2018/04/17
吉原彼岸花 vita版 感想
こんにちは。前回の記事に拍手やコメント、応援クリックありがとうございます。吉原彼岸花、無事終わりました。ちょっと短めかなと思いましたが遙かUにとても時間がかかったので私にはちょうどよかったです。
うーむ、あらすじ書くの難しいな(毎回言ってる)。真面目な花魁の初恋物語、ですかね。主人公の千早花魁は年季明け目指し働く真面目ないい子です。そんな子が恋に落ち、運命に翻弄されちゃうって話です。なんてったって吉原ですから運命が過酷です。昼ドラ系ドロドロ系悲恋ゲーム。
このゲームは今まで私がプレイした乙女ゲーには出てこない体を売る事への苦悩、自由の身ではない辛さの描写があり、かなり切ない気分にさせてくれました(;_;)。う、う、う、自由になりたい。。。とっても切ないのでサボテン系プレイヤーの私からも涙が抽出されました。
吉原彼岸花は「蝶の毒 華の鎖」と「月影の鎖」ぽいなと思いました。主人公が運命に逆らえない感じが蝶毒に似てて、薄暗くて息苦しい雰囲気が月影の鎖に似てます。この2作が好きな人には楽しめるゲームだと思います。
システムは超快適。三国恋戦記、絶対階級学園、大正x対称アリスと同じプロトタイプです。次の選択肢までスキップ出来るのは夢の様。セーブデーターをロードした後もバックログを確認出来るのもいいですね。
攻略キャラは皆さん魅力的です。吉原にふさわしい怪しいキャラや不憫なキャラばかりで、ひいひいさせてくれますがそれが醍醐味。金太郎飴じゃないので退屈しないけどルートのヘビーさや長さにはちょっと差があるかな。真相ルートがあるキャラもいますしね。どのルートも私は楽しめました。結構謎が出てくるので、それを追うのも面白かった。
背景は色が鮮やか。音楽も時代にピッタリでした。攻略キャラが最高で、シナリオもしっかりしてる。ミステリー要素もありとても楽しめるゲームでした。
ではここからネタバレ感想に入ります。
うわ、大きい絵。でもいいや、綺麗だから。この方は廻船問屋の伊勢屋様。羽振りいいです。