終遠のヴィルシュ-ErroR:salvation- 感想 - My 乙女ゲーム Bloogle

終遠のヴィルシュ-ErroR:salvation- 感想

こんばんは、お久しぶりです。またしてもゲームが全然出来ない日々が続きブログ更新できませんでした。半年ブログ放置してたんだと思ってんですが今自分のブログチェックしたら1年半経ってた。驚き。

ブラウル攻略中に子供にゲームを消されてしまい気力ゼロになってました。なんだか知らんけどアプリやvitaのアイコンを消すのにハマってた時期参った😭でもなんとか終遠のヴィルシュ、半年ほどかけてやっと終わりました。すごいゲームだった。ネタバレなしだとなんて書いていいかわからない。感想ブログとして破綻決定。

いきなり辛口な感想からスタートなんですが主人公のヴィジュアルがいまいちでしたね。髪型がポールマカートニー。(相変わらず上から感想ですまん)。

スチルはとっても綺麗。痛々しいスチル多いですが美しければオーケー。儚げな雰囲気素敵でした。立ち絵もボーイズは美しかった。しょっちゅう血がでてたけど。出血系ゲームだからしょうがありませんね。

終遠のヴィルシュはオープンなマインドで常識を捨てて悪も途轍もない運命を受け入れるゲーです。プレイする時覚悟決めてください。元の自分には戻れません。

ネタバレなしではもう限界。なのでここからネタバレ感想です。未プレイの方は存分に苦しんでからこちらを読んでくださいませ。





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なんだかイブを貼りたくなった。アドルフが裏の主人公でイブが表のヒーローみたいな印象うけました。







このゲーム、はっきり言ってしまうと楽しかったかどうかよくわからない。辛い、辛い、でもハッピーな何かが待ってるはず、と進めてたら終わってしまった!凝ってる設定だったからプレイしがいはあったよね。過去だか未来だか異世界だかよくわからないファンタジー設定が気になったけど、それがオトメイト。だから大丈夫。

呪いって言ったってただの偶然?って思ってたらなんとちゃんと理由があった!いつもの乙女ゲームのノリだと理不尽なモブからの差別にプレイヤーがモヤモヤするんだけど今回はモブが正しかった!なんて斬新な展開なのでしょう。救いのなさが頂点に達しました。ところで救済エンド全然救済になってなくない?私日本語理解力落ちてんのかな。ハッピーが見たいよ、ハッピーが。


ではここからはキャラ別感想:

リュカ
一人目がこの方だったプレイヤーさん達と語り合いたい。どれだけ打ちのめされたか。私は無難な師匠ルートだと思い選んだのでとてつもなくショック受けました。後味の悪さピカイチ。天使みたいな顔してるから騙されました。私は攻略キャラを頼って困難に立ち向かう系のシナリオが好きなのでお相手が破滅神そのものの行動をお取りらっしゃると目が点になってしまいます。いや〜びっくりした。

それにしても、怪力怪力って無駄に話に捩じ込んでくるなと思ってたら重要だったんですね。ちゃんと文章読まないとミスりそう。最近はスマホを見ながらプレイしちゃうのであらすし追うだけみたいになっちゃってて反省してます。


マティス
お兄様を攻略したい。一人目で裏切られてばかりだったので覚悟を決めたマティスルートでは近しい人の裏切りっぷりをエンジョイ出来ました。どんな裏切られ方するのかワクワクするようになっちゃうのはオトメイトの思惑通りなのでしょうか。
女装が主人公より美人。人格アップロードするたび違う面が見られるので楽しいルートでした。でもこういう楽しみ方でいいのかな。


シアン
一番好みの展開だったかも。無自覚なクール枠。ウジウジせず行動力ありだからイライラせずプレイ出来ました。

ダハトもっと暴れて欲しいルートでした。今思うとこの時は序盤だったんですね。騙された。

ここルートでも死刑執行人が大暴れ。みんなリュカがいないの疑問におもわないのかな〜と不思議でした。こっちを先に攻略してたらどう思ってたんだろ?



イブ
私はいまだに剣が君を引きずっているらしくこのキャラが九十九丸に見えてしょうがない。小野友樹さんの声で喋りそうだなって共通ルートで思ってました(シナリオに集中しろ)。

イブルートに辿り着くまでに攻略キャラ達に裏切られっぱなしでもう傷つきたくない私は恐る恐るプレイ。でも心配無用のメチャクチャ良い奴だった。人にひどい扱い受けた人って自分も同じ様に人を扱ってしまったりするんだけどこのお方は聖人でした。ヒューゴの事でセレスを恨む場面、やっと無理して醜い感情を出す事が出来てよかったんじゃないかな。セレスの存在が彼を変えたのは嬉しいんだけど、彼を一番苦しめたのもセレス。攻略キャラをコテンパンにしないと気が済まないゲームですね。

バッドエンドだったかな?死にませんって言ってたらあっさり死んじゃってあまりの呆気なさに悲しさも飛んでいきました。あっけなく燃えちゃったよ。



第三章
セレスがアンクゥをアドルフって呼んだ時、咄嗟に『え、こっちがアドルフだったら今までアドルフって呼んでた若い方のキャラ間違って覚えてた?』って思っちゃった。一体何が起きたのか脳が全くついて行けてなかったね。その前にちょっとネタバレ思い出話のエピソードが何個か流れたんだけど全然気づきませんでした。鈍いプレイヤーで申し訳ない。

 いつもはできるだけ早くグッドエンドに到達してモチベーションあげてからバッドエンド回収の作業に入るんだけどこのルートだと救済エンドに到達するのが怖くてバッドを全部先に見ちゃった。だってどっちと幸せになれるのかが全く想像つかないのが恐ろしすぎて。どちらにも不憫な思いをさせたくないですよね。最初は胡散臭くて全然タイプじゃなかったアンクゥが不憫で救ってあげたかった。一番尽くしてるのに個別ルートを若い自分とシェアしなきゃいけなくてセレスと密着シーンは向こうが独占。何百年も生きてて我慢強いのが救い。


アドルフのハッピーエンドを経験させてから他のキャラのハッピーエンドを解放されるのが興味深かった。アンクゥが始めにアドルフに報われてほしかったのかな?他の人を選んで欲しいと言いながらも自分と幸せにまずならないと先進めさせないのが可愛い(説明下手で伝わらなさそう)。後からプレイする他キャラとの救済エンドのアンクゥが悟り開ききってる。

プレイ後のキャラランキングは
シアン→イブ→アドルフ→アンクゥ(入れていいのかわかんないけど)→リュカ→マティス

シアンの動じない太々しさ好きです。これくらい厚かましい人になりたい。ははは。イブはいい子で高得点、アドルフとアンクゥは不憫劇場でランキングアップ。

裏切られ系ゲー?意外性もここまで行っちゃうとついていけなくなるボーダーライン超えちゃった感あるすごいゲームでした。プレイすればするほど、これってどうやったらハッピーエンドにお話をもっていけるの?って疑問でした。辛い思いをするためになんでお金払ってんだろ私はって思う事もあったけど結局は楽しめたのでプレイしてよかった。続編(だっけ?何か出るよね、最近ゲーム情報追えてないんだけど)楽しみ。



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