第30回トキ放鳥 ~「友友」「洋洋」贈呈25周年記念~ の結果について | 関東地方環境事務所 | 環境省
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関東地方環境事務所

報道発表資料

2024年06月04日
  • 報道発表

第30回トキ放鳥 ~「友友」「洋洋」贈呈25周年記念~ の結果について

 本日、佐渡市小野見地区において、第30回トキ放鳥~「友友」「洋洋」贈呈25周年記念~を行いました。今回は、1999年に中華人民共和国から「友友」及び「洋洋」が贈呈されてから25年目となるため、これを記念し、「友友」及び「洋洋」の功績を讃えるとともに、今後のさらなるトキ野生復帰事業の発展を祈願して放鳥しました。
 放鳥したトキは3月12日(火)から順化訓練を行っていた17羽です。なお、順化訓練したトキ全羽を放鳥したため、6月10日(月)から予定していたソフトリリース方式による放鳥は実施しません。

1.第30回トキ放鳥~「友友」「洋洋」贈呈25周年記念~(ハードリリース)について

 令和6年3月12日(火)から順化訓練を行っていたトキ17羽を佐渡市小野見地区でハードリリース方式により放鳥しました。今回は中華人民共和国からの「友友(ヨウヨウ)」及び「洋洋(ヤンヤン)」の贈呈25周年を記念して、トキ野生復帰事業の関係者による放鳥も行いました。最初にトキ野生復帰事業の関係者5名が5羽を放鳥し、次に5羽、4羽、3羽と放鳥しました。放鳥は小野見地区の住民、地元の佐渡市立高千小学校の児童、佐渡市立高千中学校の生徒及び佐渡市立たかち保育園の園児に行っていただきました。トキは約120名の観覧者が見守る中、佐渡の大空に飛び立っていきました。事故等はなく、安全に放鳥することができました。

2.放鳥したトキの状況

 放鳥したトキは観覧者の頭上を旋回した後、多くのトキは背後の山林に入っていきました。また、さっそく野生のトキと合流したトキもいました。

3.放鳥したトキ

 別紙1及び2のとおり

4.順化ケージからの放鳥(ソフトリリース方式)

 本日、順化訓練していたトキ17羽の全羽を放鳥したため、令和6年6月10日(月)から予定していた順化ケージからの放鳥(ソフトリリース方式)は実施しません。

お問い合わせ先

関東地方環境事務所
野生生物課長  千葉 康人
(℡:048-600-0817)
佐渡自然保護官事務所
首席自然保護官 篠﨑さえか
(℡:0259-22-3372)