◆ 名前 : ゴールドバンブルビー
◆グループ: オートボット
◆ 変形 : コンパクトカー
◆シリーズ: TRANSFORMERS REVEAL THE SHIELD
◆ 発売 : 2011年1月
◆ 価格 : $5.99(日本未発売)
パッケージ
ビークルモード
バンブルのイメージに相応しい、軽自動車の様なカーモード。
大型のフロントグリルや鋭角な形状のヘッドライト等、
現代的な自動車の雰囲気が表現されているデザインだ。
リア
タイヤは個別に取り付けられており、転がし走行が可能。
小サイズながらパーツ同士の噛み合いも良く、
カーモードのスタイルが良いので、ミニカートイとしても楽しめる。
成形パーツ全体にラメが混ぜられている素材により、
メタリック調の質感が再現されている。
ゴールドバンブルビーの名に相応しい、美しく輝く
車体になっており、見た目の鮮やかさが目を引く。
トランスフォーム!
ロボットモード
G1期のアニメ版バンブルを意識した顔の
デザインを有し、顔の輪郭に合わせて
ヘルメット部分も六角形になっている。
胸部にルーフ、脚部にカーモードの
フロントが位置する構成は、
G1ミニボットのバンブルに通じる。
又、頭部や腕部等のブルーとは異なる
メタリックブルーで目を塗装している
拘りに感心する。
リア
大きさもスタイルも
ミニボットのG1バンブルに類似しているが、
車体底部に収納されている下半身全体を
引き出したり、リア部が折り畳まれて
背部に位置しバックパックの様に収まる等、
変形工程は格段に進化した物になっている。
シークレットエンブレム
『TF リヴィール・ザ・シールド』シリーズの
トイには、擦って暖めると軍団マークが現れる
シークレットエンブレムが貼付されている。
『シークレットエンブレム』の名称は
G1期に日本固有で使用されていた物で、
海外では“擦る”という意味を持つ『RUB』を
取り入れた『RUBSIGN』(ラブサイン)の
名称で呼ばれる事が一般的である。
ゴールドバンブルビーは2008年末に
『TRANSFORMERS UNIVERSE 2.0』で
発売されたレジェンドクラス・バンブルビー
のリカラー版だ。
この型のトイは日本でも
『変形!ヘンケイ!トランスフォーマー』のクリフ、
『トランスフォーマー クロニクル』の
EZコレクション01のバンブル、
2013年の『トランスフォーマー』版
EZコレクション・EG-02 バンブルビーが
発売されており、ファンには馴染みのある
バンブル型のトイだ。
ゴールドバンブルビーは、G1期のスロットルボットの一人で
バンブルが転生した姿のゴールドバグを再現した物だ。
スロットルボット版と同じく頭部は青に変更され、
ボディ全体はゴールドとなり名前の由来となっている。
宇宙ペストに感染して自制を失った巨大なエアーボット合体戦士スペリオンは、
大暴れして味方である筈のサイバトロン戦士に強烈な一撃を浴びせた。
この攻撃で瀕死の重傷を負ったバンブルは、宇宙ペストに対抗する為に
サイバトロンと一時的に手を結んでいたクインテッサ星人の手で改造され、
新たなボディのゴールドバグとして生まれ変わった。
テックスペック
・体力 : 8
・知力 : 8
・速度 : 8
・耐久力: 7
・地位 : 7
・勇気 : 10
・火力 : 8
・技能 : 9
通常のバンブルと比べると異様に能力がアップしている。
合計値は65となり、合計46のバンブルと同一人物とは思えないほど。
G1ゴールドバグをモチーフとしているTFの為、
能力が飛躍的に向上していると思われるが、
G1期のゴールドバグよりも更に高いテックスペックとなっている。
G1バンブルのリメイクトイは数多く造られているが、
パワーアップ版のゴールドバグをリメイクしたトイは少ない。
2008年のボットコンTFのシャッタードグラス・ゴールドバグは
趣旨が異なるので除外するとして、ゴールドバグを再現した
初のアイテムは、このゴールドバンブルビーとなっている。
転生後のゴールドバグよりもバンブル(バンブルビー)の
知名度の方が圧倒的に高い為、リメイクトイが少ないのであろう。
それでも2011年のアジア地区限定オルタニティ・ゴールドバグや、
2013年の日本版TFジェネレーションズ・バンブルビーゴールドバグ、
その海外版で頭部新造形のゴールドファイアー等、何点かは
ゴールドバグをモチーフとしたリメイクトイが発売されている。
しかしながら、基本的に既存のバンブルビーのトイを流用した
リペイント品であり、新造形の物は前述のゴールドファイアーの頭部と
ボットコン・SGゴールドバグの頭部のみである事が残念である。
SGゴールドバグはバンブルビー・トイの流用品ではなく、
『TFギャラクシーフォース』で登場したエクシリオンの
ボディに新規の頭部を取り付けた物。
新造形のパーツは頭部のみという辺りに、
ゴールドバグのマイナーさが表れている。
◆TFクロニクル EZコレクション・バンブルとの比較◆
ロボットモード
トイの型は全く同じ物で成形色や塗装を変更して
ゴールドバグのイメージを再現している。
イエロー主体のバンブルからゴールドカラーになった事で、
大幅なイメージチェンジを果たしている事が見て取れる。
リア
ゴールドバンブルビーの成形色は、トイではゴールドとして
扱われる事が多いタイプだが、実際は黄土色に近い物である。
しかしゴールドバンブルビーの場合は、大量のラメが
満遍なく混ぜられた成形パーツとなっており、
ラメが輝く事で『ゴールド』らしさが表現されている。
ビークルモード
アームズマイクロン・ビーツーの様に黄土色の成形色のみならば
問題は少ないが、同じ様な色でも大粒のラメを大量に混入させた
ゴールドバンブルビーの成形パーツは、一種の『金プラ』と呼べる物である。
金プラは長年経過すると、衝撃を与えなくても破損する場合がある厄介な素材だ。
G1期に使用されていた金色を再現した物が有名で、
一口に金プラと言っても様々なタイプがある。
リア
要はラメを混入させると耐久性が低くなる事が問題であり、
経年劣化で壊れ易くなる物に“金プラ”と呼ばれるカラーが多いのだ。
変形の際に可動させるパーツにも金プラが使用されている為、
ゴールドバンブルビーの取り扱いには注意した方が良いだろう。
下半身を引き出さず変形途中の状態にすると、
G1期のスロットルボットの様な姿となる。
車体リア部が背中に位置する所も類似しており、
スロットルボットの雰囲気を味わう事が出来る。
メガトロンがパワーアップすると
ガルバトロンになるパターンは
定着した感があるが、
バンブルのパワーアップ版をゴールドバグ
とするパターンは浸透しているとは思えない。
事実、G1期でもプリテンダーや
アクションマスター、
後年ではステルスバンブルビーや
ガトリングバンブルビー等、
バンブルビーのままで
パワーアップしている例が多い。
これは強力なネームバリューを備えた
バンブル(バンブルビー)という
名前を冠した方が多くのTFファンに
アピール出来る為と思われ、
ゴールドバグとしてのトイは
貴重な存在と言えるだろう。
◆参考にならない比較◆
⇒ トランスフォーマー クロニクル EZコレクション バンブル `
⇒ トランスフォーマー EZコレクション EG-02 バンブルビー `
⇒ トランスフォーマーG1 C-56 バンブル `
⇒ SCF ACT-3 バンブル `
⇒ トランスフォーマー ロボットヒーローズ バンブルビー `
⇒ TRANSFORMERS GENERATIONS サイバートロニアン バンブルビー `
⇒ KRE-O トランスフォーマー クレオン バンブル `
⇒ KRE-O ステルスバンブルビー クレオン バンブルビー `
⇒ ボットショット BP-001 バンブルビー `
⇒ ビークール B-04 黄色のスポーツカー バンブルビー `
⇒ ビークール B-12 スペシャルスポーツカー バンブルビー クリアカラー
Transformers
Reveal the Shield
Legends Class
Gold Bumblebee