専門医の「昔ながらの間違った説」を変えるには? : 心療整形外科
人気ブログランキング | 話題のタグを見る

心療整形外科

junk2004.exblog.jp
ブログトップ
2024年 05月 24日

専門医の「昔ながらの間違った説」を変えるには?


Aさんは一か月前より、右臀部~右下肢に痛み出現した。思いあたる誘因はない。

Bクリニックで外側ヘルニアと診断、硬膜外ブロックを受けるも改善せず。神経根ブロックのできる病院に紹介される。神経根ブロックを受けるも改善せず。

以前に当院で頚痛を治療してよくなったことを思い出して来院する。

殿筋、腸腰筋、大腿や下腿の筋肉にできた圧痛点に0.5の局所麻酔を1~2㏄ほど注射した。

足首が進展しにくいのが心配だといわれた。前脛骨筋の圧痛点に注射」で改善した。

ヘルニアが神経を圧迫して痛みやしびれが生じることはない

筋肉の強い緊張が痛みを作っている。

原因はフィジカル、メンタルの両面が考えらえるがこのように急に痛みの部位が広がっていることを考えるとメンタル>>フィジカルが想像される。

仕事が超多忙だった、それが終わったとたん痛みに襲われた。

このような患者さんは珍しくはない。

ヘルニアや狭窄症の手術をしたが痛みが取れない。全国から来院や相談がある。

専門医の「昔ながらの間違った説」を変えるには?_b0052170_19002846.jpg
専門医の「昔ながらの間違った説」を変えるには?_b0052170_19003878.jpg


専門医の「昔ながらの間違った説」を変えるには?_b0052170_19004798.jpg


by junk_2004jp | 2024-05-24 18:46


<< 医師が知らない(習わない)筋肉...      今まで間違っていた痛みの医学 >>