介護施設で働いているびょうです。
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寒かったと思ったら暑かったりで
身体がついていなんぞな。
年々いろいろ厳しくなっています。
で。
先日、午前中にケアマネの面談があり、終わった後に
とても天気が良かったので、
母を連れて出かけようと思いました。
気持ちはあるんですけどね、
母を連れて出るにはリュックに酸素濃縮装置を背負い、
リハパンを入れ、車椅子に母を乗せ、
車に車椅子を抱えあげ、それはそれは大変。
それでも食事に行こうと思ったのには訳があります。
以前、母と話していて、
宝くじ当たったらどうする的な話をしていました。
大きな金額が当たれば、当然、マンション買おう、
という話になります。
できたら家族それぞれ1件。
理想です。
で、それ以外にと聞くと、
「外食行きたい!」
というのですよ。
母よ、外食は宝くじ当たらなくても行けるぞ…
そうか、外食好きなのに我慢してたんだなあと思い、
それからは気がけて外食をしています。
で、ランチに行くのにちょうど私は無印で買い物を
企てていたので(買いすぎだろ)
大きなモールに行くことに。
母には車中、何が食べたいか考えてもらいます。
高齢者の介護者として、これは大切です。
実際に何を食べるにしても、
何を食べたいか自問自答するのって脳にとても大切と
思うのです。
家事をしていた頃と違い、黙っていても何かが出てくる生活で
自分が食べたいものを自覚しなくなってしまいますからね。
お寿司!とかいろいろ言っているうちにモールに着きました。
食べられるのは一食だけど、それまでに車椅子を押して
いろんなショーウィンドウを見ます。
ここでイマジネーションが広がりますな。
そして、結局、
天ぷらにしました。
すごく沢山並んで座っていたので大丈夫かなと思いつつ
名前を記入したら、意外と人は待っておらず、
後ろの店からお年寄りが呼ばれていまして、
そちらを見るとランチ780円のプチプラでした。
みんな年金で質素な外食を楽しんでおられます。
こちらは滅多に出ないので、気持ちよく天ぷらに。
名前を書くところに
「ベビーカー 車椅子 あり」
という項目があったので車椅子ありで記入。
ほどなく呼ばれて入ると、
お店の方がカウンターの椅子を外して
車椅子でそのままカウンターにライドオン!
えーやーん。
別に歩けない訳じゃないから椅子に乗り換えても
良いんだけど、これは楽だし
何よりも笑顔で準備してくれるお店の方の雰囲気が
とても良かったです。
天ぷら 那かむらさんって庄屋系列だったんですねえ。
こちらで天ぷらと言えば、天ぷらの平尾が人気なんですが
ものすごい並ぶのがデフォルトで、
店内にずらーっと並んで呼ばれたらカウンターで食べる、
それがコロナになってからはちょっと無理で。
車椅子も無理。
久しぶりの天ぷらに母、エキサイト。
ひとつひとつ揚げたてをもらうのが嬉しい。
入る前にふたりであーだこーだ悩んでいましたが、
月替りに牡蠣があったので、即決、月替りメニューに。
美味しかったです。
入って結構すぐにご飯がでてきちゃったので、
ご飯半分を頼めなくて、残したらいいかと思ったけど
母、エキサイトしすぎて御完食よ。
ダイエットは明日から。
サラダがないお店はベジファーストができないのが難点ですが
一食やらずに食べても何も変わらない。
そしてその食欲、母はまだまだ長生きするんだろうなと
嬉しいようななんとも言えない気持ちで眺めておりました。
近くのお店ではパンケーキが1700円とかで提供されていて
まあそれよりはちゃんとしたご飯でいいかと思ったり。
そして無印良品で買い物。
広くなって車椅子で回るにもいい感じ。
ものすごい量のバームに怯む母。
ふたつだけ購入。
そして私が欲しかったのは、車に乗る時に
いろいろ持ち込み品があるのをかごにまとめたくて、
かごバッグなんですが、
それを知らない母が何故か、
それを見て「凄い!かわいい!」を連呼していて、
なんか趣味が一緒なんだなあと苦笑いです。
これを買うのに店頭に行ったのは手作りの為に個体差があるから
実際に手にとって買うほうがいいと知ったからなんだけど
そんな情報を知らない母が、
こっちがいい、これが綺麗だから、
というんですよね。
こういう嗅覚?昔の人は凄いな、さすが主婦の先輩よ。
で、母が「これがいい」
というのを盲目的に信じて買うのは、さすが母子やなと笑
買った品物をかごに入れて、
不揃いバームとカカオトリュフと一緒にセルフレジして
買ったかごを車椅子の母に持ってもらい、
「なんか万引きみたいやね」
と言いながらお店を後に。
そのままプラザで香水のテスターをしてみたりして
クリスマスを前にした楽しい時間を過ごしました。
母の願いは外食。
でも、もちろん一人で食べる訳じゃなくて
家族と楽しく食べたい訳なんだけど、
姉は術後もしばらくは普通の食事はできないし、
家族全員で外食というのは、今現在ではできないこと。
何でもできるうちに楽しまないといけないなあと思ったのでした。
おせちは頼んでしまったけど、元旦、姉と一緒に食べにくいし
おそらく姉も遠慮して元旦は来ないような気もする。
それでも、誰にとっても最後の正月になりうる訳で、
おせち、食べますとも。
どうせ仕事は休みじゃありませんから、
多ければ弁当に持っていきますよ。
まあ、在宅介護だと文句ばっか言っちゃうし
それはどの家でも同じです。
文句言ったり怒鳴ったり泣いたり喚いたり、
それも介護の一コマ。
私は自分でも他人でも、批判はしないですよ。
大変やもん。
怒鳴りたくなるし、泣きたくもなる。
酷い言葉を投げることもある。
でも、気持ちが向いた時には
できるだけのことをしてあげたら、いいんじゃない?
いい顔を向けられなくても気持ちがあれば
何か買ってあげるとかでもこちらの気が晴れたなら。
親もきっとわかっているから。
一番大切なのは自分を責めないこと、
相手の幸せのために自分の幸せを諦めること。
介護はマラソンです。
いきなり終わることもある、先の見えないマラソン。
頑張らず、自分も楽しんで行きましょう。
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先日、午前中にケアマネの面談があり、終わった後に
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母を連れて出かけようと思いました。
気持ちはあるんですけどね、
母を連れて出るにはリュックに酸素濃縮装置を背負い、
リハパンを入れ、車椅子に母を乗せ、
車に車椅子を抱えあげ、それはそれは大変。
それでも食事に行こうと思ったのには訳があります。
以前、母と話していて、
宝くじ当たったらどうする的な話をしていました。
大きな金額が当たれば、当然、マンション買おう、
という話になります。
できたら家族それぞれ1件。
理想です。
で、それ以外にと聞くと、
「外食行きたい!」
というのですよ。
母よ、外食は宝くじ当たらなくても行けるぞ…
そうか、外食好きなのに我慢してたんだなあと思い、
それからは気がけて外食をしています。
で、ランチに行くのにちょうど私は無印で買い物を
企てていたので(買いすぎだろ)
大きなモールに行くことに。
母には車中、何が食べたいか考えてもらいます。
高齢者の介護者として、これは大切です。
実際に何を食べるにしても、
何を食べたいか自問自答するのって脳にとても大切と
思うのです。
家事をしていた頃と違い、黙っていても何かが出てくる生活で
自分が食べたいものを自覚しなくなってしまいますからね。
お寿司!とかいろいろ言っているうちにモールに着きました。
食べられるのは一食だけど、それまでに車椅子を押して
いろんなショーウィンドウを見ます。
ここでイマジネーションが広がりますな。
そして、結局、
天ぷらにしました。
すごく沢山並んで座っていたので大丈夫かなと思いつつ
名前を記入したら、意外と人は待っておらず、
後ろの店からお年寄りが呼ばれていまして、
そちらを見るとランチ780円のプチプラでした。
みんな年金で質素な外食を楽しんでおられます。
こちらは滅多に出ないので、気持ちよく天ぷらに。
名前を書くところに
「ベビーカー 車椅子 あり」
という項目があったので車椅子ありで記入。
ほどなく呼ばれて入ると、
お店の方がカウンターの椅子を外して
車椅子でそのままカウンターにライドオン!
えーやーん。
別に歩けない訳じゃないから椅子に乗り換えても
良いんだけど、これは楽だし
何よりも笑顔で準備してくれるお店の方の雰囲気が
とても良かったです。
天ぷら 那かむらさんって庄屋系列だったんですねえ。
こちらで天ぷらと言えば、天ぷらの平尾が人気なんですが
ものすごい並ぶのがデフォルトで、
店内にずらーっと並んで呼ばれたらカウンターで食べる、
それがコロナになってからはちょっと無理で。
車椅子も無理。
久しぶりの天ぷらに母、エキサイト。
ひとつひとつ揚げたてをもらうのが嬉しい。
入る前にふたりであーだこーだ悩んでいましたが、
月替りに牡蠣があったので、即決、月替りメニューに。
美味しかったです。
入って結構すぐにご飯がでてきちゃったので、
ご飯半分を頼めなくて、残したらいいかと思ったけど
母、エキサイトしすぎて御完食よ。
ダイエットは明日から。
サラダがないお店はベジファーストができないのが難点ですが
一食やらずに食べても何も変わらない。
そしてその食欲、母はまだまだ長生きするんだろうなと
嬉しいようななんとも言えない気持ちで眺めておりました。
近くのお店ではパンケーキが1700円とかで提供されていて
まあそれよりはちゃんとしたご飯でいいかと思ったり。
そして無印良品で買い物。
広くなって車椅子で回るにもいい感じ。
ものすごい量のバームに怯む母。
ふたつだけ購入。
そして私が欲しかったのは、車に乗る時に
いろいろ持ち込み品があるのをかごにまとめたくて、
かごバッグなんですが、
それを知らない母が何故か、
それを見て「凄い!かわいい!」を連呼していて、
なんか趣味が一緒なんだなあと苦笑いです。
これを買うのに店頭に行ったのは手作りの為に個体差があるから
実際に手にとって買うほうがいいと知ったからなんだけど
そんな情報を知らない母が、
こっちがいい、これが綺麗だから、
というんですよね。
こういう嗅覚?昔の人は凄いな、さすが主婦の先輩よ。
で、母が「これがいい」
というのを盲目的に信じて買うのは、さすが母子やなと笑
買った品物をかごに入れて、
不揃いバームとカカオトリュフと一緒にセルフレジして
買ったかごを車椅子の母に持ってもらい、
「なんか万引きみたいやね」
と言いながらお店を後に。
そのままプラザで香水のテスターをしてみたりして
クリスマスを前にした楽しい時間を過ごしました。
母の願いは外食。
でも、もちろん一人で食べる訳じゃなくて
家族と楽しく食べたい訳なんだけど、
姉は術後もしばらくは普通の食事はできないし、
家族全員で外食というのは、今現在ではできないこと。
何でもできるうちに楽しまないといけないなあと思ったのでした。
おせちは頼んでしまったけど、元旦、姉と一緒に食べにくいし
おそらく姉も遠慮して元旦は来ないような気もする。
おせち、食べますとも。
どうせ仕事は休みじゃありませんから、
多ければ弁当に持っていきますよ。
まあ、在宅介護だと文句ばっか言っちゃうし
それはどの家でも同じです。
文句言ったり怒鳴ったり泣いたり喚いたり、
それも介護の一コマ。
私は自分でも他人でも、批判はしないですよ。
大変やもん。
怒鳴りたくなるし、泣きたくもなる。
酷い言葉を投げることもある。
でも、気持ちが向いた時には
できるだけのことをしてあげたら、いいんじゃない?
いい顔を向けられなくても気持ちがあれば
何か買ってあげるとかでもこちらの気が晴れたなら。
親もきっとわかっているから。
一番大切なのは自分を責めないこと、
相手の幸せのために自分の幸せを諦めること。
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