拙著『女装と日本人』(講談社現代新書、2008年)3刷! [女装と日本人]
4月23日(月)
拙著『女装と日本人』(講談社現代新書、2008年)、3刷が出ました。
新陳代謝が激しい新書の世界で、刊行10年目で増刷してもらえるのは、ひとえに読者の皆さんのお陰です。
心から感謝しています。
プロフィールだけ手直し。
でも写真(2006年撮影)は替えなかったので、すっかり「著者遠影」。
拙著『女装と日本人』(講談社現代新書、2008年)、3刷が出ました。
新陳代謝が激しい新書の世界で、刊行10年目で増刷してもらえるのは、ひとえに読者の皆さんのお陰です。
心から感謝しています。
プロフィールだけ手直し。
でも写真(2006年撮影)は替えなかったので、すっかり「著者遠影」。
「染谷研究室」に書評 [女装と日本人]
3月27日(火)
国文学者の染谷智幸先生(茨城キリスト教大学,文学部,教授)が、ブログ「染谷研究室」で、拙著『女装と日本人』(講談社現代新書。2008年)を取り上げてくださった。
http://someyatomo.seesaa.net/comment?article_id=458369255
刊行後、10年も経っているのに、こうして書評してくださる方がいること、著者として、これ以上うれしいことはない。
ありがとうございました。
なお、『女装と日本人』は、4月に第3刷が出ます。
国文学者の染谷智幸先生(茨城キリスト教大学,文学部,教授)が、ブログ「染谷研究室」で、拙著『女装と日本人』(講談社現代新書。2008年)を取り上げてくださった。
http://someyatomo.seesaa.net/comment?article_id=458369255
刊行後、10年も経っているのに、こうして書評してくださる方がいること、著者として、これ以上うれしいことはない。
ありがとうございました。
なお、『女装と日本人』は、4月に第3刷が出ます。
銀座「蔦屋書店」のフェア"NO BORDER FASHION!!!" [女装と日本人]
『女装と日本人』3刷へ [女装と日本人]
完全な肩透かし [女装と日本人]
Twitterに『女装と日本人』の感想 [女装と日本人]
『女装と日本人』14000部売り切り、2刷刊行 [女装と日本人]
3月17日(火)
拙著『女装と日本人』(講談社現代新書)が、2008年9月の刊行以来6年半をかけて、ついに初刷14000部を売り切りました。
ご購読いただきました皆さんに心から御礼を申し上げます。
刊行が決まった時、担当編集者Kさんに「息長く売れる本にしましょう」と言われ、自分なりにそうなるように努力したつもりですが、本の寿命がどんどん短くなる中、6年半もかかってしまったとはいえ、よくぞ売り切ったものだと、感慨無量です。
しかも、わずかな部数ですが、3月11日に2刷が出ました(800部)。
こんなマニアックな本を、6年間、絶版にせずに、2刷まで出してくださった講談社に御礼申し上げます。
ただ、厳しい出版事情の中、定価を100円上げざるを得ない状況で、第2刷の定価は1000円になりました。
今後、お買い上げくださる皆様には心苦しい思いですが、なにとぞよろしくお願いいたします。
拙著『女装と日本人』(講談社現代新書)が、2008年9月の刊行以来6年半をかけて、ついに初刷14000部を売り切りました。
ご購読いただきました皆さんに心から御礼を申し上げます。
刊行が決まった時、担当編集者Kさんに「息長く売れる本にしましょう」と言われ、自分なりにそうなるように努力したつもりですが、本の寿命がどんどん短くなる中、6年半もかかってしまったとはいえ、よくぞ売り切ったものだと、感慨無量です。
しかも、わずかな部数ですが、3月11日に2刷が出ました(800部)。
こんなマニアックな本を、6年間、絶版にせずに、2刷まで出してくださった講談社に御礼申し上げます。
ただ、厳しい出版事情の中、定価を100円上げざるを得ない状況で、第2刷の定価は1000円になりました。
今後、お買い上げくださる皆様には心苦しい思いですが、なにとぞよろしくお願いいたします。
『女装と日本人』のネット書評 [女装と日本人]
4月25日(木)
拙著『女装と日本人』(講談社現代新書)を出版してもう4年半以上になるのに、今でもこうしてネット上で書評を書いてくださる方がいる。
http://www.honzuki.jp/book/48743/review/100649/
ほんとうにありがたいことだ。
と同時に、早く次の本を出さないと…と思う。
(実は、昨日から『性なる場の記憶を求めて(仮題)』を書き始めた)
この書評、言葉の使い方にやや問題はあるが、これまでの書評とはちょっと着眼点が違っていて、おもしろかった。
「小顎の順子氏は女装するとマジ女に見えるので、ガチホモの人には不愉快な本であろうw」には、笑ってしまった。
はい、その通り、マッチョなゲイの人にはまったく好かれません(笑)。
拙著『女装と日本人』(講談社現代新書)を出版してもう4年半以上になるのに、今でもこうしてネット上で書評を書いてくださる方がいる。
http://www.honzuki.jp/book/48743/review/100649/
ほんとうにありがたいことだ。
と同時に、早く次の本を出さないと…と思う。
(実は、昨日から『性なる場の記憶を求めて(仮題)』を書き始めた)
この書評、言葉の使い方にやや問題はあるが、これまでの書評とはちょっと着眼点が違っていて、おもしろかった。
「小顎の順子氏は女装するとマジ女に見えるので、ガチホモの人には不愉快な本であろうw」には、笑ってしまった。
はい、その通り、マッチョなゲイの人にはまったく好かれません(笑)。
Twitterで見かけた『女装と日本人』の感想 [女装と日本人]
2月18日(月)
月村朝子さんという北海道在住の画家の方が、2月15~16日にかけてTwitterに記してくださった拙著『女装と日本人』の感想。
------------------------
三橋順子「女装と日本人」読了。2008年の出版時に広告をスクラップしていて、昨年やっと購入した。人情味溢れる新書、とてもいい読後感。
昨日読了した「女装と日本人」(三橋順子)は、「日本の文化は女装なしには語れない」・・という切り口から、中世の野郎歌舞伎~現代の女装コミュニティに至る歴史を説いた新書でした。私が一番心に残ったのは、著者が女装者としての半生で関わってきた、市井の人々の人間味を伝える内容でした。
♂と♀というたった二つだけの分類では、「自然」の一部として生息する「ヒト」という種を括り切れないのは当然のことです。また、美術史に残っている(=優れたものとして評価を得ている)人物や作品を学ぶ時、表現の根本にある衝動の一つとしてのジェンダーを避けて通ることはできません。
「女装と日本人」(三橋順子)は、温かい語り口で 著者が見聞きし、時に体感してきた日本史に於ける「異性装」を紹介しながら、一人の人間として生きる道にも様々な形態があり、それは変遷してゆけるものだということを伝えている気がします。新たな社会、新たな学び、それらに自分を開いていくこと等
------------------------
本というものは、出版されれば、著者の手を離れて独り歩きし、思いもかけない読み方をされるものだが、こうした読み方をしてくださると、著者として、とてもうれしい。
ありがとうございました。
月村朝子さんという北海道在住の画家の方が、2月15~16日にかけてTwitterに記してくださった拙著『女装と日本人』の感想。
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三橋順子「女装と日本人」読了。2008年の出版時に広告をスクラップしていて、昨年やっと購入した。人情味溢れる新書、とてもいい読後感。
昨日読了した「女装と日本人」(三橋順子)は、「日本の文化は女装なしには語れない」・・という切り口から、中世の野郎歌舞伎~現代の女装コミュニティに至る歴史を説いた新書でした。私が一番心に残ったのは、著者が女装者としての半生で関わってきた、市井の人々の人間味を伝える内容でした。
♂と♀というたった二つだけの分類では、「自然」の一部として生息する「ヒト」という種を括り切れないのは当然のことです。また、美術史に残っている(=優れたものとして評価を得ている)人物や作品を学ぶ時、表現の根本にある衝動の一つとしてのジェンダーを避けて通ることはできません。
「女装と日本人」(三橋順子)は、温かい語り口で 著者が見聞きし、時に体感してきた日本史に於ける「異性装」を紹介しながら、一人の人間として生きる道にも様々な形態があり、それは変遷してゆけるものだということを伝えている気がします。新たな社会、新たな学び、それらに自分を開いていくこと等
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本というものは、出版されれば、著者の手を離れて独り歩きし、思いもかけない読み方をされるものだが、こうした読み方をしてくださると、著者として、とてもうれしい。
ありがとうございました。
「B00K JAPAN」掲載の『女装と日本人』の書評 [女装と日本人]
11月25日(日)
書評を楽しむための専門サイト「B00K JAPAN」に、拙著『女装と日本人』(講談社現代新書 2008年9月)の書評が載っていることに最近になって気づきました。
「肉筆春画/女装と日本人 不思議と美と笑いと戦慄の渦巻く、めくるめくワンダーランド」(レビュワー:鷲谷花、2009年08月19日掲載)
http://bookjapan.jp/search/review/200908/washitani_hana_01/review.html
http://bookjapan.jp/search/review/200908/washitani_hana_01/review2.html
自著の書評は、けっこう小間目に見ていたつもりでしたが、なぜか見落としていたようです。
『女装と日本人』の第2章「近世社会と女装」の部分に絞った書評ですが、ポイントをしっかりつかんでくださって、うれしかったです。
書評を楽しむための専門サイト「B00K JAPAN」に、拙著『女装と日本人』(講談社現代新書 2008年9月)の書評が載っていることに最近になって気づきました。
「肉筆春画/女装と日本人 不思議と美と笑いと戦慄の渦巻く、めくるめくワンダーランド」(レビュワー:鷲谷花、2009年08月19日掲載)
http://bookjapan.jp/search/review/200908/washitani_hana_01/review.html
http://bookjapan.jp/search/review/200908/washitani_hana_01/review2.html
自著の書評は、けっこう小間目に見ていたつもりでしたが、なぜか見落としていたようです。
『女装と日本人』の第2章「近世社会と女装」の部分に絞った書評ですが、ポイントをしっかりつかんでくださって、うれしかったです。