艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 瑞の海、鳳の空 （2） (角川スニーカー文庫)
発売日：2015/07/01
価格：670円
概要
新たに着任した提督と、九九艦爆をこよなく愛する軽空母の艦娘・瑞鳳は運命の出会いを果たす。
「提督と艦娘が特別な関係になってはいけない」ということを
意識すればするほど、お互いの気持ちは高まって――。
特典情報
ゲーマーズ 描き下ろしブックカバー
アニメイト ブックカバー
裏表紙あらすじ
青い玉子焼きに怯える瑞鳳
玉子焼き、食べるぅ？
もくじ
前回のあらすじ付きで全279p
提督に軽く肩を叩かれ顔を真っ赤にする瑞鳳
台所に入ってくる磯風
パンツじゃないから恥ずかしくない五月雨
管理人雑感
前巻に引き続き艦これノベルとしては珍しい、提督(作中で名前が出てきません)が主人公の作品です
設定に関しては1巻レビューに詳しく書いたので割愛しますが、今回も提督目線での進行が基本になります
艦娘達を出撃させたら結果が出るまで提督は鎮守府で待機というのは
この無名の提督を通して小説内でも、実際の艦これをやっている気分に浸れます
そんな小説内での深海棲艦との戦いの中、段々と鎮守府や艦娘達に慣れてきた提督が
ドタバタラブコメに・・・、とここまでは前回からの引き続き
戦場ラブストーリーと裏表紙あらすじにはありますが、今回も戦場の描写が
ゲームをやっている提督(プレイヤー)側から見た視点、艦娘側の視点両方が描かれているのが
ストーリーに入り込みやすい要素になっていてすごく読みやすいです
瑞鳳メインのお話とありますが、鎮守府に所属する沢山の艦娘とのニヤニヤする絡みがいいですね
絡みがない艦娘はその艦娘らしい可愛さが立ち振舞いだけでなく艦娘同士の掛け合いでしっかり補完
瑞鳳も好きだけど他の艦娘も好きなんだけど・・・という心配もなく、むしろ好きな艦娘が増えたり
癒されたりすると思います。他の艦これ小説と比べて登場艦娘数TOPの可能性が高いかもしれません
作品内の提督に自身を投影して、今回の瑞鳳と提督のいちゃいちゃを楽しむと最高だと思います(確信)
玉子焼き食べりゅ？までの瑞鳳のがんばりだけでご飯3杯余裕ですね
前巻活躍した艦娘ももちろん登場しますが、あえて2巻初登場の艦娘をたっぷり書く為に
小説内の真面目な艦隊決戦で中破～大破の風呂行き(入渠)にしたような気がしなくもない
と感じた管理人でした
