今までこの季節、

テレビでスギ花粉がこれでもか!と飛散している

こんな映像を見ても・・・



あたし・主婦の頭の中


ちょっと誰よ、エニシダにしか見えないって言ってるのは!

って、描いた自分でさえエニシダにしか見えないけど・・・。


スギの花粉と思ってちょうだい!


私は全然平気だった!  

わざと画面に向かって深呼吸しちゃったくらい。



あたし・主婦の頭の中



しかし・・・

今年の私はどうしたというの?

あの映像見ただけで目が痒くなるのよ。


そして、くしゃみも出る!



あたし・主婦の頭の中



私は絶対花粉症になんかならないわ!

そう、威張り腐って生きていたのに。


まさかこれは花粉症?

いいえ!

花粉症だなんて認めないわよ!


そんな鼻水と目の痒みと戦う日々を過ごしていたけど・・・。


花粉症大ベテランの友人はキッパリと言ったわ。



あたし・主婦の頭の中



先輩・・・やっぱりそうですか?



あたし・主婦の頭の中



ついに45歳最後の春・・・

花粉症デビューしてしまったようです!!


あぁ・・・

これでまた1つ・・・人に自慢できることがなくなった。


先輩のアドバイスに従って、

すぐに病院で目薬と点鼻薬と飲み薬をもらってきて、

今は気持ち楽なった。

(こんなことなら早く花粉症と認めればよかった?)



いくら薬で症状がよくなったからといっても、

外出時は覚悟がいるわ。

普段マスクなんて苦しくって大嫌いだけど、

この辛い症状を考えたらするしかない。


マスクなんて野暮ったいわ~

と思いながら鏡を見たら・・・



あたし・主婦の頭の中



いやだ、自分で言うのもなんだけど、

マスクかなりいいんじゃな~い?


そいうえば・・・


友人のBちゃんが

以前こんなことを言っていたっけ・・・。


マスクをして渋谷を歩いていたら・・・



あたし・主婦の頭の中



行く手を阻む手が!

その先にはティッシュ・・・?


それはただのティッシュではなかった。

そうだ、

そのティッシュに入っていたチラシにはしっかりこう書いてあった!


●完全フリーシフト制 週1~

●服貸出 ノルマ営業一切なし



懐かしい文字・・・。

あぁ・・・一体、この手のティッシュを自分は

どれくらいぶりに手にしただろう・・・。

涙が頬を伝わった。



あたし・主婦の頭の中



ところが、それだけではなかった。


どうしたことか、Bちゃんはこの日、

次から次へとティッシュをもらうことになる。


夕方、家に帰った時には・・・・



あたし・主婦の頭の中



まさか、第二の青春?

すっかり気分をよくしたBちゃんだったけど、

ふっと玄関にある鏡を見た時、その理由がわかったという。



あたし・主婦の頭の中


そういうことだったんだ・・・

Bちゃんはすべてを悟った。

原因はマスク・・・。


マスクがほうれい線をすっぽり隠してくれていたんだ・・・。


Bちゃんは寂しそうにこう言った。


「思わずマスクを外す時、つぶやいちゃったわ・・・」



あたし・主婦の頭の中



そうなのよ!

マスクをした私も、目は充血してはいるけど、

二重がいつもの3倍幅になっていて、

今流行りの埋没法っぽい欲張り二重!



それにマスクをしたことで、

口元が20歳(欲張り過ぎか?)は若返っているじゃないの!!!



いやだ!

花粉症って、辛いことばかりじゃなかったわ!


花粉舞うこの季節、

私は今日も張り切って外出するわ!


口元にはマスク。


あたし・主婦の頭の中



もちろん魔法の呪文は・・・


「テクマクマヤコン テクマクマヤコン

20代の私になぁれ~」



追伸:

花粉症の時期が過ぎてもマスクが手放せなくなりそうよ



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

今年花粉症デビューした人、私の周りにもたくさんいます。皆、始めは認めない!と頑張っているんだけど、あの目の痒さに耐えきれず泣く泣く病院に駆け込むハメに。それにしても、こんなに目が痒いもんなんですね、花粉症って。はじめは「ダメよダメ…」と思いながら、遠慮がちに掻いているんだけど、一度掻きだすと止められなくなる。どれくら止められないかというと、掻いている時、仮に潤君が横から「やめろよ!」と言ったとしても、たぶん止められないと思う。たぶん・・・きっと。