●トランスフォーマー レジェンズ  LG-33 カルゴ & ヘッドマスター ハイブロウ 十三非常階段
十三非常階段
●トランスフォーマー レジェンズ  LG-33 カルゴ & ヘッドマスター ハイブロウ
LG-33 KARUGO & HEADMASTER HIGHBROW TRANSFORMERS LEGENDS 292

ヘッドマスターのトイにミニビークル
追加した日本独自のセットは、
ミニフィギュアのヘッドマスター
連動させる事が出来る為、予想を超える
プレイバリューの高さを実現しており、
ファンを大いに楽しませてくれた。

更にハイブロウとセットのカルゴは、
トイに付属するコミックに於いて
興味深い解釈が示されており、
TFトイの遊び方は発想次第で大幅に広がると、
改めて思い起こす事になった。



LG-33 パートナードローン カルゴ トランスフォーマー レジェンズ 629


  ◆ 名前 : カルゴ

  ◆グループ: パートナードローン

  ◆ 変形 : フューチャーカー / 砲台
         / ウェポンモード


  ◆シリーズ: トランスフォーマー レジェンズ

  ◆ 発売日: 2016年11月26日

  ◆ 価格 : 4000円






TRANSFORMERS LEGENDS LG-33 HIGHBROW Package Box

パッケージ




KARUGO Future Car Mode TRANSFORMERS LEGENDS LG-33 457

ビークルモード

未来的なデザインのビークルモードは、
風防やリアウイングも備わっており、
自動車タイプの乗り物である事が理解出来る。

一人乗り用の小型車両ながらも、
運転席にはシートも造形された細かさが見事。



LG-33 KARUGO Future Car Mode TRANSFORMERS LEGENDS 461

リア

タイヤが無い、いわゆるホバーカーの
スタイルにより、セイバートロン星
ビークルを想定したデザインだ。

元々は海外の
TRANSFORMERS TITANS RETURN』シリーズの
タイタンマスター・ラウドマウス
付属するミニビークルで、
日本版はハイブロウのカラーに
合わせてブルー主体となっている。




LG-33 カルゴ パートナードローン トランスフォーマー レジェンズ 428

パートナードローンカルゴ
ハイブロウを慕い、
研究助手として尽力している。』


日本のTFレジェンズでは
ミニビークルにキャラクター性を与え、
パートナーを補佐する
ドローンとして設定されている。



LG-33 KARUGO Partner Drone Future Car Mode TRANSFORMERS LEGENDS 474

ホバーカーは地面から浮いて走行するビークルだが、
LG-33 ハイブロウに付属するコミックに於いて、
フューチャーカーモードのカルゴ
空中も飛行出来る姿が描かれている。

普段のカルゴは砲台モードでいる事が
多い模様だが、フューチャーカーモードに
変形して高速移動する事が可能。




トランスフォーム!
TRANSFORMERS LEGENDS LG-33 Partner Drone CARGOT Transform





LG-33 パートナードローン カルゴ 砲台モード トランスフォーマー レジェンズ 404

砲台モード

フューチャーカーモードの車体を裏返し、
側面のパネルを反転、キャノン砲を起こすと、
全く異なる姿の砲台モードに変形する。

車体前方のキャノン砲が備わっている
砲塔部分を、「頭部」に設定している事が
カルゴの特徴の一つ。



パートナードローン カルゴ 砲台モード トランスフォーマー レジェンズ LG-33 553

サイド

メイン武装の2門のキャノン砲に加えて、
側面のパネル部分には片側2発ずつの
ミサイルがモールドされており、
戦闘力が高い事が窺えるモードだ。

サイドパネル後方にはノズルが
モールドされているので、砲台モードでの
移動も可能である事が想像出来る。



カルゴ パートナードローン 砲台モード トランスフォーマー レジェンズ LG-33 551

リア

カルゴは砲台モードが基本形態である事が
付属コミックで描かれており、
砲塔を顔と見做している為、
ビーストモード的なイメージも持ち合わせている。

サイバトロン・ヘッドマスターズ
パートナードローンの中では、
カルゴは唯一のビーストタイプの
ロボットにも見えるデザインである。




LG-33 CARGOT Self Propelled Artillery TRANSFORMERS LEGENDS 575

カルゴは様々な研究に取り組む
ヘッドマスター・ハイブロウをサポートする
助手として活躍するドローンであり、
ハイブロウの事を「先生」と呼び
尊敬の念を抱いている。

ハイブロウに対する忠誠心は厚く、
彼の意向に完全に同意し、
ハイブロウが出撃する際は命令が無くとも
即座に同行する姿勢を示している。






ヘッドマスター ハイブロウ トランスフォーマー レジェンズ LG-33 414

  ◆ 名前 : ハイブロウ

  ◆グループ: ヘッドマスター
         / サイバトロン

  ◆ 変形 : ロボット頭部




LG-33 HEADMASTER HIGHBROW TRANSFORMERS LEGENDS 307   LG-33 HEADMASTER HIGHBROW TRANSFORMERS LEGENDS 411

ロボットモード

ハイブロウは同シリーズのスカージ
同時開発で各部のパーツを
流用する事が決まっていた為、
ミニフィギュアのヘッドマスター
トランステクターと合体した大型ロボットも、
スカージと共通するパーツが使用されている。



LG-33 ハイブロウ ヘッドマスター トランスフォーマー レジェンズ 323

ヘッドマスター・ハイブロウの胴体や手足は、
スカージタイタンマスター・フレイカス
同型のパーツを使用。

頭部及び背中に配置された
大型ロボットの頭部はハイブロウ用の
新規パーツに変更されている。




LG-33 HEADMASTER HIGHBROW Head Mode TRANSFORMERS LEGENDS 2

ヘッドモード

ヘッドマスターフィギュア・ハイブロウ
ロボットモードは、海外版ハイブロウ
タイタンマスター・ゾートと同型だが、
大型ロボットの頭部は
日本版専用の物に変更されている。

バイザーと露出した鼻と口というデザインは同じだが、
頭部全体が角張っていた海外版に対し、
日本版は曲線が目立つ日本版アニメ設定
デザインを再現している。




ヘッドマスター ブレインストーム & ハイブロウ トランスフォーマー レジェンズ  565

首と両肩はボールジョイント接続で可動し、
股関節と膝にも可動軸が備わっている。

ヘッドマスターフィギュア(タイタンマスター)は、
股関節の接続に金属ピンを使用している物と
嵌め込み式の2タイプが存在し、ハイブロウ
嵌め込み式なので少々緩い可動部となっている。





ヘッドマスター ハイブロウ ゴート トランスフォーマー レジェンズ LG-33 326

1987年の『トランスフォーマー ザ・ヘッドマスターズ』シリーズで
登場したハイブロウヘッドマスター戦士
名称は『ゴーダー』であった。

しかし当時の日本版アニメ設定では、
1987年の海外版と同じ『ゴート』と記載されていたり、
ゴーター』という資料もあり紛らわしい。

リメイク版のタイタンマスターは『ゾート』、
日本のレジェンズ版では大型ロボットと
同じ名前の『ハイブロウ』である。



LG-33 HEADMASTER HIGHBROW GORT TRANSFORMERS LEGENDS 425

ハイブロウのヘッドに変形する
マスター戦士の名前は異様に多い。

・G1海外版トイ&アニメ  : ゴート   1987年
・G1日本版アニメ     : ゴート   1987年
・G1日本版アニメ     : ゴーター  1987年
・G1日本版トイ       : ゴーダー  1987年
・海外版タイタンズリターン : ゾート   2016年
・日本版TFレジェンズ   : ハイブロウ 2016年


1987年に最初に登場した
海外版トイの『GORT』から、
これだけの名前が派生した事実が興味深い。





ヘッドマスター ハイブロウ & カルゴ フューチャーカー モード トランスフォーマー レジェンズ LG-33 486

パートナードローンヘッドマスターフィギュア
連動可能な優れたトイであり、
ビークルモードにミニフィギュアを搭乗させる事を
考慮した設計は大いに評価出来る。

フューチャーカーモードでは、
コックピット前方の内側に設置された
マイクロピンヘッドマスターフィギュア
足の裏の穴に差し込み固定する。



HEADMASTER HIGHBROW & CARGOT Future Car Mode TRANSFORMERS LEGENDS LG-33 489

カルゴは同シリーズのモグルタンケッテ等の
パートナードローンと比べるとパーツ数が少なく、
他のアイテムに比べると
幾分チープな印象は否めない。

しかしヘッドマスターフィギュアと連動させる
遊び方は同様で、他のパートナードローン
同等のプレイバリューの高さを備えている。




Headmaster HIGHBROW & CARGOT Self Propelled Artillery Mode TRANSFORMERS LEGENDS LG-33 503

砲台モードでもヘッドマスター・ハイブロウ
搭乗させる事が出来、ハイブロウ
カルゴの砲塔を操作して
砲撃している様な姿を再現可能。

このモードではヘッドマスター・ハイブロウ
膝を後ろ側に曲げ、カルゴの車体後部内側の
マイクロピンで固定するスタイル。




LG-33 HEADMASTER HIGHBROW & KARUGO Combine TANK TRANSFORMERS LEGENDS

海外版ではミニビークル
タイタンマスター(ヘッドマスター)を
合体させるスタイルの為、
タンクモードではキャノン砲の裏側に
設置されているジョイントに
タイタンマスターの頭部を合体させる。

尚、日本版では、この遊び方は
説明書に掲載されていない。



Headmaster HIGHBROW & CARGOT Combine TANK Mode TRANSFORMERS LEGENDS LG-33 445

ミニビークルは日本では
意思を持つドローンとされるが、
海外版では機械としての
サポートメカでありビークルである。

タイタンマスターが合体して
ミニビークルと一体になるモードは、
いわゆるパワードスーツ的な
強化形態と言える。





LG-33 KARUGO KARUGO CANNON TRANSFORMERS LEGENDS 519

ウェポンモード

2門のレーザー砲を備えた銃器に変形。

トイに付属する説明書に掲載されたコミックでは、
カルゴキャノン』の名称が与えられており、
連射機能を備えたマシンガンの様な
銃として描かれている。



LG-33 CARGOT CAGOT CANNON TRANSFORMERS LEGENDS 522

リア

一見すると砲台モードと非常に類似した形態だが、
ボディサイドのパネルを折り畳み、
後方のグリップを下ろす事で
キャノン砲のスタイルを作り上げている。

パーツ数が限られている小型トイながらも、
各部の可動を駆使してウェポンモードを
構築しているアイディアに感心する。




トランスフォーマー マイクロン伝説 ステッパー & TFレジェンズ カルゴ ウェポンモード 532

ハイブロウの付属コミックでは、カルゴ
砲台モードフューチャーカーモードに加え、
ウェポンモードも登場し、
それぞれのモードの特性を活かした
描写が流石と言える物だった。

更に4番目の新たな
変形モードが描かれている事は、
ファンの予想を大きく上回る物であった。




LG-33 Partner Drone KARUGO Microscope Mode TRANSFORMERS LEGENDS 527

顕微鏡モード

コミックオリジナルの四つ目のモードで、
ハイブロウが神秘のエネルギー
ゾディアックを調べる際に、カルゴ
顕微鏡として使用するシーンが描かれた。

ウェポンモードと殆んど同じだが、
グリップ部をボディと
垂直になる様に移動している。



トランスフォーマー リベンジ スカルペル & TFレジェンズ カルゴ 顕微鏡モード 549

キャノン砲の二つの砲身を
顕微鏡の接眼レンズに、
グリップを対物レンズに見立てている。

簡単な見立て変形ながらも
アイディア溢れる変形モードは、
正に『トランスプレイ』と呼ぶに
相応しい物であり、発想次第で様々な
形態を作り出せるTFトイならでは。






LG-33 Headmaster HIGHBROW & KARUGO Slug TRANSFORMERS LEGENDS 624

カルゴの名称は『エスカルゴ』から採り
短縮したという分かり易いネーミングで、
砲台モードの二つの砲身を
カタツムリの目と見做している事が分かる。

しかしカタツムリとして肝心な
』の部分が無い為、
付属コミックに於いても
ナメクジ』と呼ばれてしまっている。



TFレジェンズ カルゴ カタツムリ & トランスフォーマー アニメイテッド バトルホイール シューター 402

しかし幸いにもカルゴの砲台モードのボディは、
トラックの荷台の如きデザインとなっている。

殻に類似した形状の代用品をボディに乗せれば、
何となくカタツムリの雰囲気を出す事が出来る。

写真の殻部分のトイは、
トランスフォーマー アニメイテッド』で
登場したガチャアイテムの
バトルホイールシューターを使用している。





トランスフォーマー レジェンズ LG-33 ヘッドマスター ハイブロウ & パートナードローン カルゴ 501

トランスフォーマートイの豊富な可動箇所を
活かし、各人が考え出したモードを
作り上げる『トランスプレイ』は、
言葉自体はG2期に提示された物だが、
その発想はG1期の頃から生み出されていた。

アニメ作品にも登場した
シックスショットウイングウルフや、
ブラックザラック双頭蛇モードは代表例である。

カルゴの様な少ないパーツ構成の小型トイでも、
様々な形態に変形出来る事が示されており、
TFトイの楽しみ方は無限大と言えるだろう。







ANIMAL MODE TRANSFORMERS LEGENDS 261

⇒ ◆参考にならない比較◆





⇒ LG-21 タンケッテ & ヘッドマスター ハードヘッド  `
⇒ LG-32 モグル   & ヘッドマスター クロームドーム `
⇒ LG-39 シナプス  & ヘッドマスター ブレインストーム
⇒ LG-31 フォートレス                  `

⇒ SCF ACT-3 クロームドーム            `






トランスフォーマー レジェンズ
LG-33 ハイブロウ



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