◆ 名前 : オライオンパックス
◆グループ: サイバトロン
◆ 役割 : 貨物搬送員
◆ 変形 : 輸送車両
◆シリーズ: トランスフォーマー コレクターズエディション
◆ 発売 : 2005年9月下旬
◆ 価格 : 3800円
パッケージ
トランスフォーマーコレクション
『20 フューチャーサイバトロン』セット
のリペイント版。
ウィーリーのリペイント品ダイオンと
セットで発売。 e-HOBBY限定
ビークルモード
チャーと同様のピックアップトラックに変形。
e-HOBBYのホームページ上では
輸送車両と明記されている。
サイド
コンボイはトレーラートラックに
変形する事で有名。
未来的なトラックに変形するチャーの型は、
若い頃のコンボイもトラックに変形していたと
イメージを膨らませる事に一役買っている。
リア
前輪のタイヤはゴム製、
後輪はメタル製となっており、
1986年のアメリカ初期版を再現した
TFコレクション版チャーと同仕様。
赤く塗られたフロント部は
全てダイキャスト製だが、
然程重量感は無い。
荷台部には5ミリジョイントが
設置されているので、付属する
ターゲットマスターウェポンを装備可能。
ルーフがある為、
銃は前方に向けられないので、
後方に向けてセットする方が決まりが良い。
トランスフォーム!
ロボットモード
赤、青、白のアニメ版コンボイと
同系列の配色。
胸部にコックピットが位置する辺りは
アニメのオライオンパックスと同じ。
カラーリングの妙でコンボイのイメージを
投影する事に成功しているが
チャーの顔のインパクトが強く、
若者のオライオンに見えない所が惜しい。
リア
G1チャー型のトイの変形は素晴らしく、
車体ルーフと荷台を折り畳み
纏まり良く背中に配置される所や、
前輪が腕部ごと回転して
タイヤがボディ内側に収納される等、
目を見張る箇所が多い。
『オライオンパックスは900万年前の
セイバートロン星の黄金期に
エネルギーの管理作業に
従事していた労働者ロボットで、
並外れた強い意思と実行力の持ち主。』
『メガトロンに瀕死の重傷を負わされるが、
長老アルファートリンの手で再生され、
サイバトロン総司令官コンボイに
生まれ変わる。』
テックスペック
・体力 : 8 `
・知力 : 8 `
・速度 : 6 `
・耐久力: 7 `
・地位 : N/A
・勇気 : 10 `
・火力 : N/A
・技能 : 9 `
武器はレーザー銃
劇中のオライオンは民間ロボットなので、
もちろん武器は持っていない。
空を飛べる新型のロボットであり、
大量のエネルギーを保有する
メガトロンを崇拝していたが、
本性を現したメガトロンに
成す術も無く一撃の下に倒される。
『オライオンの身体は独立行動可能な
二つのユニットで構成され、
本体のオライオンと
作業ドロイド・ローラーに
分離する事が出来る。』
TFコレクションのチャー&ウィーリーが
リペイントされ、オライオンパックスと
ダイオンとして発売されるとアナウンスされた時、
ターゲットマスターはどのキャラになるのか?
と思案を巡らせたが、まさかローラーを
持ってくるとは予想外だった。
チャーのパートナー、
ターゲットマスター・リコイルとは
グレーと黒の配色が逆転している。
初代コンボイに付属する
バギー装甲車のローラーは、
1984年の最初期版はグレーだったが、
最も一般的な物はコンボイの
拳や脚部と同じ成形色の紫色だ。
しかし初期版の
グレー成形色のローラーを再現した
シルバーに塗装された復刻版等もある為、
このターゲットマスターローラーは
グレーローラーを意識した物なのかもしれない。
ウェポンモード
『ローラーは半自立型ロボット生命体で
トーチに変形する。』
e-HOBBYホームページの詳細設定では
『電磁リフトハンドルに変形する
バレルローラー。』
となっており、ロボットと変形後の名称が
商品のキャラクターカードと異なる。
オライオンパックスはG1アニメ
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』
の第60話「ひきおこされた戦争」に
登場したアニメオリジナルキャラクター。
エネルゴンを運搬、管理する労働者で、
一般市民のセイバートロニアンだ。
明るく気さくな若者でリーダー気質だが、
この時点で労働者達のリーダー
であったのかは定かではない。
同じく労働者で親友のダイオンや
恋人のエイリアルと
平和な日々を送っていたが、
メガトロンに邂逅した事で
彼の運命は激変する。
このストーリーの以前、
既に長老アルファートリンは
登場しており、コンボイの製作者
という事実も仄めかされていた。
しかしコンボイは製造された時点で、
最初からコンボイ司令官の姿だと
考えるのが当然だったと言える。
例を挙げると、グリムロック達
ダイノボットは制作された時点で、
既に完成されたロボットの姿だった。
セイバートロン星の飛行機だったエアーボット、
地球の自動車を基にしたスタントロン等も
ロボットとしての姿は
制作された時点の姿が完成形である。
即ち、トランスフォーマーは
製造、又は生み出された時の姿が
標準で完成したスタイルであった。
故にコンボイとは全く異なる姿の
オライオンパックスという
前身の姿があったという展開は
衝撃だったのだ。
『前身』という概念を
TFシリーズに取り入れる形となった
オライオンパックスのストーリーは、
その後のトランスフォーマーに
多大な影響を与える事になる。
後々に登場した新しいアメコミの
ドリームウェイブコミックス版に於いても、
コンボイの前身は登場する。
ドリームウェイブのTFコミック
『ウォー・ウィズィン』では、
コンボイになる前の姿は
労働者・オライオンパックスではなく、
オプトロニクスという名前の記録員だった。
ウォー・ウィズィンでは
数百万年前のセイバートロン星に
既にベテラン戦士のグリムロックが居たり、
評議会のメンバーがマトリクスを授ける等、
一般に知られているアニメ版とは
大きく設定が事なる。
一つの作品としては
非常に面白くお勧めなのだが、
やはりコンボイの前身は
オライオンパックスの方が馴染みがある。
セット内容
3体のロボットがパッケージされている為、
お得感がある。
ローラーは無理矢理な感が否めないが、
オライオンとダイオンは少なからず
縁のある関係なので、
チャー&ウィーリーよりは
説得力のあるセットとなった。
◆コンボイとの比較◆
アニメオリジナルキャラクターの
オライオンは頭部と手足が青色で、
これはアニメに於けるコンボイの
カラーリングに合わせた物だ。
しかしダイアクロンを基にした
初代コンボイのトイは
アニメでの青いパーツは紫色なので、
オライオンとカラーリングが異なって見える。
G2期のブルー成形色のコンボイなら
似ていたかもしれない。
G1チャー型のオライオンパックスは、
G1コンボイのトイと比べると
体格差がある事が見て取れる。
G1チャー型のトイは、
最強戦士のコンボイに生まれ変わる前の
一般市民であったオライオンに相応しい
イメージの型と言えよう。
オライオンパックスの拳は
ターゲットマスターを装備させる為に
5ミリ径に改良されている。
これによりコンボイに付属するライフル
『コンボイガン』をセット可能。
ローラーをローラーにセット
径が少し大きめで緩いので保持出来る程度。
トレーラーをオライオンにセット
この状態でも走らせる事は出来るが、
ピンが数ミリ引っ掛かっているだけなので
すぐに外れてしまう。
トレーラーを牽引させるのは
流石に無理があった。
それでもG1コンボイのトレーラーと
6輪バギー・ローラーと連動して
遊べる事は大いに評価出来る。
時代を超えて遊びの幅を広げる事が
可能な所が、トランスフォーマーの
偉大な特徴と言えるだろう。
単なるリペイント品に見えるオライオンも、
G1に思い入れのあるファンならば
待ち望んでいたアイテムと言うべき物で、
姿は掛け離れていても
商品化された事に意味がありました。
数あるG1コンボイのトイの中で
一際異彩を放つオライオンパックス。
ダイオン共々異端なイメージですが、
正にコレクターズアイテムと呼ぶに
相応しいトイです。
◆参考にならない比較◆
⇒ TF最後の騎士王 TLK-EX ヘッドマスター オライオンパックス `
⇒ TF最後の騎士王 TLK-EX オライオンパックス `
⇒ TFクロニクル EZコレクション コンボイ(G1) `
⇒ トランスフォーマー EZコレクションガム 1 コンボイ `
⇒ 限定EZコレクション コンボイ アニバーサリークリアVer. `
⇒ MEGA SCF 01 コンボイ TVバージョン `
⇒ SCF ACT-1 コンボイ `
⇒ SCF ACT-4 コンボイ(B) `
⇒ ロボットヒーローズ オプティマス・プライム `
⇒ ビークール B-03 トレーラー オプティマスプライム `
⇒ キュートランスフォーマー QT-19 コンボイ `
⇒ クレオ トランスフォーマー ベーシック オプティマスプライム `
⇒ TFユナイテッド UN-01 オプティマスプライム サイバトロンモード
⇒ TFオルタニティ A-01 コンボイ アルティメイトメタルシルバー `
⇒ 限定クリアマイクロン シルバーローラー `
⇒ TFコレクターズエディション 67 ダイオン `
トランスフォーマー ジェネレーションズ
2023 レガシー
"ア・ヒーロー・イズ・ボーン" 2パック
アルファトライオン & オライオンパックス
ALPHA TRION AND ORION PAX
2体セット
トランスフォーマー TLK-EX
オプティマスプライム&オライオンパックス
2体セット
初公開日:2010/3/25(木)
サイレンビルダー改めロードローバーです。
これからも宜しくお願いします。
せめて顔を新規造形にすれば。と思います
フューチャートラックに変形するというのを
利用しているのはうまいです
チャーの方が情報量少ないですね
(2010だから後期開発分なのに)
これからも宜しくお願いします。
せめて顔を新規造形にすれば。と思います
フューチャートラックに変形するというのを
利用しているのはうまいです
チャーの方が情報量少ないですね
(2010だから後期開発分なのに)
復活おめでとうございます。
こちらこそよろしくお願いします!
> せめて顔を新規造形にすれば。と思います
BOTCONじゃ頭部は新造するのに本家のメーカーはやった事が無いですよね。
顔さえ隠せば何となくオライオンに見える物を…。
それを言ったらダイオンなんてどこを取ってもウィーリーにしか見えませんねぇ。
このアイテムは半分ギャグとして受け入れる物なのかも。
こちらこそよろしくお願いします!
> せめて顔を新規造形にすれば。と思います
BOTCONじゃ頭部は新造するのに本家のメーカーはやった事が無いですよね。
顔さえ隠せば何となくオライオンに見える物を…。
それを言ったらダイオンなんてどこを取ってもウィーリーにしか見えませんねぇ。
このアイテムは半分ギャグとして受け入れる物なのかも。