青鳩(あおばと)
2016/06/29 Wed
青鳩の碧の鮮やか雌とても
(あおばとのあおのあざやか めすとても)
海へ翔んで青鳩塩を求めると
(うみへとんで あおばとしおをもとめると)
青鳩の百羽に小さき礁かな
(あおばとのひゃくわに ちさきいくりかな)
岩礁の青鳩波を避けきれず
(がんしょうのあおばと なみをさけきれず)
悲しみふと海に青鳩見てをれば
(かなしみふと うみにあおばとみておれば)
誰も無口海の水飲む青鳩に
(だれもむくち うみのみずのむあおばとに)
追記: 元の句「青鳩を観る磯の誰もが無口」を推敲。(2018.3.22)
釣人も青鳩の群待つ人も /むく
(つりびとも あおばとのむれまつひとも)
青鳩 (2016.06.11 照ケ崎海岸:神奈川県中郡大磯町)
青鳩を観る人 (2016.06.11 照ケ崎海岸:神奈川県中郡大磯町)
青鳩を見ようと、朝、御殿場へ向かう途中で立ち寄った大磯の照ケ崎。
三脚は持って行かなかったので、手持ちで。
また行くことがあったら、次は三脚を持参したいと思います。
小1時間過ごしましたが、たくさん青鳩を見ることができました。
海の塩水を飲みに丹沢の山から群になって飛来するという青鳩。
途中、ハヤブサなどに襲われることもあるそうです。
「違憲安保法廃止」、「原発ゼロの日本」を求める超党派の市民運動を応援します。(渡邊むく)
テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
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