◆ 名前 : オプティマスプライム クリアーVer.
◆グループ: オートボット
◆ 変形 : ピータービルト・379 トレーラートラック
◆シリーズ: トランスフォーマー リベンジ
◆ 発売日: 2010年4月24日
◆ 価格 : 500円
パッケージ
ビークルモード
アメリカ・テキサス州に本社を構えるピータービルト社の
代表的大型トラックで、359型の後継車が379型である。
モデル379はピータービルト社のフラッグシップ車として、
1987年から2007年まで長期に亘って製造された人気車種。
リア
EZコレクション版は大きなマフラーが特徴的だが、
全体像は実車のトラックの形状を踏襲しており、
フロントやキャビン等、リアルさが感じられる造形に仕上がっている。
タイヤは6輪全て個別に取り付けられており、転がし走行が可能。
車体外装はノーマルクリアで成形され透明度も高い。
赤、青、シルバーの部分は全て塗装が施されており、
フロントフェンダーとボンネット部の青い
ファイヤーパターンはタンポ印刷で表現されている。
トランスフォーム!
ロボットモード
複雑なデザインの実写映画版オプティマスプライムを
約8cm高のEZコレクションで再現した手腕は評価したい。
日本では「すばる堂」から発売された
2007年版のEZオプティマスと比較すると、
スタイル、変形共に格段に完成度が向上した。
リア
リアルなトラックモードに加えて、ロボットモードの
スタイルも全く破綻無く纏まっている優れたトイだ。
EZオプティマスはムービー版らしく、すらりとした脚部と
パワフルさを感じさせる太い腕部が特徴的である。
ムービー版オプティマスプライムのトイは、リーダークラスから
EZコレクションまで実に様々なタイプが登場している。
各アイテム毎に変形工程やスタイルが異なる所が興味深く、
それぞれに独自性が感じられる為、サイズや発売年が異なる
オプティマスプライムを比べてみるのも面白いだろう。
EZコレクション・オプティマスはトラックのボンネット部が脚部に、
連結装置があるリア部分はロボットの腕部に変形する。
胸部のウィンドーはダミーではなくカーモードと共通させる等、
EZコレクションという小サイズトイ故の無駄の無い構造も秀逸。
小サイズながら関節可動も組み込まれており、
肘に可動軸、肩と股関節にボールジョイントが使用され、
可動範囲は比較的広い物となっている。
変形用の腰の可動を利用して、
若干であれば上半身を上方に向ける事も可能。
脚部は股関節のみで膝は曲がらないが、
腕部の自由度は高く、ポーズ付けに難儀する事は無い。
日本に於けるEZコレクションのオプティマスプライムは数多く存在し、
2007年のすばる堂が発売したモデルは1タイプのみであったが、
2009年以降のTFリベンジ版は日本独自のリカラーアイテムが数多く登場した。
クリアーVer.は、ノーマル、ダメージVer.に続く
3体目のEZオプティマスで、これも日本限定品である。
タイヤと関節部以外は全身クリア成形の為、
光を当てると透過して美しく輝く。
青と赤は共にメタリック調の塗料を使用する事で、
更に美しさを引き立てているというアイディアが巧い。
それまで登場したEZオプティマスプライムとは
異なる豪華さが感じられ、同型ながらも新鮮なイメージ。
◆TFリベンジ EZコレクション・オプティマスプライムとの比較◆
ロボットモード
二の腕、腰、タイヤの黒いパーツは共通しているが、
ノーマル版のグレーであった成形色がクリアーに変更されている。
全体的な配色は同様ながら、クリア成形により大きく印象が変わっている。
リア
塗装パターンはノーマル、クリアーVer.共に同じであり、
大腿部のオートボットマークと、トラックモードフロントの
ファイヤーパターンのタンポ印刷も同じである。
しかし赤と青の塗料はメタリック仕様の物に変更されており、
ノーマル版よりも煌びやかさが感じられるトイに仕上がっている。
ビークルモード
同じ形状のカーモードでも、クリア成形だと
内部構造が透けて見える所が面白い。
地球のトラックの情報を取り込んでいる瞬間の
『スキャニングバージョン』としても良さそうなアイテムだ。
2007年の実写映画第一作目『トランスフォーマー』から、
2011年の第三作目『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』
までの間に何十体ものオプティマスプライムのトイが発売されたが、
明確に全身クリアバージョンのアイテムは多くはない。
ムービー版オプティマスプライムのクリア成形のアイテムは、
2010年の『たからとみぃくじ』に於ける最高位のA賞であった
リーダークラス・オプティマスプライム・カラードクリア、
2011年の『TFダークサイド・ムーン』のブルーレイとセット販売されたアマゾン限定の
デュアルモデルキット オプティマスプライム・スキャニングクリア仕様がある。
たからとみぃくじ版は、くじ100回に対し2個しかないレアアイテムであり、
アマゾン限定ブルーレイセットのデュアルモデルキットは
定価が16000円ほどもする高額商品で、双方共に敷居が高かった。
限定品に採用される事が多いクリアバージョンだけに、
EZコレクション・オプティマスプライム・クリアーVer.は、
一般発売された事で入手し易かったアイテムと言える。
EZコレクションは中身が分からないブラインドボックス仕様の
販売方法ではあった物の、低価格で手に取り易い事が救いである。
高額な限定品ではなく、手軽に入手出来るEZコレクションで
特別感のある仕様のアイテムを発売した事を評価したい。
⇒ ◆参考にならない比較◆
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