◆シリーズ: KRE-O TRANSFORMERS
◆メーカー: タカラトミーアーツ
◆ 発売 : 2015年2月上旬 `
◆ 価格 : 200円(税込) `
セット内容
フロント
初期ジェットロンの一人スカイワープを
再現したクレオンフィギュアで、
G1スカイワープと同様に黒と紫の
カラーリングでキャラクター性が表されている。
顔とボディのディティール、
翼のデストロンマークはタンポ印刷で表現され、
他は成形色のみで塗装箇所は無い。
リア
ジェットロンらしく主翼を背負ったスタイルと、
両腕にレーザー砲が備わっている
特徴も再現されている。
踵パーツが無く、後ろ側に角度が付いた
ウイングにより若干倒れ易いが、
平らな場所なら自立する事に問題は無い。
肩と股関節はボールジョイントで
接続されており、首、手首、腰は
回転するのでポージングの自由度が高い。
但し腰の回転は背中のウイングパーツに
干渉するので僅かしか動かす事は
出来ないが、充分な可動範囲と言えよう。
レーザー砲
クレオン版でも、ジェットロン専用の
レーザー砲のパーツが
用意されている事は大いに評価出来る。
G1スカイワープでは
『熱誘導ミサイル』とされていた武装で、
G1版トイのミサイルと同じ
黒い成形色を使用している所が嬉しい。
↓
スカイワープはサンダークラッカーと
コンビを組むジェットロンで、
同型、同デザインである事が
G1期以来の伝統となっている。
クレオン版も同型の両者だが、
表情が大幅に異なる所が
従来のジェットロン・トイと比較すると
目新しい面である。
クレオン・スカイワープは、
眉間に皺が寄った顰め面のデザインが特徴で、
ジェットロンの中でも喧嘩っ早く荒い性格の
スカイワープらしさが表現されている。
G1アニメに於けるスカイワープは、
この様な表情を見せる事は無いが、
荒々しいキャラクターイメージを分かり易く
示している為、クレオン版の顔デザインは
的を射ている物と言えるだろう。
又、黄色い目やボディにプリントされた
オレンジ色のキャノピー、
胸部のディティールは、
G1トイ版を参考にデザインしている様だ。
ブロックフィギュアのクレオン故に
簡略化されてはいるが、
キャノピーがボディに配置される
ジェットロン特有のデザインを
巧くアレンジしているので、
ジェットロンらしさは充分表現されている。
クレオン・スカイワープは、
2011年に海外で発売された
クレオ・オプティマスプライム セットに
付属した物が初出。
オプティマスプライム・セットの
初期版クレオン・スカイワープは、
つま先にメタリックパープルの塗装が
施されていたが後期版は省略され、
黒い成形色のみの未塗装となった。
日本のガチャ版クレオン・スカイワープは、
後期版と同様の仕様。
↓
海外では多種多様な
クレオ・トランスフォーマーのトイが
発売されているが、
日本では極一部のみ発売され、
更に2013年の発売当初は
トイザらス限定販売だった。
2014年5月以降は一般販売に切り替わり、
多くのファンが手に取る機会が増えた事に加え、
セット版の多くは定価を大幅に値下げするという
措置も驚くべき改変であった。
それでもラインナップは増えなかったので
日本未発売のクレオTFは非常に多く、
日本に於けるクレオ・トランスフォーマーは
終了してしまうかと思われた。
しかし2015年にタカラトミーアーツから
ミニフィギュアのクレオンが発売され、
更にガチャガチャという販売形態は
予想を超える物であった。
↓
それまで海外版の
大型セット商品にしか付属せず、
日本では入手し難かったクレオンフィギュアも
多数ラインナップされており、
手軽にコレクションが可能となった。
その中でもstrong>初期<ジェットロン3人が
同時にリリースされた事は意義がある物で、
日本のガチャ版は大型セットを入手しなくても
ジェットロンを揃える事が出来た。
2015年2月に発売された
ガチャ版クレオン第一弾は、
サイバトロン6体、デストロンも6体
というラインナップだった。
デストロン側は6体の内、
3体がジェットロンという
思い切りの良いキャラクター選択が
ファンを驚かせた。
これはG1初期に於けるデストロン軍団の
キャラクターを揃えた為であろう。
基本的に同型のジェットロンだが、
スタースクリームはウイングとレーザー砲を
オミットして専用の武器を追加し、
同型のスカイワープとサンダークラッカーも
成形色のみならず、顔や胴体のプリントは
異なるデザインが与えられており
差別化している事が分かる。
姿は同じでも、顔とボディのプリントが
3体それぞれ異なるという、
数あるジェットロントイの中でも
クレオン版は珍しい仕様であった。
クレオンは顔やボディがプリントで
再現されているフィギュアだけに
デザインする上で自由度が高く、
様々なバージョンが存在している。
変形トイのジェットロンでは同型故に
顔の表情も共通しているが、
クレオン版ジェットロンではそれぞれ
個性的な表情が与えられており、
各々のキャラクター性がより引き立っている
デザインが見事である。
3体の初期ジェットロンが一気に揃う事や、
同型でも差別化されているデザイン等、
ガチャ版クレオンはファンの収集欲を
甚く刺激するアイテムであった。
◆参考にならない比較◆
⇒ ロボットマスターズ スカイワープ `
⇒ トランスフォーマー クロニクル EZコレクション スカイワープ
⇒ マシーンウォーズ スカイワープ `
⇒ トランスフォーマー ユニバース スカイワープ `
⇒ ガチャ・トランスフォーマー クレオン メガトロン `
⇒ ガチャ・トランスフォーマー クレオン スタースクリーム `
⇒ ガチャ・トランスフォーマー クレオン サンダークラッカー `
⇒ ガチャ・トランスフォーマー クレオン サウンドウェーブ `
⇒ ガチャ・トランスフォーマー クレオン レーザーウェーブ `
⇒ ガチャ・トランスフォーマー クレオン バンブル `
⇒ ガチャ・トランスフォーマー クレオン ラチェット `
⇒ ガチャ・トランスフォーマー クレオン アラート `
⇒ ガチャ・トランスフォーマー クレオン リジェ `
トランスフォーマー ジェネレーションズ
コンバイナーウォーズ スカイワープ
/Transformers Generations
Combiner Wars Leader Skywarp