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保育園で仕事をして12~13年。
あくまで個人的な好みですが紹介していきます。
必ずしも全ての行事大好き!というわけではないのが、保育士の本音でしょう。
ですので、
それぞれの好きな点だけではなく、嫌な点も記していきます。
10位:生活発表会
時期:園によって違う(秋口が多い)
好きな点:子どもの成長を感じられる。親御さんから感謝の言葉をいただける。
時間をかけて作り上げる活動はやはり成長を感じます。
練習初日ひっちゃかめっちゃかだったのが、
本番できちんとできていると鳥肌が立っちゃいます。
また、親御さんから感謝の言葉、喜びの気持ちを受けると、
やって良かったな、と思います。
嫌な点:練習が大変。準備が大変。
やはり準備、練習が大変です。
また何をやるのか考えるのも大変です。
いろんなイメージをしながら悩んで悩んで・・・になります。
9位:節分
時期:2月初旬
好きな点:ワイワイ賑やか。子どもたちのたくましい様子が見られる。
鬼が登場する園も多いでしょう。とにかく賑やか。盛り上がります。
去年は泣いていた子が、今年はたくましく立ち向かっている。
そんな成長を見ることができるのも嬉しいですね
嫌な点:大泣きする子はちょっとかわいそうになる。
さすがに鬼の登場で大泣きする子はちょっとかわいそうかな、と思っちゃいますね。
ちなみに私は節分はここ数年、鬼が登場するときだけ記憶がありません・・・。
8位:お誕生日会
時期:毎月
好きな点:主役の子の照れくさそうな顔がかわいい。出し物に子どもたち集中。
ほぼ毎月やる行事ですね。
基本的に主役の子は嬉しそうなんですが、さすがにみんなの前に出てきて主役になるのは照れくさいようです。
そんな照れくさそうな姿もまたかわいいですね。
先生たちによる出し物(ミニイベント)があったりもします。
子どもたちは特別感にワクワクした様子です。
嫌な点:準備が少し大変。
これも出し物やプレゼントなど少し準備が必要になります。
毎月ある行事なので、終わったらすぐに来月のことを考える、というのも少し忙しいですね。
7位:運動会
時期:5~6月、9~10月
好きな点:たくさんの成長が見られる。子どもたちが楽しそう。
何かに向かって全力を出す。
人から見てもらえて応援してもらえる。
子どもにとって恥ずかしくもあり、嬉しくもある経験は成長につながりますね。
保育者も練習過程や本番での子どものあっと驚く成長に、涙を流しそうなくらい嬉しくなります。
また、子どもは基本的に身体を動かすのが大好きです。
運動会は遊びの延長のような感覚となり、大きなストレス発散にもなるでしょう。
嫌な点:準備がとても大変
とにかく準備や気苦労が絶えないのが運動会。
年中行事の中でも1,2を争うくらい準備が大変な行事ではないでしょうか?
特に、お遊戯種目はたくさんの練習が必要になります。
ただ楽しいだけではまとまらず、厳しすぎると楽しくない。
また月齢によっての理解力の差がまだまだ大きいのが保育園児です。
いろんなレベル調整にも試行錯誤です。
6位:おいもほり
時期:10~11月
好きな点:一生懸命掘る姿がかわいい。成果を持ち帰りドヤ顔。後日焼きいも大会に発展。
大きな軍手をはめておいもを掘る。
なかなか普段しない活動、動きになるので子どもたちも一生懸命です。
汚れながら掘る姿がまたかわいいです。
大きなものや、変なかたちのものを、「見て見て」と言う姿もいいですね。
保育園や家に戻る際に成果を自慢し、たくさんお話してくれるのも好きです。
園によっては後日焼きいも大会に発展することも!
より一層テンションが上がりますね。
嫌な点:うまくできずに飽きてしまう子もいる。
なかなかうまく掘れない、畑作業が好きではない、そんな子ももちろんいます。
長時間だとさすがに飽きてしまう子も見受けられます。
5位:七夕
時期:7月上旬(地域によっては8月上旬)
好きな点:七夕飾りに子どもの目が輝く。お願い事がかわいくていい。
七夕飾りのきらびやかな様子、圧倒される大きさ、子どもたちは毎年目をキラキラ輝かせます。
また、子どもたちの願い事もかわいいです。
「アンパンマンになりたい」「くるまがみたい」「ユーチューバーになりたい」
純粋っていいですよね。
嫌な点:意味の説明が難しい
せっかくなので行事や日本の伝統は少し意味を理解してもらいたいな、というのが大人の理想。
しかし七夕の説明は少々難しいですね。
織姫と彦星が年に1回だけ会って・・・なぜ1回しか会えないかというと・・・
子どもはポカーンとしちゃいます。
4位:遠足
時期:4月(お花見遠足)、10月(秋の遠足)、3月(お別れ遠足)
好きな点:子どもたちのいきいきとした姿。お外でご飯を食べるワクワク感。
とにかくワクワク感が見ていてわかりますね。
また、お外でご飯を食べる、というのが子どもたちにとって特別な思い出になるようです。
嫌な点:下見、準備が大変。普段なじみのない場所なので気を張る。
普段慣れない場所、慣れない活動になるので、やはり下調べ下準備は大切になります。
これも本番数か月前からしっかり計画をたてる必要があり、少し煩わしさがあるのは事実です。
3位:プール(水遊び)開き
時期:梅雨明け
好きな点:水の気持ちよさに子どもたち大興奮
暑い時期の冷たいものは生理的に快感を覚えますね。
普段、
「お水では遊ばないの!」、と注意を受ける子どもたちなので楽しさは倍増でしょう。
毎年開始するととにかく子どもたちの笑顔がはじけます。
嫌な点:着替えの介助がいつもよりも大変。ほぼ毎日だと夏の後半は飽きてしまう。
普段のお着換えよりも水をふき取ったり少々服が着づらくなったりと、お着換えが大変になります。
また、暑い日の戸外遊びの減少により水遊びは増えますが、
さすがに夏の後半になると少しずつ飽きてきちゃったかな・・・と思われる子もいます。
2位:ハロウィン
時期:10月下旬
好きな点:圧倒的なかわいさ。
仮想姿がとにかくかわいいです。テンションが上がる子も多いです。
その圧倒的な子どものかわいい姿がハロウィンの最大の魅力です。
嫌な点:衣装を嫌がる子がいる。お菓子の取り扱いについて悩む。
中には衣装を嫌がる子もいます。
月齢が低いうちは泣いてしまう子もいます。
また、お菓子の取り扱いは園によって様々でしょう。
お菓子の種類は?、持ち帰る?、アレルギー児はどうする?
ハロウィンといえばお菓子はつきものですが、
保育園で取り扱う場合どうするか?
年々考え方や対応も変わり、悩みます。
1位:クリスマス会
時期:12月中旬~
好きな点:プレゼントやサンタの登場に驚きと喜びの表情
12月に入ったあたりからクリスマスを理解できる子はワクワクしています。
サンタの登場は正直喜びよりも驚きの表情の子が多いです。
プレゼントにはみんなニコニコ。
会が終わると、「今日サンタさん来たんだよ」、と親御さんにお話ししている姿もまたかわいいです。
ちなみに私はここ数年、サンタが登場する部分だけ記憶にありません。
嫌な点:サンタを怖がる子もいる
1~2歳くらいだとサンタクロースの存在がなんとなく分かっていても、
実際にお目にかかると怖くなってしまう子もいるようです。
楽しいクリスマス会ですが、サンタクロースの登場で泣いている写真が残っていたりしますね。
他にも、入園式、卒園式、お餅つき、などたくさんあります。
好きな行事ベスト10 としましたが、
保育士として正直嫌だな、大変だな、と思う行事も多々あります。
しかし、どれもこれも子どもの成長や笑顔が見られる大事な行事です。
一緒に楽しみ、一緒に成長できたら、と思いながらどれも取り組めるといいですね。