1/24スケールのリアルなカーモデルからの
変形で人気を博したバイナルテックに、
同スケールのフィギュアを加えたシリーズが
バイナルテック アスタリスクです。
様々な要因による問題は多々見受けられた物の、
そのアイデアは後のヒューマンアライアンスの
原型になったとも言うべきシリーズでした。
◆ 名前 : サンストリーカー
◆グループ: サイバトロン
◆ 役割 : 戦士
◆ 変形 : ダイムラー クライスラー
ダッジ・バイパーSRT-10
コンペティションクーペ
◆シリーズ: トランスフォーマー バイナルテック アスタリスク
◆ 発売 : 2005年9月末
◆ 価格 : 5500円
パッケージ
ロボットモードでの梱包、
大きく配置された付属フィギュアのイラスト等、
それまでのバイナルテックシリーズとは
イメージが大きく異なる。
ビークルモード
兄弟であるバイナルテック ランボルと
同車種のダッジ・バイパーに変形。
オープンカータイプのランボルに対し、
サンストリーカーはルーフがある
クーペタイプになった。
このタイプは先行して登場していた
バイナルテック デッドエンドと同様。
サイド
2003年にモデルチェンジされた
ダッジ・バイパ-は、特徴である
V型10気筒エンジンが8.3リッター、
510馬力まで高められた。
その性能は驚異的で、
0~96km/hまでを4秒以下で加速する。
リア
当初はオープンカーのコンバーチブルとして
登場したが、2006年に剛性が向上した
クーペタイプも追加された。
バイパーSRT-10クーペは傾斜した
ルーフラインとリアスポイラーを備える事で
ダウンフォースが増加し、
高速安定性も向上した。
フロントマスク
フロント部のフレームは全てダイキャスト製で
重量感はかなりの物。
真っ二つになってしまっているが、
ダッジ・バイパーの蛇のロゴが
プリントされている。
分割線が目立つが、
これがアスタリスクシリーズの
問題点の一つで、金型劣化による物なのか、
パーツの噛み合わせが非常に悪い。
ボディやドア部のジョイントも同様で、
カーモデルとしてはマイナス要素になっている。
リア
後部両サイドには
ダッジ・バイパーのエンブレム文字を再現。
ナンバープレートはサイバトロンマークと
サンストリーカーと直球な表現。
サイドドアは開閉可能。
ドアのフレームもダイキャスト製なので、
開閉時にボディに擦れて
塗装剥げの恐れがあるので注意が必要。
エンジンルーム
ボンネットもオープン可能。
エンジンをメッキ仕様で再現、
取り外すとサンストリーカーの武器になる。
コックピット
バイナルテックらしく
運転席周りも細かく再現されている。
ハンドルはもちろん、シフトレバー、
計器類のモールドまであるリアルな造形。
トランスフォーム!
ロボットモード
バイナルテック デッドエンドと
全くの同型だが、元々サンストリーカーとして
設計されていた物なので違和感は無い。
本来のキャラクターとしての復活は、
デッドエンド以来、
一年越しでのリリースとなった。
リア
バイナルテック アスタリスクは、
ストーリー性を重視した
従来のバイナルテックシリーズとは異なり、
ほのぼのしたムード溢れる
番外編的なストーリー構成だった。
その為サンストリーカーも
元々の性格を引き継ぎながらも、
ギャグ要素が付加されている。
『レースチーム“チームオートボット”の
スペアカーとして登録された
サンストリーカーは、レースに出て
自慢の走行テクニックを披露する事が出来ず、
撮影では磨き上げられた美しいボディを持つ
自分ではなく、ジュンコばかり注目される事に
フラストレーションが溜まっている。
週末にはジュンコを乗せて、
自慢の足回りを見せる事が楽しみの一つ。
パンクロックがお気に入り。』
ナルシストな面は相変わらずだが、
地球人を蔑視し嫌悪していた
G1期のサンストリーカーを考えれば、
人間をパートナーとし、一緒にドライブに
行く事等、想像も出来ない位、
性格が一変したと言える。
リペイントアイテムのシリーズ故、
サンストリーカーが選ばれたのだろうが、
人間との組み合わせが最も似合わない
キャラクターが面白さを引き立てている。
エンジン内から銃口を引き出すと銃に変形する。
バイナルテックでは武器についても
細かい設定が作られていたが、
アスタリスクでは特に記載は無く、
単に『武器』又は『銃』とされていて
寂しい感がある。
『人気上昇中の“チームオートボット”
の専属レースクィーン。
大のドライブ好きだが、昔から車にツキがなく、
サンストリーカーと関わるハメになったのも、
そのせいだと思っている。』
付属パーツ
本体フィギュアの他にスタンド、
運転席に乗せる為の
座りポーズ用の腕と下半身が付属する。
の専属レースクィーン。
大のドライブ好きだが、昔から車にツキがなく、
サンストリーカーと関わるハメになったのも、
そのせいだと思っている。』
付属パーツ
本体フィギュアの他にスタンド、
運転席に乗せる為の
座りポーズ用の腕と下半身が付属する。
モデルとなったのは、
『トランスフォーマー カーロボット』に
登場する同名キャラクターのジュンコ。
ワイルドライドのオーナーであり、
スピードブレイカーに追い回され、
ブラックコンボイの能力に
影響を与えた影のキーパーソン。
何に対してもツキが無く、
特に車関係では凶運という設定は
アスタリスクに引き継がれた。
フィギュアはパーツを組替える事で乗車可能。
カーモデルとフィギュアを組み合わせた、
この状態がアスタリスクの本筋とも言える。
コックピットはかなり狭いので
ハンドルを握らせる事は難しく、
パーツの保持力も弱いので、フィギュアが
バラバラになってしまう事もしばしば。
ルーフのジョイントを外して後ろにずらし、
上から乗せる方が正解かもしれない。
カーモデルと同じ1/24サイズとされるが、
フィギュアは車と比べると一回り程小さい様だ。
この点は後のキスぷれでは改善され、
少しサイズアップしている。
アスタリスクシリーズはBTA-01 アラートと
BTA-02 サンストリーカーが同時に発売されたが、
双方共、それまでのバイナルテックシリーズと
比べると各段に精度が落ちていた。
金型劣化は百歩譲ったとしても、
塗装面の品質低下は目に余る物で、
色ムラ、剥げ、傷、気泡等が散見された。
当時のレビューや掲示板の記事から察するに、
ほとんどのアスタリスクトイが
この様な有り様だった模様。
続くBTA-03 ブロードブラストでは
多少改善された物の、
アスタリスクシリーズのアイテムは
三つにとどまり終了した。
約一年後のアスタリスクの発展形である
キスぷれでは更に精度は悪化し、
非難轟々の不評を買った。
TFトイの品質低下は、
あまり改善が見られず現在に至っている。
今でこそ塗装精度の悪さは当たり前
となってしまいましたが、
当時、あまりの変容振りにショックを
受けた方も多かった事でしょう。
なまじ高額商品だけに、
その衝撃に拍車をかけたのも事実。
バイナルテックは優れたトイだけに、
非常に残念だと感じた物です。
しかし“慣れ”とは怖い物で、
元々精度が悪い事が念頭にあると
アスタリスクの品質も許容範囲と
なっている自分がそこに居るのです。
⇒ ◆参考にならない比較◆
⇒ TFユナイトウォリアーズ UW-05 サンストリーカー `
⇒ TFロボットヒーローズ サンストリーカー `
⇒ TFクレオン マイクロチェンジャー 3 サンストリーカー
⇒ キュートランスフォーマー QT-12 サンストリーカー `
⇒ トランスフォーマーG1 04 ランボル `
⇒ トランスフォーマーG1 ガチャガチャ ランボル `
⇒ 変形!ヘンケイ!トランスフォーマー C-09 ランボル `
⇒ キュートランスフォーマー QT-05 ランボル `
トランスフォーマー
バイナルテック アスタリスク
1/24 BTR-02 サンストリーカー
feat.ダッジ バイパー
meets JUNKO
トランスフォーマー
バイナルテック アスタリスク
BTR-02 サンストリーカー
feat.ダッジ バイパー
meets JUNKO
『トランスフォーマー カーロボット』に
登場する同名キャラクターのジュンコ。
ワイルドライドのオーナーであり、
スピードブレイカーに追い回され、
ブラックコンボイの能力に
影響を与えた影のキーパーソン。
何に対してもツキが無く、
特に車関係では凶運という設定は
アスタリスクに引き継がれた。
フィギュアはパーツを組替える事で乗車可能。
カーモデルとフィギュアを組み合わせた、
この状態がアスタリスクの本筋とも言える。
コックピットはかなり狭いので
ハンドルを握らせる事は難しく、
パーツの保持力も弱いので、フィギュアが
バラバラになってしまう事もしばしば。
ルーフのジョイントを外して後ろにずらし、
上から乗せる方が正解かもしれない。
カーモデルと同じ1/24サイズとされるが、
フィギュアは車と比べると一回り程小さい様だ。
この点は後のキスぷれでは改善され、
少しサイズアップしている。
アスタリスクシリーズはBTA-01 アラートと
BTA-02 サンストリーカーが同時に発売されたが、
双方共、それまでのバイナルテックシリーズと
比べると各段に精度が落ちていた。
金型劣化は百歩譲ったとしても、
塗装面の品質低下は目に余る物で、
色ムラ、剥げ、傷、気泡等が散見された。
当時のレビューや掲示板の記事から察するに、
ほとんどのアスタリスクトイが
この様な有り様だった模様。
続くBTA-03 ブロードブラストでは
多少改善された物の、
アスタリスクシリーズのアイテムは
三つにとどまり終了した。
約一年後のアスタリスクの発展形である
キスぷれでは更に精度は悪化し、
非難轟々の不評を買った。
TFトイの品質低下は、
あまり改善が見られず現在に至っている。
今でこそ塗装精度の悪さは当たり前
となってしまいましたが、
当時、あまりの変容振りにショックを
受けた方も多かった事でしょう。
なまじ高額商品だけに、
その衝撃に拍車をかけたのも事実。
バイナルテックは優れたトイだけに、
非常に残念だと感じた物です。
しかし“慣れ”とは怖い物で、
元々精度が悪い事が念頭にあると
アスタリスクの品質も許容範囲と
なっている自分がそこに居るのです。
⇒ ◆参考にならない比較◆
⇒ TFユナイトウォリアーズ UW-05 サンストリーカー `
⇒ TFロボットヒーローズ サンストリーカー `
⇒ TFクレオン マイクロチェンジャー 3 サンストリーカー
⇒ キュートランスフォーマー QT-12 サンストリーカー `
⇒ トランスフォーマーG1 04 ランボル `
⇒ トランスフォーマーG1 ガチャガチャ ランボル `
⇒ 変形!ヘンケイ!トランスフォーマー C-09 ランボル `
⇒ キュートランスフォーマー QT-05 ランボル `
トランスフォーマー
バイナルテック アスタリスク
1/24 BTR-02 サンストリーカー
feat.ダッジ バイパー
meets JUNKO
トランスフォーマー
バイナルテック アスタリスク
BTR-02 サンストリーカー
feat.ダッジ バイパー
meets JUNKO
バイナルテックアスタリスクの品質には、当時のファンの間でも不評でしたね。
今見ると・・・うん、こんなもんだよね。もっと酷い時期もあったし・・・
個人的に、(自称)スーパースターのサンストリーカーなので、頭部の悪人面は修正して欲しかったところです。
いや、どっから見てもサンストリーカーだけど。
バイナルテックが1/24という事もあり、人間フィギュアとTFのセットというのは、当時から要望があったのですけど、何を勘違いしたのか、変な方向に・・・
ファンが欲しかったのは、バンブル&スパイクとかだったと思うのですが。
遠回りしたかもしれないけど、後年になって、ヒューマンアライアンスに引き継がれたのは嬉しいですね。
今見ると・・・うん、こんなもんだよね。もっと酷い時期もあったし・・・
個人的に、(自称)スーパースターのサンストリーカーなので、頭部の悪人面は修正して欲しかったところです。
いや、どっから見てもサンストリーカーだけど。
バイナルテックが1/24という事もあり、人間フィギュアとTFのセットというのは、当時から要望があったのですけど、何を勘違いしたのか、変な方向に・・・
ファンが欲しかったのは、バンブル&スパイクとかだったと思うのですが。
遠回りしたかもしれないけど、後年になって、ヒューマンアライアンスに引き継がれたのは嬉しいですね。
2010/05/27(木) 22:17:44 | URL | れっど あらあと | [ 編集 ]
> 今見ると・・・
確かにタカトミはTFの品質の悪さは当たり前とのイメージを浸透させましたが
それでは企業としてダメなんじゃないかと…。 あの姿勢は変わらないんでしょうかね。
>頭部の悪人面は
バイナル・デッドエンドが出た時は”何て悪そうな面構えだ!”って思いましたw
デストロン用に顔を修正したのかと思ってましたが、サンストリーカーも同じだったんで
元々この顔で造られてたのかなーとか考たり…。
> ファンが欲しかったのは、バンブル&スパイクとかだったと思うのですが。
私もそう思います。G1TFの人間キャラってオフィシャルで出てるのって
SCFとかヒストリーコレクション位なんでTFと絡められる商品が欲しかったですね。
ヒューマンアライアンスの人形も最初のサム以外はだんだん低品質になって行くのはパターンでしょうかw
確かにタカトミはTFの品質の悪さは当たり前とのイメージを浸透させましたが
それでは企業としてダメなんじゃないかと…。 あの姿勢は変わらないんでしょうかね。
>頭部の悪人面は
バイナル・デッドエンドが出た時は”何て悪そうな面構えだ!”って思いましたw
デストロン用に顔を修正したのかと思ってましたが、サンストリーカーも同じだったんで
元々この顔で造られてたのかなーとか考たり…。
> ファンが欲しかったのは、バンブル&スパイクとかだったと思うのですが。
私もそう思います。G1TFの人間キャラってオフィシャルで出てるのって
SCFとかヒストリーコレクション位なんでTFと絡められる商品が欲しかったですね。
ヒューマンアライアンスの人形も最初のサム以外はだんだん低品質になって行くのはパターンでしょうかw