トークライブみたいな本でした。て、トークライブというものをよく知りませんが。
神さまとみつろうとの会話、やりとりは終始コントみたいで、いい具合に力が抜けて、ゆるゆるリラックスした状態であっという間に読めました。
序盤からメモしたくなる、みんなにもシェアしたくなる言葉がどんどん出てきました。
・たった一つの事実なんてどこにもない。あるのは見る人それぞれの「解釈」だけ
・人の数だけ異なる「現実」がある
・現実とはその人が信じた通りに見えているだけの幻である
・正義とは特定の誰かにとって都合のいい解釈のこと
・感情が溢れ出る出来事が起きたならそれはチャンスだと思いなさい
・自己弁護が起こる時はいつでも反対側の意見も自分が支持しているからだ、自己弁護とは自分自身に言い聞かせている状態のこと
・自分でどうにかしようという気持ちが消えれば苦しみも消える
・それならどうしたいの?と望んでいる方向を語り出すように導いてあげる
・世界中みんなが、どうでもいい悩みを今日も抱えて生きている
☆☆☆
最近、こういうことなんだろうなあ、と、この世の仕組みについての定義を自分なりに解釈していることを、そうだよ、それで大丈夫だよ、と、肯定してくれるような言葉に、本を読むたびに出会います。
だから、本を読んだ時に、ああ、やっぱりそうなのか、これでよかったのかと、自分の考えを、ぼんやりしたものからハッキリしたものへと、確信できるようになることが多くなりました。
この本はスピリチュアル満載なのだと思うけど、いまや、そういったことを当たり前に受け入れてる私には、怪しい内容だと言われるような本なのかは分からない。
私がはじめてスピリチュアルの世界に触れたとき、その世界は、あまりにも未知でした。
今まで生きてきて初めて知ることだらけ、教わったことのない、新しい概念、新しい価値観、新しい考え方に、頭がクラクラしながらも、その世界の教えを綴る文章から目が離せなくて、夢中で読み漁ったのを覚えています。興奮しました。
それから早五年、いまやそれらの世界は私の世界を創るものとなり、当たり前にある世界で、斬新な言葉に出会うことは減ったけど、不安を解消し、安心をもらたしてくれます。
私達のこの世界は、生きていくのには辛い人生、だと、すぐに錯覚してしまいがちな私達に、楽に生きるやり方を教えてくれるのが、スピリチュアルの世界の教えで、この本でも、神さまとみつろうが、大きな愛をもってして、伝えてくれている。
イーンダヨ!
大丈夫だから
それでいいんだよ
イーンダヨ!
何度も読み返したくなる本です。