2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧 - 精神年齢9歳講師のブログ

精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『小さなチーム、大きな仕事』を読んで、学校教育が起業家を生みにくい原因に触れた。

今回は、一見教育に関係なさそうな読書感想文を書いてみる。それは、『小さなチーム、大きな仕事』という本だ。 【中古】 小さなチーム、大きな仕事 働き方の新スタンダード ハヤカワ文庫NF/ジェイソン・フリード(著者),デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハン…

仮に僕が高校生に戻ったら、どういう勉強をするか考えてみる。 -世界史編-

大人になれば、人生経験を積んで素養を自動的に得る分、ある程度の勉強は不思議と分かるようになる。 だからか、子どもが頭を抱えてるとき、『なんでそんなのもわからんのん?』と思うことが増える。自分がその時出来ていたかどうかはさておき。 ―それを口に…

社会の授業の進め方に"1つの最適解"が出たかもしれないので、シェア。

僕は中学までなら、文系三科目の全てを担当している。その中で、どうも社会の授業がしっくりきたりこなかったりを繰り返していた。 わかりやすい説明を意識し、それに全振りしてみたり、逆に演習にほとんどの時間を割いてみたり。だがどれもこれも一長一短、…

人間、思っている以上に色々こなせる気がする。でも同時に、考えてるほど仕事や勉強をしてないとも思う。

最近、公私において自分の行動を振り返り、少し驚いたことがある。 どう考えても、引っ込み思案を極めていた20代前半くらいまでの自分と比べ、あらゆることの生産性がアップしているのだ。 試しに、先週やったことを列挙する。(日々の授業は除く) ブログ記事…

『流暢性の罠』に打ち克つ! 『本当はわかってないこと』に自力で気付く質問とは?

やや哲学的だが、自分が知らないこと、わからないことに気付くのは本気で難しい。 誰だって自分ができないところを直視したくはないのだ。だからこそ、あの手この手で『脳』が『知ってる感』を出してくる。 しかし、知ったかぶる人間の末路は悲惨だ。本当に…

『子どもの前で勉強することこそが最高の教育!』・・なんて意見もあるので、オススメの良書を紹介しときます。

断言するが、勉強することを本当の意味で子どもに"強制"することは不可能だと、僕は考えている。 内発的動機に敵うものは、やはりなさげなのだ。この仕事を通じてとかじゃなく、人生通じて、どうしてもそう思わされる。 では、やることを強制できないなら、…

『がさつ』でも、最低限押さえるべき点を押さえたノートは超効果的だぜ!という話。

『綺麗なノート』を信奉する人は多い。その度に僕はむずがゆい思いをする。 僕は飽き性で、字もヘタクソであり、かつめんどくさがりという特性があるため、世間がいう『綺麗なノート』をどうしても再現できないからだ。 『ノート』については、↓みたいな本も…

【小ネタ】英単語のスペリング勉強に、タイピングは思ったより良い。

今日は全く時間が取れなかったので、超短編。 スペリングの勉強にタイピングは良い気がしていたので、自分で試すことにした。 www.e-typing.ne.jp 適当なコースを選んでクリックすると、こんな画面になる。 スタートを押せば、英単語が出てくるので、それを…

『リスク』を取らないことこそが『最大のリスク』 ―【大局観】を読んで、ブレない心とは何かを学んだ。

羽生善治氏の著作が好きだ。(棋風とかは素人すぎてよくわからない) 大局観 自分と闘って負けない心 (角川新書) [ 羽生 善治 ] posted with カエレバ 今日は何度も読んだ『決断力』ではなく、まだ3~4回目くらいの再読となる『大局観』について、特に生徒に…

文章題に立ち向かうには、【メタ認知】の知識と訓練が大事ですよ、というお話。

皆さんは文章題は得意だろうか。 この能力は鍛えるのが非常に難しく、ぶっちゃけ『地頭の良さ!』で片付けられることが多い。だが、そんな単純にスッパリと切り捨てて良いのだろうか。 そう思って調べてみると、少し古いが面白い論文を発見した。(R) 内容を…

【小学生向け】飽きずに学習を続けるための『勉強ルーティン』について、オススメの提案を書く。

小学生をお子さんに持つご家庭から、そもそもの【学習法】について相談を受けることが多い。(受験を見据えているけど、何をすれば良いか的な) 僕はその辺の知識にはある程度自負があるので、現状を聞いて、それに即した学習法をよく面談でお伝えしている。 …

【大人の学習向け】英語の長文は読みたいけど、難し過ぎるのはイヤなあなたに、丁度いいサイトをご紹介。

僕もそうだが、日頃から英語の勉強をされている方は多いのではなかろうか。 すると、大体は結構すぐ【長文のネタ】が無くなり、かといって同じのを読むのも飽きるという難点が出てくるものだ。これは仕方のない話。 僕自身もそれには本当に難儀してきたので…

『立派な人から学べ!』・・・と言うと、大抵の子は心が壊れますのでご注意を。

休校期間が延びた影響で、追加の課題が出された学校も多い。 すると、心が鬱々として、モチベーションに難儀している生徒が多いだろうという思いやりか、超優れた人物の努力をまとめたプリントを配るところもあった。 例えば、『偏差値70の超秀才校に受かっ…

この情勢だからこそ、ぜひスマホやPCで【検索練習】を積ませてあげるべき。絶対にそう思う。

過去にちろっと書いたが、僕はやや強制的に『オンライン』や『スマホ』が子ども達の手に降りてきているこの状況に大賛成だ。 今はマジで、こういうツールを使いこなせる者が勝つ・・というより、使えなければ負け確みたいな状況だからだ。 子どものスマホ使用…

【多動力】を読んで、1日を『自分の時間』で埋め尽くす重要さを学んだ。

今日も今日で、読書に励んだ。そしてその本は、何番煎じかわからないけれど、堀江貴文氏の『多動力』である。 多動力 (幻冬舎文庫) [ 堀江貴文 ] posted with カエレバ ありとあらゆる種類の仕事に関わり、圧倒的なインプットとアウトプットをこなす著者の…

『完璧』を捨てた方が『完璧』に近付ける。でもそれを学校ですると、怒られる。

僕自身、性根はかなりの完璧主義者だと思う。 細かいところまでこだわるのは好きだし、徹底してクオリティを高めたものを、あちこちに提供したい。その思いは強い。 だがここ数年はかなり意識して、努力して、その気質から脱しようとしている。そして今、そ…

使えたり使えなかったりする『単語カード』の、効果的な利用法を述べる。

『単語カード』を作ったことはあるだろうか。 僕も勉強がよくわかっていなかったころ、中1英単語を全てまとめたオリジナルのそれを作り、満足していたものだ。 ―だが、誰もが思いつくこの使い方は、ハッキリ言ってあまり意味が無い。最悪、時間の無駄という…

【小ネタ】ホットな話題を自分で調べる際は、意外な【罠】に気を付けなはれや!

コロナの裏で、このニュースが話題になっている。 www3.nhk.or.jp 色んなインフルエンサーがこれについてNoを突き付けているため、『なんかよくわからんけどヤバイ』という認識の方も非常に多いと思う。(僕もですが) しかし、今日はこの内容について解説・・な…

【小ネタ】オンライン授業があちこちで始まりましたが、それに"時間割がある"のは【謎】でしかない。

僕の住むエリアにて、本格的に高校や大学のオンライン授業が始まる見込みだ。(既に動き始めたところもある) 僕自身、この流れは歓迎するべきものだと捉えている。これが一般的になれば、教育という少し保守的な世界も、きっと多少は変わるだろう。 ―だが、な…

『教育』のせいで心が潰れないために。 ―即実践可能なストレスへの対処をお伝えする。

そういうニュースがやたらと心に残るだけなのもあるだろうが、Twitter等のSNSで、不安や怒りにまみれた発信が増えていると感じさせられる。 特にこの自粛・休校ムードに絡み、学校側の対応に苦言を呈する方々も激増していることから、僕は本気で教育現場のメ…

【小ネタ】国語のセンスは、『漢字』の学習に出る。そう思えてならない。

国語とはセンスで解くものだという価値観は相変わらず根強い。実際にそれができるのは一部の天才だけなので、最初から勉強をしない生徒もまた、多い。 ただ、国語はセンスで"解く"ものではないのだが、センスの"有無"は別問題だと感じる。 あるなら得意科目…

高スペックに『価値』はどこまであるか? ―ある種の勘違いに釘を刺す。

思い出したように語るが、僕は英検準1級と1級を持っている。だが、ぶっちゃけそれそのものの恩恵について、日々そこまで感じることは無い。 何故かというと、それを持つ人も、僕より遥かに能力が高い人も、ごまんといるからだ。Youtubeで検索を掛けたら、夥…

実は生徒に伝えたいアイデアが満載。『サブスクリプション』を読んでみた。

ここ数回の記事でちらちら書いていたが、『サブスクリプション』という本にハマっていた。 サブスクリプション 「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル /ダイヤモンド社/ティエン・ツォ posted with カエレバ ちなみにサブスクリプションとは定期…

ご存知の通り、『金持ち』だけが豊かさじゃない。『アレをたくさん持ってる人』もまた、強いのだ。

最近こそ大っぴらに喧伝する人は減った印象だが、『年収高いマン』の人気と、それを欲する女子の熱は、依然として高い。 僕自身これについて、好みや価値観は人それぞれだからどうでもいいと感じているが、どうでもよくないと感じている人の方がどうやら多い…

【小ネタ】超絶欲しい『閃き』を得る方法について、まとめてみる。

『閃き』。何と素晴らしい響きだろう。 問題の解放が一瞬で浮かぶあの刹那。ずっと考えていた難問をクリアする方法がみえた瞬間の昂奮。これは筆舌に尽くしがたい。 コナンで言うところの、頭に閃光が迸るアレであり、その感覚は結構近い。文字通り、『閃き…

僕が自宅で『やる気スイッチ』を押すためにしているルーティンを、参考がてら書いておく。

これを言うとブラックと言われるのだが、僕は週休二日の内、その両方が休みになることはどちらかと言えばレアである。(定期テストとかあるし) だがここ最近はめっきり仕事が無く、二日間ガッツリ休めちゃうことがほとんどだ。だが、しなきゃならないこともし…

この世にマストな『いいからまずはやってみるマインド』を、どう生徒に育ませるか?

僕は『勉強』そのものより、『勉強』を通じて有用なスキルの習得を生徒には意識してほしいと考えているのだが、最近思うその最たるものは『とりあえずの挑戦』だ。 言葉にするのは簡単だが、この辺は『得られたフィードバックを即活かす力』とか、『自己肯定…

【実践】超効率的なインプット法、それは【ノートへの殴り書き】である。

昨日アップした記事に、『メモリーツリー』の話を書いた。 mitanorifusa.com 簡単に言えば、『関連のある知識を、その強さの程度や補助となる語呂合わせ等を添えつつ、木のように繋げていく作業』というものである。 僕のイメージでは、独りで『マジカルバナ…

で、『成績』が伸びる生徒の"自学"は、他と何が違うんだ?

僕の住む県では、最近正式に休校の延長が決定となった。となれば、お子様の自学の様子を目にする機会は、また延びて増えることとなる。 だが、よくよく考えれば、『成績が伸びる自学、伸びない自学』は何が違うのか、意外とそれはつかみどころがない話ではな…

考えもなしに『難問』を解いても、『難問"だけ"』が解ける生徒になっちゃうゾ!

『難問』『応用』『発展』といったフレーズが付いている問題に、あなたは、そしてあなたが受け持つ生徒は、どういう感想を抱くだろうか。 僕は正直、『めんどくせぇ』とか、『できなくてもいいか』とか、『部分点をねーらお』という、エスケープの術を考えて…