私の母は、脳梗塞のあと認知症もあり療養型病院に入院しています。
病院の退院期限が迫ってきたこともあり、カウンセラーさんのアドバイスを受け特別養護老人ホームへの入居申し込みをし、幸い申し込んだ施設のうちのひとつから「入れそう」と連絡がきました。母の緊急度が高かったので優先してもらえたようでした。本当にありがたいです。
私は同居している舅、姑、そして母と3人の介護等に関わりましたが、介護に関してその都度初めて知ったことばかりでした。無知でした。
もっと知識があれば、舅にも姑にももっとケアしてあげらていたでしょうし、母を重症化させないで済んだかもしれない。
私の実家は父と母の二人暮らし。高齢の父は、認知症の母を理解することができなかった(というか理解したくなかったのかも)。
箸を握れない固いものは噛めない飲み込めないのに普通の食事を与え、食べられないのでやせ細る体力が落ちる、こぼせば罵倒するなど。
今更ですが、もっと早くに気付いて私が実家に行って母をみてあげていたらと思うと後悔しきりです。今は入院させプロにお任せしたので体力も回復したし、にこにこ笑うようにもなりましたが。
その笑顔は底抜けに明るくて、無邪気なのです。母が笑うとうれしいけど、逆に私は切なくて涙が出てしまう。
母は幸せなんだろうか?って。