介護施設で働いているびょうです。

今日は休みだったので、母を連れて

果物の名産地まで巨峰を買いに行きました。

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果糖はよろしくないのですが、

巨峰はいいんです。

かつて、川島なお美さんは

「私の血はワインでできている」

とおっしゃったらしいですが、

私は巨峰を食べるために生まれてきたと言っても過言ではない

巨峰好きです。

巨峰・アボカド・サーモン。

私の中の3大巨塔です。


そして、夏も終わりになるので、

知り合いのSNSで見かけた美味しいかき氷やさんにも行きました。




折しも、木々の間では

ツクツクボウシが鳴いています。

ちょっと切ない季節。


そんな中、車中で母と話していて思い出したのですが。


高齢者、とかお爺ちゃんお婆ちゃんと聞くと

どんなイメージが浮かぶでしょうか。

私が好きだった高齢者のイメージというのは

昔、暑い夏の日でも

白いシャツというか肌着やランニングが

汗でぐっしょりになっても

ひたすら道端の草取りをしていた人達。

ヨネさんやトメさんという感じの名前。

小さくて、

なんでもありがたいとありがたがる人達。


でもね。

もうそんな人達はほとんどいません。

名前も普通に恵美子さんとか昌子さんですし

体格もそこそこ良いし。

それどころか、最近では新しく入居される方が

70代とかで、

なんか、

わっかいなあと思ってしまうんですよ(職業病)

でね、

最近ショックだったこと。

新しい職場に移ってから

頻繁に聞くようになった

「食事がまずい」という言葉。

以前は本当に美味しくなくて

現在は相当苦労して改善しているそうで、

たまに余った食事をいただくけれど

とっても美味しいのです。

でも、

新しく入られた方なんかは

「食事がまずいから残した」

とか言うんですよ。

利用者さんですから厳しいことは言えませんが、

「あのね、

 家で暮らしていたら、

 このくそ暑い中、自分で歩いて買いに行った材料で

 自分で食事を作らないといけないんですよ。

 起きたら出てくる、

 それだけだってありがたいし、

 私は誰も作ってくれないから

 人が作ってくれたってだけで嬉しいし美味しく感じますけどね」

って、

なんだ、私のセリフの方が

年寄りくさいな…


私が好きな昭和初期の歌は

知らないとか古いとか言われるし、

なんだろう、

私の好きなはずの高齢者というのは

もう絶滅危惧種なんだなあ。


それに、60代の方も麻痺が在る方などが

入居されてるけど、

正直、

高齢者というよりは、

自分の少し年の離れた兄弟ですよ。

ま、

それだけ自分が年をとっている訳なんですけど。

これからはビートルズ世代が入ってきて、

体格もいいし、趣味嗜好も多種多様になってきます。

なんだか地味に恐ろしい。




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