4日は至上の印象派展 ビュールレ・コレクションに、まーさんと行って来ました。まーさん久しぶり!
ドイツ人で、スイス国籍のエミール・ゲオルク・ビュールレという、実業家個人所有のコレクションが、ヨーロッパ以外でまとまって展示された例がなく、今回2020年チューリヒ美術館拡張オープン前のこの時期、日本公開も実現し、これで最後ではないかと言われる展示会でした。
その内容と言えば、この名作と言われる有名作品が数点あり、世間が認める数年前からモネの睡蓮を購入していたり、その惚れ込んだ印象派に対する情熱と、相当な目利きと財力が伺えました。
ドイツなどに武器を売って得た富で収集した名画でしたが、戦後はコレクションに政治的な裁判がかけられたり、窃盗団に盗まれるという事件にも逢いながらも、無事回収し現在に至るそうです。
告知ポスターにもなっている可愛いイレーヌ嬢の一枚は、ルノワール特有の透けるような美しい白い肌と柔らかさが美しくて、人物とバックの描きわけでより引き立たせる技術が光っていました。
日本初公開になる、クロード・モネの「睡蓮の池、緑の反映」は、撮影OKゾーンにありました。日本公開にしては太っ腹です。
印象派大好きっ子だったみたいですが、後期はキュビズム、シュルレアリスムにもちょいちょい手を出しているみたいで、文字通りビュールレさんの大好きが詰まった展示会でした。
グッズに台拭きがありました。珍しくてかわいくて買っちゃいました。
東京のあとは、福岡、名古屋で公開予定です。
【至上の印象派展 ビュールレ・コレクション】
東京 国立新美術館 2018年2月14日 ~ 5月7日
福岡 九州国立博物館 2018年5月19日~ 7月16日
愛知 名古屋市美術館 2018年7月28日 ~ 9月24日
もうひとつ、国立新美術館で公開されていた、こいのぼりなう! 須藤玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤精一によるインスタレーションにも立ち寄り。
濃厚な展示の後の、癒し空間でした! 無印良品の人をダメにするソファーがたくさんあって、みんな思い思いに見たり、寝てました。自分たちもゆっくりしてみました。
【こいのぼりなう!】
2018年4月11日(水)~5月28日(月)
毎週火曜日休館
六本木ミッドタウンのガーデンでもアートなこいのぼり祭りが開催中でした。この日の気温は25度以上。足元から出る噴水では子供達の水遊びでにぎわってました。
鯉の中 pic.twitter.com/MtRe2lKll4
— kaeru geko (@kaerugeko) 2018年5月4日
進んでいくと大きなこいのぼりが鯉くぐりできました!
18.05.11