アメリカのカバン - Kaccinのひとり言

アメリカのカバン

自転車好きの流れでメッセンジャーバッグをかなり使っています。ただ使いながら良くデザインされたバックパックメッセンジャーバッグはかなわないなぁと思っています。そんな中、最近購入したバックパックはスイスアルプスで使う前提でデザインされた物を選びました。常日頃、何でアメリカでメッセンジャーバッグが生まれたのか疑問に思っていましたが、昨日から見始めたドラマで疑問が解けた様に感じたので紹介します。そのドラマはアマプラで一昨日から日本公開されたPaper Girlsです。f:id:kaccinster:20220731094112j:image物語は1988年で新聞配達している4人の少女のタイムスリップ物で全8話で3話まで観ました。原作はコミックでそれを映画化した様です。この少女達が背をっているバッグがまさにメッセンジャーバッグで、あ、これがアメリカのメッセンジャーバッグの源流では無いかと思いました。コミックから頂いた画像です。f:id:kaccinster:20220731094710j:image
f:id:kaccinster:20220731094707j:image4人の少女ほぼ同じカバンを背負っています。アメリカで新聞配達は小学生~中学生の定番アルバイトです。この80年代後半ぐらいまでは、まだ新聞を投げ込んで居ました。その後、夕刊が無くなり朝刊だけになり、今は、新聞の大部数化から子供は消え、大人が車で運んだりネット配信に変わっていった様です。ドラマを見ているとまず新聞社のトラックが配達員の家に当該分部数を配達して、それを各自が一部ずつ筒状に巻いて輪ゴムで止めて自分のバックにパッキングします。今ではビンテージとなっている新聞配達バッグの幾つかを紹介します。f:id:kaccinster:20220731100046j:image
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f:id:kaccinster:20220731100050j:imageこれを襷掛けに背負い自転車に乗って配達するのですが、その姿はまさにtimbuk2  やchromeメッセンジャーバッグを背負って居るのと変わりません。稚拙な推論ですが、これがメッセンジャーバッグ文化の源流と思った次第です。ちなみに新聞配達はPaper deliveryでドラマのタイトルPaper girlsは、訳すと少女新聞配達員でしょうか。