2016年02月 : はこだて自然倶楽部~続・風を追って〜

はこだて自然倶楽部~続・風を追って〜

函館から発信!登山、自然、観光情報、市民活動のBLOGです。It's sent from Hakodate!

2016年02月

アポイ岳など日高方面に行き来する際に立ち寄る鵡川の蕎麦処が開業34年で
2/26で閉店になりました。先日のアポイ岳の帰りに寄ってきました。

ここの蕎麦は手打ちでコシもあって汁が絶妙な味でした。人気はシシャモ蕎麦
や蕎麦ダンゴなどで食事時は待ち時間が30分以上かかる国道沿いの店で大将の
物静かな所作と女将の絶妙な話術が気に入っておりした。
大将が徳永英明をBGMとして蕎麦を打っている姿はナカナカの技でしたね。
こんな店、道内には有りません。

今後は夫婦で老後を楽しむと女将が仰っていましたが、客には楽しみだった旅情
の1つが消えるのは寂しい限り・・34年間ありがとう御座いました!

お店は蕎麦屋を引き継ぐ方が居るそうで期待したいと思いますが・・どうかな?




★アポイからの帰りに蕎麦を取り置きしてくれ、行燈は消していました。

イメージ 1


イメージ 2


イメージ 3
イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

知内山地の秀峰燈明岳577.5mへはコロナイ川沿いの林道を詰めて北東尾根CT422に乗る
ルートが冬季のルートでしたが、昨夏に坂口一弘さんが登った中東莱川からの西尾根
ルート(作業道~苅分道)山行を基に最終除雪地点から登ってきました。冬季、このルートの記事が
ありませんが、記憶によると知内丸山登山イベントが盛んだった5年ほど前3月中旬このルート付近を辿り反対の
小谷石へ縦走したイベント話を聞いたことがありますが、記録が無かった冬季ルートです。
実は2/5にもスノーシューでアタックしたのですが猛吹雪とラッセルで頂上直下150m地点で時間切れ
でしたのでリベンジでした。今回は少し浮力のあるスノーシューを使います。

国道から離れ「燈明の岳・レリーフ」のある旧東莱小学校跡を過ぎ5分ほどで東莱最終除雪地点に着きます。
人家もあるのでキレイに除雪している林道でこれから向かう燈明岳もすっきり見えました。
除雪地点から東莱出石林道ゲートまで約2kmの緩やかな登りの深雪林道歩き。途中、廃民家があり
懐かしいNHKのプレートが残っていました。天気は粉雪が舞ったり晴れ間が出たりと変わりやすい
天気です。

送電線がクロスする橋を渡りゲートを登山開始から1時間で越えると送電線下から林道をショートカットして
オレンジテープが幹に結ばれた作業道分岐を確認します。ここから植林地を燈明岳方向へ作業道を使い向かいます。
途中に沢崩れがあって高巻きせず急峻な斜面を壷足で渡り再びスノーシューを着け取り付き地点まで向かいます。
ここまで登山開始から2時間を経過。

取り付き地点から先にも作業道が続いていてこれがCT422の北側から回り込む苅分道へのルートですが、
途中に雪崩れるデブリ地があってこのルートは敬遠しました。

取り付き地点から植林地を離れて標高差200mのブナ林の急登になります。なにせ西斜面ですので積雪が
多く、傾斜がキツくなると腿ほどのラッセルが小一時間続き、傾斜が僅か緩んだ所から太いブナやダケカンバ
が出てくると頂上に近くなります。頂上に着くと晴れ間も広がり函館方面も一望出来ました。
頂上の祠は木古内のOさんに聞いていたとおり扉が壊れて無残な姿でした。
登山時間は3h10mと想定外のラッセルに悩まされ費やしましたが、下山は早く1h30mで駐車地点に下山。

この燈明岳は国道から見ても存在感がある山です。廃校になった小学校に書かれていました「燈明の岳」
と言う呼び名に相応しい簡単なようで少し手強い趣のある山でした。

丁度、昨日は毛無山で逝った故斉藤浩敏さんの命日で途中のブナ墓標で御参りしてきました。





イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17


日本全国で珍しい地名があるがこの吹上石(ぬけいし)もそのひとつで国土地理院の
地形図にのっています。標高は490mで地表から10mほど溶岩が天を突き吹き上げた
ように見えます。画像の通りまさにパワースポット。
過去にNEDOなどが地質調査に入ったと聞きますから地質学的に関心のある地です。

アプローチは大船温泉ひろめ荘から道道を行き最終除雪地点の豊崎生環林湯歩道入口
です。ここから東に向かう林道を泣面山を背に登りの林道を2時間ほど歩くと吹上石
へ向かう作業道の尾根にぶつかります。

そこから林道を離れてガレた作業道から地形図にある吹上石方向へ向かうと岩峰が
林立して景色が一変します。このルートは夏道が無く無雪時は藪漕ぎですがダニさえ
気にしなければ笹の薄いコースを辿ると吹上石に出ます。途中に小さなサイコロ型の
岩が転がっていますがこれも吹上石から転がって落ちたようです。
昨日は先に寄らずに直接、吹上山516.6mへ向かい晴天の中、三森山、袴腰岳を見ながら
ランチタイム。ポカポカ陽気でしたからね。頂上まで登山開始から距離4.3km時間は
2h55mでした。
ルート上の積雪は例年よりも少なめでしたがココ数日の降雪でスノーシューも埋まり
ます。南茅部は2~3月が積雪が増えるのでこれから積もるかも。なお、GPSトラック
が下山時の線ですが往復したので登山時とほぼ同じです。

下山は吹上石に寄ってパワータッチして1h55mで登山口へ着き落合の橋から滝を見て
ひろめ荘で入浴したあと、南茅部唯一の食堂「ひでちゃん寿司」によって帰りました。

このパワースポット「吹上石」はかつてより訪れる登山者も少なくなりピンクテープ
も無くなった状態でした。僕にしてみれば煩わしく無く良い山行でした。

新幹線が通るようになりこういった隠れた秘境が注目されるようになるかも知れませんね。
大船温泉の近くには遊歩道がある豊崎生環林とそこから通じる吹上石や南茅部八景の
ひとつ落合の滝があります。


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15




ツアー初日の夜はもの凄い風雨でした。
折からオホーツクへ抜ける沿岸低気圧が道東へ向かっており翌日の空模様が
心配で天気予報と睨めっこでした。
翌朝、濡れ雪が少し舞っていましたがアイゼンを着けて出発・・アイゼンが
装着できなかったり靴に合わないアイゼンを持参する参加者もなんとか避難小屋
まで到着。さあこれから馬の背の登りです。予報では12時頃に青空も出るのですが
さあ・・・。

馬の背は風もあまりなくガスのなか出発し45分ほどで全員頂上に着きました。
登山時間は3時間10分ほど。
昨年より積雪は少なかったので岩に氷が張り付きその上に雪が着くミックスの状態
で上り下りもなかなか進みません。

避難小屋に降りてきて、コーヒー、紅茶、スープ付のランチタイムで様似特製おにぎり
弁当でお腹いっぱい大満足でした。

下山後は反省会でまたまたお土産・・尻餅、かんらん岩ケーキを頂きました。

昨年につづき2回目の参加。初回と同じく冬のアポイを楽しめましたね。
スタッフの皆さんお疲れ様でした!
(集合写真はF>Bより)


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10



昨年から始まった冬のジオパークツアーに参加してきました。

2/20函館を早朝5時に出発して途中休憩しながら6時間半で様似町に到着します。
前日に車の水温計が上がらず送風口からは生ぬるい風しか出なので早速トヨタ
で見て貰うと・・サーモスタットの弁が開いたまま・・ということからアポイ
へ先ずは行けそう。でも思わぬ出費・・でも弁が閉じたままだとアウトでした。
集合場所のアポイ山荘に着いたあと受付までの間に昼食を食べます。
レストランえぞ鹿で昼食は初めてで蕎麦、うどん、ラーメンなどある中、誰か
のblogで美味かったと書いていた「あんかけ焼きそば・・@850」を注文。
マズマズ評価通りの味と盛りでした。

今回の参加人数は札幌、帯広。江差などから17名(リピータ4名)で昨年より少し少
なめでしたが意気揚揚で初日の足慣らしコース、浦河町アエルフットパスへバスで
移動しました。

アエルはご存じの方も多い昔の国営馬場の跡地に有る広大な宿泊を兼ねたリゾート
です。このリゾートの裏手がフットパスになっていて30~180分のハイキングと
ホーストレッキングコースになっています。
最近整備したそうでHPにもアップされていませんし標識もピカピカでした。

ガイドさん、スタッフ合わせ20名で2時間余り春の香りのするフキノトウやサン
ショウ、雷の樹、苔など観賞して下山したところ、待っていたのがこのツアー名物の
ひとつ「お疲れ様、地元産!美味い(甘い物)でおもてなし(笑)」というサプライズの
第一弾ということで「様似おやきと緑茶」がサッと出ました・・。
スタッフも手慣れて来ましたね。
この山は昔の御料林で大木も残っていますが、エゾシカ、エゾタヌキ、エゾヒグマも
居て野趣に富んでいますがメインの道はホーストレッキングの馬糞だらけでしたから
脇道を利用した散策が良さそうです。

グルメツアーも併せ持つこのアポイ企画・・。夕食の毛蟹・刺身が楽しみです・・
その夕食がコレッでした(*^^)v




アポイ山荘HPより
イメージ 1

イメージ 2


イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12



小沼、大沼を展望するにはココが一番です。
最近は鉄道ファンがセバットを通過する列車をカメラにおさめるため
この日暮山304mの頂上からレンズを向ける姿が増えて来ました。

そんな日暮山は積雪期はスノーハイキングでスノーシューを着けて
歩くハイカーが増えて来ました。ルートは宗教施設の入口から東尾根
へ上がり展望所を経て頂上から北尾根に降りるルートで登山口から1時間
ほどで頂上で1.5時間で周回できます。

車で上がれる日暮線を歩いても良いのですが伐採を逃れた太いミズナラ、
シナノキやエゾマツがこのルートにあるので冬ならではの自然観察を
満喫しながら歩きます。

昨日は日暮山+ワカサギで訪れてきました。雪と氷の祭典の後だったため
トレースが残っているかなと期待?し行きましたがノートレースで少し
湿り気味のフンワリバーンでしたが、後半はお日様も出てスカッとした
空模様でしかも積雪が多くシューイングを楽しめました。


なお北尾根にはこれまで無かった標識テープが木々にまかれており冬季
ハイカーが増えたようです・・。全体的に倒木が多くなり面白いコース
なので運が良ければフクロウやエゾモモンガにも逢えるので足慣らしに
良いゲレンデです。

ただ、駐車場所の除雪が行き届いて無く何とかしてもらいたいですね。
観光客ツアーが少ないのかなあ・・・?



イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11





イメージ 1


時間延長するほど白熱した振興策が討議されました。恵山開催、山の日制定記念登山会、親子登山会や全登山道パンフレット作成など決定しました!

市内ではもうフクジュソウが咲いたそうです。今日は気温もうなぎ上り道路の雪も溶けてザクザクでした。会社の駐車場もザクザクで車もスタックしそうです。朝から水を含んだ重い氷とザラメの塊を砕いて運ぶこと二回。これでレスキューしなくて済むかな?

歩道の融雪もこれで進みやっと春の兆し・・が、明日から函館地方は通過中の低気圧が発達して冬に逆戻り。行きつ戻りつ花の季節がやってきますね\(^O^)/

イメージ 1

イメージ 2

明日はバレンタインデー。我家は頂いたチョコでパーティーです・・(^◇^;)…>_<…
イメージ 1

函館市予算について朝刊で「人材育成と連携」をコメントしました。
イメージ 1

このページのトップヘ