(ごめん)イチャイチャするもんだからびっくりした。両思いまでの過程が少ない。事件に忙しかったからしょうがないのか。。。他のキャラも同じ様に唐突なんだけど、他人のルートで仲良くなってるからそんなに違和感を感じなかったんだと思う。照れ屋っぽいチカが意外に積極的でびっくりしました。



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ヒバリルートはストーリーが面白かった。泣かせるルートだ。シオン可愛い。途中でヒバリに急に無下にされる展開、よござんした(ゴミ扱いされるのに慣れきってる為、こういうのが心地よく感じちゃう悲しさ)。アイス屋さんなど設定がとても凝っていますね。どれだけしっかり構成されているんだ、このゲームは。完成度が高すぎて他のゲームより予算が段違いなんじゃないかと邪推してしまうくらい(無粋)。ヒバリさんにはずっと颯爽としていて欲しかったので気だるげ余裕タップリフェースが崩壊した時はちょっと残念でしたが、そうこないとイノリちゃんの出番がなくなっちゃうのでしょうがないですね。



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リコルートもストーリーに引き込まれました。現場にリコを行かせる前のタテワキさんが躊躇する姿とか細かいです。全ルート終えた後、延命装置を切られて行く被害者の姿を見つめるリコのスチルを見直すとグッときますね。『悪い奴を捕まえたのに、どうして』って言うところ。爆破事件の関係者を全部殺せばリツが目覚めると信じているからこそ、ツカサのお父さんが目覚めないのがリコは理解出来ないんですよね。ただ二人を重ねて見てただけだと思ってたけどそれ以上に深くて重い心境だったんだなと。



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シシバルート好きです。アヤメをコテンパンにするシーン、スカッとしますね。真顔キーボードカタカタ、興味ない発言、エレベーターのシーンなど私好みのシチュエーションをたくさん担当してるんでシシバはメイン攻略キャラでは一番のお気に入りだ。声もヴェリテの陛下だし。見かけは普通だから目立たないんだけど、そんな埋もれた逸材を掘り当てた気分も味わえるし、シシバルートはいいぞ。ルートの内容はメイン攻略キャラの中では一番真相に近いですよね。



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ノラはずるいでしょう。ミステリアスで、外見も一番無難なかっこよさだし。メガネかけるとさらにいい男度がレベルアップしますね。花火デートしたり、おうちに尋ねたりで両思いまでの道のりが丁寧です。他の攻略キャラの恋愛過程の唐突さが不憫に思えちゃいます(チカ)。ノラルートで真相がドンドン明らかになりながら実はミスリードされてたんだなあ(騙されすぎ)。タテワキがマフィアの裏ボスみたいに思えてきちゃうルートでした。



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タテワキ。ただのおじさん黒幕サブキャラだと思ってたら、他のキャラがお子ちゃまに見えるくらい渋いおじさん攻略キャラだった。ノラが隠しキャラだと思ってたから騙されてた。珍しい逆餌付け。おじさんシェフに胃袋掴まれてます(´・_・`)。イノリが映画館にタテワキを連れて行ったシーン、こういうさりげないシーンがたまらなく好き。休みの時やりたい事リストのフラグを見事回収してるし。なんでこう言う完璧な演出が出来るんだ。ニヤニヤをありがとう。ここからタテワキびいきになったのであった。めでたしめでたし。そして、ドウデモイイ情報なんですがおじさん連呼してるけど年見たら私より下だ(;_;)。

ってな感じで、最終的な攻略キャラのランキングはタテワキ→ノラ→シシバ→ヒバリ→チカ→リコでした。

サイドキックス、ハラハラしたり、切なくなったり、犯人に同情したり、忙しかった。文化放送エクステンドさんのゲームをもっとプレイしたいなと思いました。ハイリゲンシュタットの歌は『買い』に昇格、と(上から発言)。

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