◆ 名前 : ディセプティコン ロックダウン
◆グループ: ディセプティコン
◆ 役割 : 賞金稼ぎ
◆ 変形 : マッスルカー(違法改造車)
◆シリーズ: トランスフォーマー アニメイテッド
◆ 発売日: 2010年10月2日
◆ 価格 : 4800円
パッケージ
ビークルモード
アメリカンマッスルカーを改造した
凶悪なデザインのカーモード。
トイのパッケージでは
ヘビメタカーと称されている。
シャンパンゴールドに塗装された
ドーザーブレードの様な大型のバンパーと
ボンネットに露出した
スーパーチャージャーが特徴的。
黒地に蛍光グリーン、ゴールド、赤の塗装という
滅裂なカラーリングも悪役らしさを倍増させ、
ロックダウンに似合っている。
リア
ルーフ部には幾つものスパイクが連なり
攻撃的なイメージ。
ボディには自動変形の為の
スプリングが仕込まれているが、
ストッパーがしっかりとした造りなので
暴発して変形してしまう事は無い。
タイヤは個別に設置されてる為、
転がし走行も難無くこなす。
ボンネットのスーパーチャージャーがスイッチになっており、
後方にスライドさせる事でロックが外れて変形する。
スーパーチャージャーには赤く塗装が施してあり、
後方に動かす事を示す矢印の様な三角表示の形が秀逸。
ロックダウン、トランスフォーム!
アクティベイターはスプリングの力により一瞬で自動変形するトイである。
アニメイテッドのトイでは『驚異の一発変形ギミック』と称している。
スイッチのスーパーチャージャーをスライドさせると
車体底面のフックが外れ、ウィンドーとルーフ部が開き
車体リアが折り畳まれて、一気に右の写真の状態まで変形する。
カーモードのルーフのジョイントは、あらかじめ
外しておいた方が自動変形が上手く発動する。
ロボットモード
腕部を下ろし、つま先を上げて各部を調整するとロボットモードが完成する。
運転席のウィンドーとルーフ部に当たる肩に位置するパーツは、
付属する説明書ではそのままにされ特に触れられていないが、
この部分はショルダーアーマーの為、回転させて下ろす形が正しい。
リア
カーモードの各パーツは背中に集中せずに手足に配置されており、
バランスが良いスタイルを構築している見事な変形である。
スーパーチャージャーはスイッチを兼ねている為、
取り外して武器にする事は出来ない。
『ディセプティコンに協力する卑しい賞金稼ぎ。
“雇われ者”である為、正規のディセプティコンではない。
自分が倒してきた相手の一部や武装を奪いコレクションしている。
過去に於けるラチェットとアーシーの
悲劇の要因になった為、彼らとは因縁の関係。』
テックスペック
・体力 : 7
・知力 : 8
・速度 : 8
・耐久力: 8
・地位 : 4
・勇気 : 8
・火力 : 7
・技能 : 10
全身の可動は基本的にボールジョイントを使用しており、
肩、肘、股関節、膝、足首を自由に動す事が出来る。
足の裏にはカーモードのフロント部やバンパーが位置し、
凹凸が多い造形と踵の面積が小さい為、接地性は少々悪くなっている。
特筆すべきは首の可動で、首の付け根が前後に、
首は左右に回転という、二箇所の可動が組み込まれている。
変形工程はアクティベイター独自の物で、
後輪のタイヤが胸部側面に位置する所や
肩幅が広くなっている事からパワフルなイメージ。
痩せ型の長身で不気味さが感じられた
デラックス版とはスタイルが大幅に異なるが、
凶悪な面構えや眉毛と顎髭を思わせる顔のペイントから、
ロックダウン以外の何者でもない個性が表現されている。
ロックダウンは戦った相手の武器やボディパーツを利用して
自身をアップグレードさせ、更に強力な存在になる事を望んでいる。
この設定によりアニメでは改造の為、手足が左右非対称のデザインである。
アクティベイター・ロックダウンは、ほぼ左右対称に見えるが、
脚部の膝周辺は造形と塗装が異なる物となっている。
アニメに於けるロックダウンは流れ者の賞金稼ぎとして登場した
ゲストキャラクターだが、一回限りではなく数度に亘り
活躍の場が与えられていた事で強い印象を残した。
影のあるクールなキャラクター性は非常に個性的で、
レギュラーメンバーとしても充分通用する物であった。
バウンティーハンターというだけの事はあって
戦闘能力は群を抜いており、オプティマスプライムを
始めとするオートボットチーム五人を一人で
相手にしても、対等に渡り合う程の実力を見せた。
基本的にはメガトロン率いるディセプティコンに与しているが、
ロックダウンが欲する武器や機械装置を目的に
オートボットのセンチネルに手を貸した事もある。
その際はブリッツウイングやラグナッツ等も捕らえている為、
戦闘に特化したディセプティコンすら上回る高い戦闘力を
備えている事を証明しているエピソードでもあった。
ラチェットは過去のサイバトロン星に於いてロックダウンと対峙しており、
その際にツノを折られ、電磁パルス発生装置も奪われた上に、この戦いは
アーシーの記憶を消すきっかけにもなった為、ラチェットにとって苦い経験となった。
アクティベイターが4体収められた『スーパーコレクションVol.1』は、
ラチェットとロックダウン、オプティマスプライムとメガトロンが
同梱されている為、対決シーンを再現出来るセット内容が魅力である。
海外ではアクティベイターシリーズのリペイントTFが
数多く製作されており、ロックダウンにもリカラー版が存在する。
青と黒のカラーを基調としたバンデット ロックダウンがそれで、
海外では2008年に登場、日本では未発売となった。
手足が長く長身のデラックスクラス・ロックダウンとは異なる
スタイルを有しているアクティベイター版ロックダウンは、
独特なアレンジが加えられている事で新たな魅力が備わっている。
同じキャラクターながら変形工程やデザイン面を
一から設計し直しており、スプリングによる一発変形も
組み込んでいる等、手の込んだ開発には驚くばかりだ。
アニメイテッド・アクティベイターは是非とも
手にしておきたい遊び甲斐のあるアイテムである。
◆参考にならない比較◆
⇒ スーパーコレクションVol.1 アクティベイター メガトロン `
⇒ スーパーコレクションVol.1 アクティベイター オプティマスプライム
⇒ スーパーコレクションVol.1 アクティベイター ラチェット `
トランスフォーマー アニメイテッド
スーパーコレクション Vol.1
ロックダウンの特異な体型をアクティベイターで表現するのは難しかったと思いますが、制限のある中でよくデザインされていると思います。
アクティベイターは手軽に購入できてコレクション性の高い商品でしたが、セット販売になったりと結果的に商品の利点を生かしきれなかったところが残念です。ロックダウンは人気もあったと思いますので特にバラ売りして欲しかったですね。
アクティベイターは手軽に購入できてコレクション性の高い商品でしたが、セット販売になったりと結果的に商品の利点を生かしきれなかったところが残念です。ロックダウンは人気もあったと思いますので特にバラ売りして欲しかったですね。
アクティベイター版ロックダウンのスタイルも中々良いですね、
単にDX版の縮小よりは味があってお気に入りです。
スーパーコレクションセットVol.1、Vol.2の8体は元々日本販売はしないと発表されていた物で、
海外版のアクティベイターを入手するのは2010年時点では難しかった事もあり、
セット販売してくれた事は私にとっては渡りに船でした。 纏めて揃うのも嬉しい。
単にDX版の縮小よりは味があってお気に入りです。
スーパーコレクションセットVol.1、Vol.2の8体は元々日本販売はしないと発表されていた物で、
海外版のアクティベイターを入手するのは2010年時点では難しかった事もあり、
セット販売してくれた事は私にとっては渡りに船でした。 纏めて揃うのも嬉しい。