たまには娘と二人で旅行したいね、という話になったのが夏頃のことでした。
娘がLCCで行くと台湾って安く行けるよ、ホテルはヒルトンをポイントでとればいいし!と言い出しました。私の父方の祖父は警察官で、日本統治下の台湾に勤務していました。そんなこともあって一度は行ってみたい気持ちもあり、そうか、じゃあ行こうか~と3泊4日で行ってきました。
LCCは、荷物を預けていくら、機内でなにか食べたり飲んだりしていくら、座席を事前に指定していくら。早めに予約すれば安くなるし、日程や時間帯によって値段は高くなったり安くなったりもします。逆に言うと荷物を預けず、機内で何も飲食せず、時期を狙えばとても安く行けるわけです。ちなみに
バニラエアだと片道1万円くらいからです。
私たちは、
EASY CARD(台湾のスイカ・パスモ)を買い、MRT(地下鉄)やバスを使って安く観光しました。台湾は電車賃やバス代が日本に比べて安いのにEASY CARDでさらに2割引になるのです。
外貨両替は台湾についてからのほうがレートがお得でした。
私たちが行ったところは。
中正紀念堂。蒋介石さんを哀悼して作られたお堂で、周囲は広い公園になっていて市民の憩いの場といった感じです。この写真は入り口の門です。
とにかくスケールが大きい!
ちなみに拝観料は無料でした。
中正紀念堂から徒歩10分くらいで
永康街に着きます。
ここは有名な小籠包の店や、ショップが並ぶ楽しいストリートです。台湾名物のかき氷を2人で分けて食べました。1人じゃとても食べきれない。写真はグルメの巻に載せます。
士林駅からバスで10分位です。
なんと世界四大博物館のひとつなんだそうです。広いから時間をかけてじっくり見たほうがいいと思います。
入場料350元。クレジットカードOKでした。水を持って入れません!ペットボトルを持っている人は入り口横にあるロッカールームで預かってくれます。
地下にミュージアムショップがあるのでお買い物が楽しかったです。さらに、ショップのとなりにある郵便局で外貨両替してくれました。銀行があいていない土日などはここにくれば両替できます。うちはとても助かりました。
忠烈祠。戦士した兵隊さんたちを追悼するために建てられたそうです。
圓山駅からバスで10分くらいでした。
ここは衛兵の交代が有名で、たまたま交代が始まるタイミングで着いたのですぐに見ることができました。
衛兵さんは背が高くないとなれないんだって。へえ~。
うるさくすると怒られるって。そりゃそうですよね。
MRT北門駅から歩いて10分くらいでした。
その昔貿易で栄えた頃からの漢方、乾物、布問屋などが集まる商業エリアです。とてもディープでレトロな街並みが続きます。
観光客でいっぱい!トイレは見つけられなかったので、カフェに入りました。
そのまま民生西路を双連駅方向へ歩きました。
夜市は地元の人でにぎわっていて、食べ物の屋台がずらりと並び屋台付近のテーブルとイスでわいわいと食べていました。
私たちはお肉の串焼きと牛肉の炒め物を買いました。
そういえば、台湾の人ってあまりお酒を飲まないらしくて夜市でもレストランでも飲んでる人を見ませんでした。
行列ができてる屋台があって、それは芋団子だったよう。
双連駅近くでお目当ての生カステラを買いました。お店が夜遅くまであいているので助かります。
ちゃんと調べていかなかったので、おまいりの方法がよくわからず、手前で手を合わせたのみです。
このあたりはいかにも台湾らしい街で、ちょっと怖い感じもしました。
さらに、この日はツアーに参加しました。参加したのは私たちを含め全員日本人女性のみ4人だったのでバスではなくバンでした。
まずはオールドタウン深坑老街へ。
臭豆腐をはじめとした豆腐料理が有名らしいのですが、わたしたちは臭豆腐の匂いがダメでした。納豆だってじゅうぶん臭いのに。早くこの街を出たかった…。
電車が来る合間に、線路上から願い事を書いた天燈を上げます。
天燈の色には意味があって、赤が健康運、黄色が金運、白色が明光運などなど。
4色選んで、筆で願い事を書いて飛ばしました。200元でした。お店のお兄さんが写真を撮ってくれました。
飛ばした天燈はどうするの?と思っていたら、落ちてきたものを拾って回収すると10元だかもらえる仕組みになっているそうです。なるほど。
ツアーの最後は
九分へ。ここの写真をネットで見て、きれいだなあと思っていました。
狭い階段の坂道沿いにたくさんのお店やお茶屋さんが並んで、〇ISや〇TBのツアーバスもたくさん来ていたので人がとにかくいっぱい!上まで上がるのはけっこう大変なので、健脚の人向きです。
ジブリの映画のモデルになった街ともいわれていますが、ジブリさんはそれを否定してるらしいですね。
金鉱で栄えた街だったのだそうで、深い山の中に忽然と栄えた街の明かりがともって幻想的な感じすらします。
せっかくだからと、有名な阿妹茶楼でお茶とお菓子のセット1人前300元を頼みました、。お店のお兄さんが説明しながら丁寧にお茶をいれてくれました。良い思い出になりました。
☆空港からのアクセス
台北桃園空港から台北へのアクセスは台湾高速鉄道、MRT、シャトルバスなどがあります。
MRTの空港線は快速と普通とがあるので、快速に乗ったほうが早いです。台北駅での乗り換えは遠くて大変なので北門駅で乗り換えたほうがいいと思います。スーツケース持って10分以上、しかも登ったり下りたりもあるので大変です。
私たちが泊まったヒルトンは高速鉄道・MRT板橋駅にあって、高速鉄道を使えば早かったようなのですが行きはMRTしかも普通列車で台北まわりのルートを選んでしまったため時間がかかり、帰りは空港までのシャトルバスだと勘違いして板橋駅から台湾鉄道の桃園駅についてしまいどうしよう?と青ざめました。観光案内所のお姉さんが「この駅から空港までのバスがあるからそれに乗るといいよ」と教えてくれて何とかなりました。が、忙しかった…。
乗り換えなく安心してホテルまで行きたいなら
シャトルバスが一番いいかもしれませんね。
台湾でバスが乗りこなせたら最強かなあと思います!