Katacoda は「2022年6月末」にサービス停止になってしまった.今まで本当によく使っていたから残念だった😢
特に「ウェブ上ですぐに試せる手軽さ」や「学習コンテンツの豊富さ」や「独自コンテンツを作って公開できる仕組み」など,魅力的なポイントが多くあったと思う.
今回紹介する Killercoda は Kim Wuestkamp によって公開されたサービスで,作者自身が「Katacoda Alternative(Katacoda の代替)」と言っている.Katacoda サービス停止の発表前から Katacoda の課題を解決するべく開発されていた.詳しくは以下の記事にまとまっている.なお CKS (Certified Kubernetes Security Specialist) など Kubernetes 関連の資格を最近受験した人は Killercoda にお世話になったのではないでしょうか!
Killercoda
Killercoda も Katacoda を同じく環境構築をせずにブラウザを使ってサクッと学べるプラットフォームで,既に Linux / Git / Vim / Kubernetes / Cassandra などを試せる.現時点ではまだ学習コンテンツは多くないけど,今後もっとサービスが普及して増えると嬉しいなと思う.
Katacoda インポート機能
Killercoda の便利な機能の一つに「Katacoda インポート機能」がある.今まで Katacoda で使っていた Markdown をすぐに Killercoda にインポートできる.2022年2月に以下の記事で作った Katacoda サンプルの GitHub リポジトリをそのまま使って試してみる.
と言っても作業は少なく,Killercoda の Creator 画面に3種類の設定をするだけ!簡単!
- Step 1: Github Repo
- 今回は
kakakakakku/katacoda-kakakakakku
とmaster
を設定した
- 今回は
- Step 2: Repository Access
- 表示される Deploy key を GitHub リポジトリに設定する(write access は付与しなくて OK!)
- Step 3: Webhook
- 表示される Payload Url を GitHub リポジトリに設定する(画面上部に表示される
Call Webhook Manually
も使える)
- 表示される Payload Url を GitHub リポジトリに設定する(画面上部に表示される
すると,専用の URL にすぐアクセスできるようになった!スゴイ!簡単!実際にシナリオを試すと {{execute}}
構文(クリックするとコマンドを実行できる)や {{copy}}
構文(クリックするとクリップボードにコピーできる)なども正常に動いた!
「Katacoda インポート機能」の詳細は以下にまとまっている.クイズ構文など,まだ全ての構文がサポートされているわけではないけど,今まで Katacoda でコンテンツを提供していた人が簡単に Killercoda に移行できるのは素晴らしいことだと思う.
以上!今回は Killercoda と「Katacoda インポート機能」の紹介でしたー!