先日、スーパーでのこと。


会計が終わって、

袋詰めをする台のところで、

若い女の子と同じタイミングでカゴを置きました。





さぁ・・・さっさと袋に詰めて・・・





スーパーのビニール袋が開きません・・・。





イライラしつつ・・・

同時にカゴを置いた若い女の子の方に

目をやると・・・





処女的衝撃!


処女的衝撃と書いて、ヴァージンショックと読む・・・知ってる?

まぁこの際、処女的は要らないけどね・・・


きっと彼女はなーんにも思っていないだろう。

でもね、

心の中で、彼女に向かって

必死に訴えている私がいたわ・・・。



そう私にだって、スーパーの袋くらい

簡単に開けられた時代もあったわ・・・。


でも・・・年とともに手の脂が失われ・・・

スーパーの袋が開けられなくなってくるの・・・

わかる?あなたにこの切ない女の古の気持ち。

(*女の古=とうのたった女の子)


あなたにだって、そのうち来るのよ・・・

だから、袋ごときでこんなにてこずっている私を

バカになんかしちゃいけないのよ・・・わかった?



だから!彼女はなーんも思ってないって?!



そーゆー時、

人生の大先輩は・・・


当たり前のように・・・

手元を湿らす・・・。


でも・・・

これは・・・

まだ・・・




台の上に置いてある、濡れ布巾・・・って

手もあるんだけど・・・





そう思いながら、

何にも頼らず、どうにか自分の力で開けようと

頑張っているうちに・・・


若い女の子は袋詰め終了!






颯爽と立ち去る彼女のその後ろ姿からは


「あばよ!おばちゃん!若くてごめんね!」


って、そんな強気なオーラーが漂っていたように

感じたのは錯覚かしら?


だから!彼女はなーんも思ってないって?!


残された私はというと・・・

仕方なく、備え付けのセロハンテープを少し手に取り、

袋に貼り付けてはがす・・・という方法で

何とか無事にスーパーの袋を開けることができたのだった。




やはり地球のため、

そして自分のためにも、

今度からは絶対にエコバッグ持参で!

と心に誓った出来事でした・・・。



そして、

こんなことがありました。


すごい雨の日でした。

一時的にすごく雨脚が強くなったので、

雨宿り的に本屋さんに一時避難。


そこで雑誌を買いました。






店番は、おじいさんです。


雨がひどかったので、

おじいさんはビニールの袋に

私の本を入れてくれようとしてくれました。


とても穏やかそうなおじいさんです。





雨が降っている中、

来てくれたお客さんを気遣う会話も忘れません。


「本当にすごい雨ですよね~」

私も応えます。


しかし・・・

張り付いたビニールがはがせず・・・


30秒経過・・・





会話で何とか繋ごうとしているおじいさんの気持ちが

痛いほど伝わってきたので、

「えぇ・・・本当にひどい雨です」

私も応えます。


さらに30秒が経過・・・






おじいさん・・・

もはや、会話で繋ぐという余裕さえ

なくなってしまった模様・・・


私はさっと手を出しました。





袋は簡単に開けられました。


するとおじいさんは、

本当にすまさなさそうに・・・

そして、

少し恥ずかしそうに言いました。





あっ・・・

いえ・・・





私は心の中でおじいさんに言いました。


おじいさん・・・私もなんです・・・。

スーパーの袋がなかなか開けられないんです。


でもね・・・

今私がサッと袋が開けられたのには理由があるんです・・・。





カウンターの下で

ちょっとね・・・


傘はびしょ濡れでした・・・。

本当にひどい雨でしかたら・・・。



雨の日も悪くはない・・・

と思った出来事でした・・・。


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ありえな・・・くもない話にたくさんのコメントをどうもありがとうございました。皆さんからのコメントを読むと、本当にありえなくない話なんですよね・・・。下の子の入園が怖いわ!「あらーーーうちの母と同じ年です!」なんて、幼稚園ママに言われる可能性も大!!ヒーーーッ!

では、今日も最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。