●トランスフォーマーGo!  G-10 ヒショウマル 十三非常階段
十三非常階段
●トランスフォーマーGo!  G-10 ヒショウマル
ヒショウマル ソードボット シノビチーム G-10 参乗合体 トランスフォーマーGo! 341

野山を駆け巡り、時には身を潜める
野生の動物達と忍者には
共通点が見受けられる。

忍者とされるトランスフォーマー
アニマル型ロボットの変形モードを与えた
トランスフォーマーGo!』の設定は
非常に的を射ている。

変形トイでも忍者動物の特徴が
見事に融合されており、
3体合体をメインとしているTFながらも、
各単体でも満足のいく優れたトイとして
成立している事に驚きを禁じ得なかった。



ヒショウマル Face ソードボット シノビチーム G-10 参乗合体 トランスフォーマーGo! 357  ◆ 名前 : ヒショウマル

  ◆グループ: ソートボット 忍チーム

  ◆ 役割 : 忍チーム2号 / 風の鷹忍

  ◆ 変形 : タカ


  ◆シリーズ: 参乗合体 トランスフォーマーGo!

  ◆ 発売日: 2013年8月31日

  ◆ 価格 : 3500円




HISHOUMARU TRANSFORMERS Go! G-10 SWORDBOT SHINOBI TRAM Package Box

パッケージ




HISHOUMARU TRANSFORMERS Go! HAWK MODE G-10 SWORDBOT SHINOBI TRAM 402

ビーストモード

古来より鷹狩に重宝され、
日本画の題材にも頻繁に描かれ、
初夢の縁起物にも数えられるは、
日本の文化を想起させる。

日本の忍者を取り入れた
ロボットの変形モチーフに、
数ある鳥の中から“和風”な
選んでいるセンスが抜群に良い。



HISHOUMARU TRANSFORMERS Go! HAWK MODE G-10 SWORDBOT SHINOBI TRAM 406

リア

メカニカルなアレンジが
成されているデザインが秀逸。

更に猛禽類特有の太い脚や厳つい嘴等、
』として認識出来る特徴が
各所に見られる事も評価出来る点だ。

ボディに対して翼が小さい感はある物の、
ロボットモードや3体合体した際には
丁度良いスタイルになる様に
計算された大きさである事が分かる。




ヒショウマル 参乗合体 トランスフォーマーGo! G-10 ソードボット 忍チーム 419

翼には可動軸とロールが
幾つも設けられている為、
自由に動かす事が出来る。
ビーストモード時の遊びも
考慮された設計と言えよう。

首は上下に、
脚部も基部と膝部分が動かせる為、
モードでもポーズ付けが可能となっている。




ヒショウマル 鷹 クチバシ 参乗合体 トランスフォーマーGo! G-10 ソードボット 忍チーム 12

嘴には可動が組み込まれており開閉可能。

鳥型トランスフォーマーとして
嘴の開閉は重要なポイントで、
G1期ビーストウォーズの時代でも
嘴が開くTFは多い。

コスト削減が目立つソードボットながら、
嘴の開閉を省略しなかった拘りが嬉しい所だ。




ヒショウマル タカモード トランスフォーマーGo! G-10 ソードボット・忍チーム 425

モードにもロボットとして
武装が与えられており、脚部の腿の部分には
ミサイルポッドらしき武器が備わっている。

3体合体時に足になるユニットだが
単なる付属パーツにせず、
武装としてのミサイルをモールド
しているアイディアが巧い。




ヒショウマル タカモード トランスフォーマーGo! G-10 ソードボット シノビチーム カブトパーツ 431

背中には折り畳んだ状態の
カブトパーツを装着可能。
武器は尻尾として取り付けられている為、
余剰パーツがなくなる。

ソードボットの面々は
武器と兜パーツを、ロボットモード、
ビースト(又はビークル)モードの両方の形態で
装備出来る様に設計されている。



HISHOUMARU KABUTO HELMET TRANSFORMERS Go! HAWK MODE G-10 SWORDBOT SHINOBI TRAM 436

兜パーツを説明書とは逆向きにセットすると、
銃身が設置されたパーツが前方に位置する為、
より武装として説得力のあるスタイルになる。

自由度の高い可動やボディ各所に設けられた
ジョイントを使用する事で、様々な形態に
変化させる事が出来る所も見事な設計である。




トランスフォーム!
HISHOUMARU TRANSFORMERS Go! G-10 SWORD BOT SHINOBI TRAM Transform




ヒショウマル トランスフォーマーGo! G-10 ソードボット 忍チーム 352

ロボットモード

鳥型ロボットから変形する
忍者ロボというだけの事はあり、
ロボットモードもスマートな印象を
引き出している。

鳥脚や合体後の足パーツが設置されている為、
脚部にボリュームが集中しているが、
頭部が小さく頭身が高くなっている事や
肩幅が広い事から、均衡の取れた
スタイルを実現している。



ヒショウマル トランスフォーマーGo! G-10 ソードボット 忍チーム 356

リア

脹脛の部分にパネルが設置されている事で
内部の空洞が隠れる為、ロボットとしての
スタイル向上に一役買っている。

オレンジやイエローの暖色を中心とした
カラーリングは、ヒショウマル
陽気で明るい性格を表しているかの様である。

軸となる部分はガンメタルで成形されており、
力強いイメージも加わっている巧い配色だ。




Transformers Go! SWORDBOT SHINOBI Team G-10 HISHOUMARU 348

両肩から伸びる翼や、胸部にタカの頭部が位置している事により、
ロボットモードでも鳥のイメージを引き継いでいる。

ソードボット忍チームの面々はビーストから変形するTFで、
意図的にビーストモードの頭部がロボットモードの胸部に
配置される様な変形工程を採用している。



Transformers Go! SWORDBOT SHINOBI Team G-10 HISHOUMARU 313

全身各所には可動が備わっておりポージングの幅は広い。

肩、大腿部、膝にロールが組み込まれている事で可動の自由度が高く、
脚部にはクラッチ機構が内蔵されている為、ポーズの保持力が強い。

三体合体モードの腕部や脚部になる、胴体から下半身の部分には
数多くの可動が組み込まれており、
前後左右に関節が動きポーズ付けに有用。





Transformers Go! G-10 HISHOUMARU 4337

オートボット所属の、対プレダコン特殊部隊
ソードボット・忍チーム」の一員。
風遁系の忍術を得意とする「風の鷹忍」。

華麗な見た目に反して、意外と御調子者な
忍チームのムードメーカー。』



Transformers Go! SWORDBOT SHINOBI Team G-10 HISHOUMARU 320

『尻尾を変形させた飛翔扇を使って風を操り、
プレダコン達を翻弄する。

兎飛雄に対しては、兄貴風を吹かしているが、
実際は弟扱いされているのを、本人は気が付いていない。』




トランスフォーマーGo! ソードボット・シノビチーム G-10 ヒショウマル テックスペック 4283

テックスペック

・体力 : 6
・知力 : 8
・速度 : 10
・耐久力: 5
・地位 : 6
・勇気 : 8
・火力 : 6
・技能 : 9





トランスフォーマーGo! G-10 ヒショウマル 286

ヒショウマルソードボット忍チーム侍チーム全員の中でも
最年少の雰囲気を持ち、正統派ヒーロー的なスタイルとの
ギャップが激しいキャラクターとなっている。

一人称は「オイラ」を使用し、軽いノリの少年の様な戦士だ。



Transformers Go! SWORDBOT SHINOBI Team G-10 HISHOUMARU 4375

しかし能力は他のソードボットに後れを取る事は無く、
忍者として完成された極めて高い実力を誇っている。

忍者であり鳥型トランスフォーマーでもあるヒショウマルは、
空中戦に関しては揺るぎない自信を持っており、他の追随を許さない。

飛行能力に加えて忍術で風を操る力も備えており、
プレダコンの戦闘兵・邪鬼軍団などは軽くあしらってしまう。





トランスフォーマーGo! ソードボット・忍チーム G-10 ヒショウマル 飛翔扇 294

飛翔扇

『真空波を作り出す事が出来る扇。
盾としての機能も持つ。

ゴウヒショウ時にも使用する。』



Transformers Go! SWORDBOT G-10 HISHOUMARU HISHOUSEN 369

扇という風変わりな武器が目新しく、
忍者キャラクターとして日本的な雰囲気も引き出している。

又、長い歴史を持つトランスフォーマーにあって、
扇を武器にするTFはヒショウマルが初である。




トランスフォーマーGo! ソードボット・シノビチーム G-10 ヒショウマル カブト シールド  4298

シールド

専用のカブトパーツを折り畳む事で大型の盾となる。

ソードボットの中ではヒショウマルは小柄な体型の為、
盾として説得力のある大きさになっている。

前面に合体モードのゴウヒショウの顔が露出しているが、
盾の装飾と捉えれば特に気にする程でもない。



Transformers Go! SWORDBOT SHINOBI Team G-10 HISHOUMARU KABUTO Parts 303

兜パーツは背中のジョイントを使用して
バックパックの様に装備する事が出来る。

アニメ劇中では兜パーツを常時背負っており、
縮小されてスタイル良く描かれているのだが、
実際のトイではヒショウマル本体に対して大き過ぎる感がある。

又、兜パーツ下部の銃身の向きはトイの説明書では上方に向けるが、
アニメ設定では写真の様に下向きの状態で描かれている。



参乗合体トランスフォーマーGo! ソードボット・シノビチーム G-10 ヒショウマル 326

二つの銃身を備えている為、手に装備させれば
銃の様な武器としても扱う事が出来る。

兜パーツ各所に可動が組み込まれているので、
様々な形態に変化させる事も出来る優れた構造である。





Transformers Go! SWORDBOT G-10 HISHOUMARU 78

ソードボット侍チームは歴史上の人物をモチーフとし、
それぞれのロボットモードに意匠を取り入れていた。

開発者によればプレダコン四鬼衆にもイメージした
モデルがあるという話なので、ソードボット忍チーム
何らかの歴史上の人物を意識している可能性はある。



トランスフォーマーGo! ソードボット・シノビチーム G-10 ヒショウマル 386

歴史上の忍者の代表格三名を挙げるならば、
服部半蔵』、『風魔小太郎』、『猿飛佐助』であろう。

猿飛佐助は実在したのか架空の人物なのかはグレーゾーンだが、
どちらにせよ日本人が思い付く代表的な忍者に数えられる。



Transformers Go! SWORDBOT SHINOBI Team G-10 HISHOUMARU 382

風魔小太郎猿飛佐助は『トランスフォーマーGo!』の
アニメ劇中にも登場している為、ソードボット忍チームの
モチーフとなったという事を仄めかしているのかもしれない。

因みにアニメに於ける風魔小太郎は、
忍チームの“親方様”となった風魔兎飛雄
先祖という設定が付加されている。




参乗合体トランスフォーマーGo! ソードボット・シノビチーム G-10 ヒショウマル 4392

ソードボット侍チームのモチーフである
宮本武蔵武蔵坊弁慶等は、分かり易い意匠がある為、
ロボットのデザインにも活かす事が出来た。

しかし忍者の場合、外見は忍者装束を着用しているという、
どれも類似したイメージなので各人の個性を表現するのは難しい。



Transformers Go! SWORDBOT SHINOBI Team G-10 HISHOUMARU 4367

ソードボット忍チームの場合は、服部半蔵風魔小太郎等の
意匠を取り入れる事は出来なかった模様だが、
忍者”としての表現は頭部の額当てや身体の格子模様、
十字手裏剣のモールドによって表現されている事が見て取れる。



トランスフォーマーGo! ソードボット・忍チーム G-10 ヒショウマル 4401

ヒショウマルは忍者と鳥のデザインが見事に融合されており、
兜状のヘルメットも鳥の頭部を思わす形状にデザインされている。

ロボットモードでも変形するビーストの意匠が引き継がれ、
両方のモードでイメージの統一が考慮されている事が分かる。

忍者のスピード感を放つ姿には、
正に『風の鷹忍』の異名が相応しい。




HISHOUMARU TRANSFORMERS Go! G-10 SWORDBOT SHINOBI TRAM 460

先行して登場していたビークルに変形する
ソードボット侍チームと同様の合体システムを
持ちながら、忍チームの面々は
ビーストモードから変形する事もあり、
全く異なる印象を備えている。

侍チーム忍チーム
異なる開発担当者を割り当てた事は大正解で、
個性溢れるデザインのTF
出揃った事を素直に喜びたい。

力の入った開発はファンにも伝わる物だ。
今後も我々を驚かす様なTF
世に送り出される事を期待している。








HISHOUMARU DIVEBOMB G1 BIRD TRANSFORMERS Go!467

◆参考にならない比較◆






参乗合体トランスフォーマーGo!
G10 ヒショウマル



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