◆ 名前 : レーザービーク
◆グループ: プレダコン
◆ 役割 : 空中攻撃兵
◆ 変形 : プテラノドン
◆シリーズ: BEAST WARS TRANSFORMERS
◆ 発売 : 1997年1月
◆ 価格 : $4.99(日本未発売)
パッケージ
ビーストモード
約8000万年前、白亜紀後期に
北アメリカを中心に生息した翼竜。
化石は北海道でも発見されており、
かなり広範囲に分布していたと考えられている。
翼を広げると約7m~9mの大きさで、
高い所から飛び降り、
グライダーの様に滑空して飛んだ。
日本ではプテラノドンの名で有名だが、
最初のPは無声音扱いなので
海外ではテラノドンの発音が正しい。
後姿
紫のボディにオレンジの縞模様という、
動物としてありえない様な
奇抜なカラーリングが映え、
購買意欲をそそる。
同系列のカラーはアルマダ・チーター
にも採用されている。
首に繋がっている
細長いオレンジ色のパーツは、
外側は恐竜の鱗状の肌、
内側は背骨の形状をしており、
見え難い体内の骨まで再現している
モールドが見事。
レーザービーク、テラライズ!
スプリングによる自動変形ギミックを持つ
フリップチェンジャー。
この一発変形システムはBW期に確立され、
TFアニメイテッドのアクティベイター等
にも受け継がれた。
ロボットモード
正義側にも見えるヒーロー体型で有名な
テラザウラーのリペイント。
同形だが翼の内側に
シークレットエンブレム用の窪みが
追加された。
バランスの取れたスタイルと
各所のボールジョイントで
他アイテムに比べポージングの幅は広い。
リア
プテラノドンの翼に変形工程は無く、
そのまま全て背負う形になり、
宛らマントの様に見える。
背部にボリュームがあるが、
大きめの踵の御蔭で接地性は優れている。
『戦いを渇望する、高速の空の海賊レーザービークは、
「俺がマキシマルの唯一好きな点は融点だ。」
というモットーを信じていると言って憚らない。』
『彼のレーザー兵器は、ほとんどのマキシマルの装甲を貫く事が可能だが、
その様な攻撃は彼のエネルゴンを消耗させる傾向があり、
ロボットモードと翼竜モードの連続した空中攻撃は
極僅かな時間で彼を初期化してしまう。
しかし彼がパワーをチャージした時、
レーザービークは更に重大な脅威となる。』
テックスペック
・体力 : 6.0
・知力 : 4.0
・速度 : 9.0
・耐久力: 3.0
・地位 : 5.0
・勇気 : 8.0
・火力 : 5.0
・技能 : 5.0
レーザービークが手にする武器には特に名称が無く、
パッケージでは『レーザーウェポン』、
又は『アタックウェポン』とされている。
極小サイズながら可動を取り入れた、
銃身が折り畳み式になっている武器。
頭部後ろの背中のスペースに収納可能。
ビーストウォーズシリーズではシークレットウェポンとして、
武器を体内に隠し持つ事がギミックの一つだった。
G1レーザービーク即ちコンドルのモットーは
『俺がオートボットの唯一好きな点は融点だ。』であり、
BWレーザービークのモットーと同内容である。
加えてG1レーザービークも強力なレーザー兵器を持ち、
エネルギーの消費が激しく長時間戦えない所も
BWレーザービークと同様。
この様にBWレーザービークは、
明らかにG1レーザービークの
バイオ設定を意識した物であり、
意図して同一人物に設定した物と思われる。
◆コンドルとの比較◆
コンドルとプテラノドンでは姿も異なり、
カラーも懸け離れているが、トイ的に小型で、
飛行動物への変形というイメージは合致している。
名前は同じレーザービークだが、
G1は『LASERBEAK』、BWでは『LASORBEAK』で
スペルが一文字異なっている。
ボスであるサウンドウェーブと。
一方で、同じくG1カセットロンの名を持ち、
蜂に変形するBWバズソーは、
G1バズソーとは関連の無い
全くの別人とされている。
無理がある光景。
ビーストウォーズでは過去キャラクターの名を持つ者が
多数存在するが、明確にG1と同一人物とされるのは、
グリムロック、トランスメタルプロール、メタルスジャガー、
そしてこのレーザービークの4体。
当初はコンボイ(コンボバット)とメガトロン(メガリゲーター)も
G1期と同一人物であったが、
後のCGアニメに合わせて無かった事にされた模様。
このトイは日本では1999年の『ビーストウォーズネオ』で
新キャラクター・ハイドラーとして発売された。
このレーザービークとほぼ同仕様ながら、
一部の彩色を変更し、プテラノドンの翼に
シルバーペイントを追加して変化を付ける等、
別人らしさを演出した事は評価出来る。
過去のTFシリーズとは全く異なる
ビーストウォーズシリーズにあって、
旧シリーズの同一キャラクターとしての復活という点で
レーザービークは興味深い存在でした。
古参のファンには嬉しいサプライズであり、
旧設定を知らない新規のファンにとっても
何ら古さを感じさせないTFのキャラクター設定は、
どの世代でも楽しめる面白さに強く興味を惹かれます。
◆参考にならない比較◆
⇒ ビーストウォーズ ネオ D-33 ハイドラー `
⇒ トランスフォーマー ユナイテッド UN-20 フレンジー `
⇒ トランスフォーマー ユナイテッド UN-20 ランブル `
⇒ トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-16 ランブル `
⇒ トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-16 ラットバット `
⇒ TFコレクターズエディション 69 コバルトセントリー ハウルバック `
⇒ TFコレクターズエディション 70 コバルトセントリー ガーボイル `
⇒ トランスフォーマー ロボットヒーローズ ラベージ `
⇒ SCF ACT-3 サウンドウェーブ `
⇒ トランスフォーマー ロボットヒーローズ サウンドウェーブ `
⇒ KRE-O トランスフォーマー クレオン サウンドウェーブ `
⇒ トランスフォーマー ユニバース サウンドウェーブ `
⇒ TFユナイテッド UN-05 サウンドウェーブ サイバトロンモード `
⇒ TFレジェンズ LG-36 ヘッドマスター サウンドブラスター & デバイス
トランスフォーマー
ビーストウォーズ
テラザウラー
こんばんはraigerです。
本文にもあるようにこのレーザービーグ、グリムロックはいわゆる先輩戦士で、ビーストウォーズに参戦は旧ファンには驚きだったでしょうね。後にスタスクの登場やメタルスでの展開は更に驚きでしたけど。
本文にもあるようにこのレーザービーグ、グリムロックはいわゆる先輩戦士で、ビーストウォーズに参戦は旧ファンには驚きだったでしょうね。後にスタスクの登場やメタルスでの展開は更に驚きでしたけど。
当時は現在の様に復刻版やリメイクが無い時期だったので、
コンドルを忘れている位、G1期から間が開いていたので
BWで旧設定の採用にはビックリしました。
メタルスとかでG1期と繋がるストーリーも面白かったです。
新旧のファン、両方が楽しめる事が嬉しいですね。
コンドルを忘れている位、G1期から間が開いていたので
BWで旧設定の採用にはビックリしました。
メタルスとかでG1期と繋がるストーリーも面白かったです。
新旧のファン、両方が楽しめる事が嬉しいですね。