2017/09/15
こんばんは。前回の記事に訪問と拍手ありがとうございます。自己紹介の記事を出すのは恥ずかしかったのですが、読んでもらえるのはとても嬉しいです。
では今回は数乱digitの感想です。ここには極力ネタバレなしで書いてますが、攻略順序のお勧めなどが知りたくない方はプレイ後にまた来ていただけたら嬉しいです。
7番代表漆原くん。ラッキーボーイです。
※「数乱digit」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社に帰属します。
サイドキックスがとても面白かったので、次のゲームはハードルが高くて大変だなと心配しましたが、数乱digitにそんな心配は無用でした。とても楽しめて今年の乙女ゲームランキング上位に食い込みそうです。二作連続で傑作に恵まれた私は、次のゲーム選考に悩まされております。
バトル物っぽい要素がある学園物です。内容の説明をしたいのですが、独特な世界なので難しい。あらすじはこんな感じ:
数乱digitの世界では数家という名家が国家を牛耳ってます。主人公の零崎紘可は保護者の都合で数家の子供達が集う名門、梵学園へ通う事に。
転入後、紘可の左手に零の漢数字が出現。これは刻印数といい、数家の選ばし者にのみ刻まれる者。そして刻印数を持った彼女は数乱戦に巻き込まれます。
数乱戦は刻印数を持つものしか参加できない頭首争いであり、今回の参加者は全員梵学園の在校生。彼らは家族の悲願や期待、戒めなどを背負いながら戦いに挑みます。。。。
だめだ、うまく説明できない。公式サイトにある物語、世界観、用語集を読んで下さい(丸投げ)。序盤で説明が入るので話について行けますが、サイトの説明を読むとゲームの世界に溶け込みやすいと思います。
ストーリー、私には面白かったです。私好みの切なさ、胸キュンシーンが多くて一気にトロコンまで行っちゃいました。意外と泣ける。攻略キャラや主人公の苦しみが共感しやすいからかな?脚本がいいんだと思う。
どのルートも共通の学校行事があるのですが、主人公の立場や役割が相手により変わるので、いつもの学園物の様に退屈しませんでした。そして主人公が攻略キャラに助けてもらったり、主人公が救う側に回ったりとストーリーにバリエーションがあって飽きませんでした。ただし、いじめの描写が結構多いです。嫌いな方はこのゲームを避けた方がいいかも。
オトメイト作品はフルコンプしても説明が足りずにモヤモヤすることが個人的に多いのですが、今回はスッキリ解決する終わり方でモヤモヤはゼロに近かった(あくまでも私の意見です)。
徐々に真相が明らかになる攻略順は⑦か⑥→⑨→②→④→①かな。でも違う順番でも楽しめると思います。
主人公がサバサバしてて気に入りました。顔も可愛いので私は画像表示しながらプレイ。攻略キャラにめちゃブリされてキョトンとした顔がいいです。
音楽がとても世界観にあっていて、和風で寂しげなメロディーは切ないシーンをさらに盛り上げてくれます。戦うときの音楽もRPGの戦闘シーンっぽくて好きです。ブレイブリーデフォルトのボス戦を思い出した。プレイヤーが操作しないバトルシーンでこんなに熱くなるのは珍しいなと思いました。
操作、エンド回収はとても簡単。ミニゲームなどもなく、快適に進めます。好感度をチェックできない以外はストレスを感じさせないゲームでした。
うーん、ネタバレなしだと書けるのはこれくらいでしょうか。作品の魅力を伝える事が出来たかはわかりませんが、数乱digitは一味違った学園物をプレイしたい方にオススメしたい良作です。