◆ 名前 : メガトロン `
◆グループ: デストロン ◆シリーズ: トランスフォーマー ビーストウォーズ
◆ 役割 : 破壊大帝 ◆ 発売日: 1997年7月17日 `
◆ 変形 : ティラノサウルス・レックス ◆ 価格 : 2980円 `
パッケージ
ビーストモード
白亜紀後期、北アメリカに生息した
史上最大級の肉食恐竜。
体長は12mに及び、強い太腿と
長く力強い尾を使って素早く動き、
18cmもある円錐状の歯がずらりと並んだ
巨大な顎で獲物を捕らえた。
ティラノサウルスとは「暴君トカゲ」という意味。
レックスはラテン語でKING、
即ち恐竜の王を意味する。
サイド
巨大な頭部骨格と恐ろしいほど
巨大で強靭な足腰を持つ
ティラノサウルスだが、
腕は極端に小さく指は二本しかない。
一見すると貧弱な腕だが、
その力は相当な物で、戦いの中で
相手を押さえ込むには十分過ぎる程の
パワーがあったと考えられている。
リア
ティラノサウルスが
ティラノサウルス・レックス=Tレックスと
広く呼ばれる様になった背景には
映画『ジュラシックパーク』の影響が大きい。
関連事項としてハスブロ社傘下の
ケナー社がジュラシックパークのトイを
手掛けていた事から、同じくケナーが担当した
ビーストウォーズにフィードバックされた事は
想像に難くない。
ビーストモードのギミックとして、
口に霧吹きメカと呼称される
水鉄砲を搭載している。
水鉄砲パーツは取り外して
水を入れて再度セットする。
喉頭部が水を入れるタンク、
舌が発射口になっている。
海外版トイ設定ではこの機能を
『毒性を持つ麻痺液を噴射する。』
としている。
恐竜の頭頂部を押すと口が開き、
同時にポンプが押されて水を発射する。
手を離すと自動的に口が閉じるので、
何度も押せば連続して発射可能。
マイナス要素としては、恐竜の口が
開いた状態を維持出来ない事であろう。
メガトロン、変身!
現在では複雑怪奇な
変形工程を持つTFも多いが、
このメガトロンは当時の
初期ビーストウォーズの中では
随一の難しさを誇るトイであった。
ロボットモード
初期ビーストでは最大ボリュームを誇る、
威風堂々としたリーダーに相応しいスタイル。
右腕は恐竜頭部、左腕は尻尾部と、
両手共に拳が無いという大胆さを持ち、
その独自の姿が悪の大ボスとして
凶暴さと迫力を与えている。
リア
全高18cm程のサイズに加え、
横幅も広いメガトロンだが、
恐竜の大きな脚にハイヒールの様な
踵パーツが加わる事で接地性は非常に優秀、
様々なポーズを取っても自立出来る。
『悪の軍団デストロンのボス。
コンボイ率いるサイバトロンを倒して
惑星エネルゴアのエネルゴンを独占し、
宇宙征服を企む悪の最強戦士。
戦略の為には部下の犠牲など顧みない
非情で残酷な性格。
コンボイと互角のパワーを持ち、
奸計にも長け、常に陰謀を巡らせている。』
テックスペック
・パワー : 10
・知能 : 9
・スピード : 10
・耐久力 : 10
・階級 : 10
・勇気 : 10
・火力 : 10
・テクニック: 10
ティラノフェイス
『メガトロンのメイン武装。
恐竜の口からは最強の威力を誇るバスター砲、
レーザー・バスターや
威力は劣るが連続発射が可能な
レーザー・ボンバーを発射する。
又、レーザーが利かない相手に
威力を発揮する実弾、
ティラノ・ミサイルを撃つ事も出来る。』
ティラノテール
『尻尾の先端から5トンの岩を木端微塵にする
テール・ミサイルを発射する。
ティラノテールはシールドはもちろん、
巨大ペンチやマジックハンド、
鞭の代わりにもなる。』
左腕の先に装備されている
ティラノテールは、マジックハンドよろしく
伸縮するギミックを持つ。
肘から伸びる黒いレバーを操作する事で、
ティラノテールが伸びると同時に
ペンチが閉じる。
レバーを離すとスプリングにより
元の状態に戻る。
このマジックハンドギミックにより拳は無い。
ティラノテールと腕は繋がっていて
取り外す事は出来ない。
アニメ設定では拳も有り、
テールは取り外しも可能で、
2004年の『ロボットマスターズ』版の
ビーストメガトロンでは
アニメ設定通りの立体化を実現した。
プラズマ・バスター
『太腿のアーマーから各二発ずつ
同時に発射出来る強力なミサイル砲。』
アニメ劇中で使用したのは極僅かで、
海外版トイ設定の通り、
メガトロンの隠し武器の様な
ポジションとなってしまった武装。
強化ミサイル
アニメでは通常のミサイルであったが、
トイは丸い腰アーマーに合わせた形状の
アンカー型のミサイルを装備。
アーマーのスイッチを押すと
スプリングにより発射する。
このアンカータイプのミサイルは、
『ビーストウォーズネオ』の
ビッグコンボイにも同様の物が
採用されている。
ビーストマスク
頭部の蝙蝠の翼状の飾りを閉じると
ビーストマスクにチェンジする。
頭をすっぽりと覆う鉄仮面の様な形状で、
目の所に開いた覗き穴がノーマルヘッドの
目の位置に収まる設計が秀逸。
ビーストウォーズシリーズのDXクラス以上の
標準ギミックであったビーストマスクだが、
アニメ劇中では描かれる事は無かった。
メガトロンも劇中では蝙蝠状の頭飾りは
削除されたデザインで登場。
初代メガトロンの様な
ヘルメット状の頭部が印象付けられた。
メガトロンは両腕にギミックを搭載し、
迫力あるシルエットを有している事に加え、
全身の可動箇所も非常に多く、
自由にポーズを取らせる事が出来る。
一見ポージングの際に干渉して
邪魔になりそうな腰アーマーは回転可能な為、
妨げになる様な事はない。
TFの歴史の中で一時代を築いた
ビーストウォーズ・シリーズにあって、
悪のボスであるメガトロンは
最重要キャラクターの一人だ。
続くシリーズではメタルスメガトロンや
ドラゴンメガトロンにパワーアップし、
ビーストマシーンズに於いては
セイバートロン星を支配するまでに上り詰めた。
日本で展開されたビーストウォーズトイは
初期版と後期版でカラーが事なる物が多いが、
メガトロンは特に変更点は見られなかった。
ライバルであるウルトラクラス・コンボイは
何度もリペイント版が登場しているが、
メガトロンは意外に少なく、
BMダイノボッツのティーレックスと
CGアニメを再現した頭部新造形の
ビーストウォーズリボーン・メガトロン、
テレもちゃ版ビーストウォーズの
DXメガトロンしかない。
造形的にはロボットマスターズ版の方が
劇中に近いが、二倍程のボリュームがある、
このメガトロンの迫力は特筆に値する。
ビーストウォーズ以降、
両軍のリーダーのトイは大きめのサイズで
造られる伝統が確立し、後のリーダークラスに
繋がる礎を築いたと言える。
搭載される想像力溢れるギミックの多彩さも、
ビーストウォーズシリーズを
抜きにしては語れないであろう。
◆参考にならない比較◆
⇒ ビーストウォーズゆび人形 メガトロン `
⇒ ビーストマシーンズ ハッピーミール メガトロン
ビーストウォーズ
D-1 メガトロン
トランスフォーマー
ビーストウォーズ ヴィンテージ
プレダコン メガトロン
凄くデカイ!……と思ってたら、実はM伝スタスクと同じくらいだったとは。
まあそっちも割と大きいんですが、どうも放映当時におもちゃ売り場で見た時に「かなりでかい」と刷り込まれていたようです(笑)
ギミック満載なのがいかにもリーダー玩具っぽくていいですね。
まあそっちも割と大きいんですが、どうも放映当時におもちゃ売り場で見た時に「かなりでかい」と刷り込まれていたようです(笑)
ギミック満載なのがいかにもリーダー玩具っぽくていいですね。
テレもちゃでも出てましたねこれ
当時はコンボイ買ってもらったけどこっちも欲しかった記憶が
元は十年以上前のモノとは言えまだまだいけそうですね
今のヴォイジャー並の大きさですが
大きな両手と翼にも見えるガワが大きく見せるのに一役買ってると思います
当時はコンボイ買ってもらったけどこっちも欲しかった記憶が
元は十年以上前のモノとは言えまだまだいけそうですね
今のヴォイジャー並の大きさですが
大きな両手と翼にも見えるガワが大きく見せるのに一役買ってると思います
2010/09/22(水) 02:16:54 | URL | さすりゅ~ | [ 編集 ]
背丈は同じ位ですが体格や腕等が大きいのでボリューム感がありますよ。
ティラノサウルスの状態だとより大きく感じますねーw
当時のコンボイとの対決セット版の箱は相当でかかったですね。
スペースの2/3をメガトロンが占めていました。
ティラノサウルスの状態だとより大きく感じますねーw
当時のコンボイとの対決セット版の箱は相当でかかったですね。
スペースの2/3をメガトロンが占めていました。
御指摘ありがとうございます、早速修正しておきました。
テレもちゃDX版も持ってるのに存在を忘れてました(^^;
2007年は映画TFで盛り上がってたので
テレもちゃは完全に食われていたシリーズでしたねw
トイ自体はよく出来てるので今でも通用すると思います。
ボイジャークラス位ですが今のアニメイテッドや映画TFの同クラスと
比べると大き目に感じますね、両手を広げると迫力があります。
テレもちゃDX版も持ってるのに存在を忘れてました(^^;
2007年は映画TFで盛り上がってたので
テレもちゃは完全に食われていたシリーズでしたねw
トイ自体はよく出来てるので今でも通用すると思います。
ボイジャークラス位ですが今のアニメイテッドや映画TFの同クラスと
比べると大き目に感じますね、両手を広げると迫力があります。
初めまして、ヌエベと申します。
これを見て弄った時はTFも随分進化したんだな~と感心しましたよ。同時に変形の難しさも身をもって知りました。
このシリーズ、海外版を目にするとパケにハスブロではなくケナーと書かれてますが、そこが作ってたのですか。
これを見て弄った時はTFも随分進化したんだな~と感心しましたよ。同時に変形の難しさも身をもって知りました。
このシリーズ、海外版を目にするとパケにハスブロではなくケナーと書かれてますが、そこが作ってたのですか。
初めまして、そしていらっしゃいませ!
BWトイはG1、G2と比べると進歩してる感じが強かったですね。
このメガトロンも一見簡単な変形に見えて、体の向きや
ガワの噛み合わせが意外に難しかったりしましたw
この時期ケナーは既にはハスブロに吸収されてたので、
ハスブロ社のケナー部門から発売したんじゃないかなー、と思います。
BWトイはG1、G2と比べると進歩してる感じが強かったですね。
このメガトロンも一見簡単な変形に見えて、体の向きや
ガワの噛み合わせが意外に難しかったりしましたw
この時期ケナーは既にはハスブロに吸収されてたので、
ハスブロ社のケナー部門から発売したんじゃないかなー、と思います。
ゴリラになるコンボイよりギミックは少ないながら別種の武器を備え、やはり豪華な感じを与えるのに驚きました。恐竜のモールドにティラノテールの凶器の説得力を持たせるのは面白いと思います。
2015/07/29(水) 15:17:01 | URL | 紅澪斗燭鍍 | [ 編集 ]
メガトロンはゴリラコンボイとギミックが被らない様に工夫している所が凄いと思います。
コンボイとメガトロンは両軍のリーダーというだけの事はあり、驚きのTFトイでした。
初期ビーストウォーズのトイはアイディア満載で、非常に豪華な仕様のトイでしたね。
コンボイとメガトロンは両軍のリーダーというだけの事はあり、驚きのTFトイでした。
初期ビーストウォーズのトイはアイディア満載で、非常に豪華な仕様のトイでしたね。