結婚・再婚したいシングルマザーが焦って失敗したこと3つ
再婚した、5歳の息子がいるシングルマザーのナギサです。
私は「再婚したい」と思って、いろいろな婚活方法を試して失敗してきました。
ですが、結果として私と子供たちのことを理解してくれる今の夫と出会うことができたので後悔はありません。
この記事では、再婚したい気持ちが強くて焦って失敗したことと、シングルマザーにおすすめの婚活方法をお伝えしていきます。
まず結論からお伝えすると、シングルマザーが再婚を目指すなら「マッチングサービス」がいいと思います。
マッチングサービスで出会いを探すメリットはこの3つです。
マッチングサービスの良い点
- シングルマザーOKで恋人を探している相手と出会える
- 真剣度の高いサービスを選べば、本気でお付き合いできる相手が見つかる
- 女性は無料なので手間もコストもかからずに出会いを探せる
では、詳しく説明していきます。
シンママ向けの婚活サービス一覧
私が利用した婚活方法をまとめました。
※マッチングアプリがおすすめの理由はこの先で書いています。
アプリ名 | アプリの特徴 | 参考リンク |
---|---|---|
マリッシュ |
★マッチングアプリ |
解説 |
★マッチングアプリ |
解説 | |
PARTY☆PARTY |
★婚活パーティー |
公式 |
おとコン |
★婚活パーティー |
解説 |
オーネット |
★結婚相談所 |
解説 |
ジモティー |
★友達探し、サークル |
解説 |
マッチングアプリがおすすめの理由を紹介します。
マッチングアプリはシンママを受け入れてくれる理解ある男性と出会いやすい
マッチングアプリは、顔写真や趣味、年収、結婚への意識などをプロフィールに設定します。そのプロフィールに、「シングルマザーです」と書くことで、シンママに理解のある男性からだけアプローチがきます。
つまり、シンママを恋愛や結婚の対象と考えてくれている男性と出会いやすいんです。
しかも顔写真や年収、価値観などをみて男性を選べるので、恋愛・結婚対象外の人とは関わらず、好みの人とだけ出会えるのも良いです。
シンママに理解のある男性が多いアプリはこれ!
私はこの2つのアプリを使いました。
アプリ名 | アプリの特徴 | 参考リンク |
---|---|---|
マリッシュ |
私はココで出会いました バツイチ・シンママ再婚応援アプリ。他アプリと比べて、子持ちOKな男性がたくさんいて、出会いの数が多かった!しかも女性無料。 |
解説 |
シンママOKの男性を探せる |
解説 |
アプリの良いところを簡単に紹介します。
- 空き時間にスマホのみで活動できる
- シンママ理解者と繋がれるからお付き合いに発展しやすい
- 利用者が多いので、相性の良い人を見つけやすい
- 免許証等の提出が必要で怪しい人が排除されて安全
なので、忙しくて中々恋愛に積極的になれないシンママにもぴったりです。
数ある婚活アプリの中でも、シンママや再婚者に特化したアプリはマリッシュだけです。ペアーズは利用者数が国内で1番多いです。
2つとも女性は無料で使えるので、どんな男性が登録しているか見るだけでもできますよ。
ここからは、再婚を焦っていて失敗した私の体験談を紹介していきます。
シングルマザーの体験談
ここから先は私の再婚活が上手くいってなかった時のお話です。
婚活中のシングルマザーの皆さん。婚活の状況は順調でしょうか?私は最近ものすごい焦りを感じていました。
現在アラフォーの私は、もうすぐ5歳になる息子を一人で育てるシングルマザーです。離婚と共に実家近くに家を借りて、家族や知人や友人に支えられながら日々を過ごしています。
近くに支えてくれる人がいる環境がある私は、シンママとしては恵まれた方なのだとは思います。それでもやはり、経済的な不安もあります。精神面でも子どもをこれから先も一人で育てていくことや、老後のことまで不安要素はたくさん。
そして私はもともと結婚願望が強い方なんです。だからこそいつかは、もう一度家庭を作って人生をやり直したいという思いがあります。
自分で行動しなくては始まらない!と思うし、だからこそ今まで婚活にはかなり積極的に行動してきました。例えば、婚活サイトを利用してみたり、お見合いイベントに参加してみたり。もちろん出会いがなかった訳ではありませんでしたが、今のところ結果は惨敗です。
交際に発展しても中途半端な関係のまま別れてしまったり、一度あっただけの男性につきまとわれたり。なんて悲惨なこともありましたし、毎回出会った相手との交際を、真剣に考えていた私にはかなり精神的にダメージが大きかったです。
正直少し疲れ切ってしまっている部分もあります。そしてこんなことを繰り返している自分も嫌になってしまっている部分も。
でも諦めてしまっては、全てがそこで終わってしまいます。今までの経験を活かしてこれからどうやって婚活をしていくのか、またどうしたら失敗しないで済むのかを考えてみることにしました。
この記事が私と同じように、婚活に失敗を繰り返しているシンママの皆さんのお役に立てれば光栄です。
婚活に失敗しないためにはどうしたらいいのか
なぜ私は婚活で失敗を繰り返してしまうのか。まずはきっと婚活に成功しない原因があるはずなんです。
そもそも婚活って本当にすべきなの?普通の婚活と私たちシンママの婚活は違う
婚活という言葉はとても一般的になりましたよね。
でも、もしかしたら「婚活」という言葉に踊らされている自分はいないでしょうか?
再婚したい=婚活をしなくてはいけないという概念を、自分で作り出してしまっている環境はないでしょうか?
そもそも独身時代の自分であれば、いいなと思う人に出会ったら、とりあえずお付き合いしてみても良かったですよね。気が合わなければ、すぐに別れれば良いわけですし。別れがきても合コンや、それこそクラブにでも行けば、すぐに何かしらの出会いはありました。
そしてまたいいなと思う人ができれば、気軽に遊びにいくことができたし、少し行動を起こせば自分で出会いはたくさん作れたわけです。
しかし、シングルマザーになった今はその時とは全く訳が違います。まずはシンママには時間がないのです。子どもと二人で生活をしていくためには、独身時代よりもさらにお金が必要です。
他のシングルマザーのみなさんもお金の問題には苦労されているようです。
私も離婚してすぐは、パートや在宅ワークをいくつも掛け持ちしたりして、とにかく子どもに不自由をさせない暮らしができるようにと必死でした。
生きるのに必死!子育てに必死!このままでは仕事と子育てだけで私の30代が終わってしまう!周りのシンママたちが彼氏ができたり再婚したりするのを見送りながら、私の心の中は孤独感でいっぱいになっていきました。
このままではいけない!と少ない隙間時間を使ってでも、婚活を続けました。シンママは、「寝る間を惜しんででも婚活」しなくてはならないんです。必死にならないと出会いもないんですよね。
婚活サイトで仲良くなれそうな人がいたら、わざわざ家族やママ友に子どもを預けて毎回気合いを入れてお見合いしてみました。
また、婚活イベントに参加するために仕事を休まなくてはいけなかったりしたこともありました。それでもいい出会いに繋がらないから、また繰り返すんです。もう正直しんどい。
限られた時間の中で、自分だけではなく「最愛の子ども」にとってもいい相手を見つけなくてはいけません。気がつけば、仕事・婚活・育児の繰り返しで、友達や仲間や家族と過ごす時間もおざなりな日々です。だんだん婚活することもストレスになってしまう状態です。
あれ?もしかして私って婚活に必死になりすぎてる?そう思ったら一度立ち止まってみる
ふと冷静になった時に「必死になりすぎている私」にハッとしました。もしかして私は、はたから見たら見苦しいくらいに婚活で頭がいっぱいになっているのではないか。
だからこそ相手に足元を見られて真面目なお付き合いにならなかったり、いい人に出会えない悪循環の環境を、むしろ自分で作ってしまっているのではないか。
再婚をしたいという気持ちを大事にすることも必要です。でも、婚活に必死になりすぎるあまり、大事なことを自分で見逃しているような気がしました。そのせいで、もしかしたら本当にご縁のある人を見逃してしまっているような気すらしてきました。
そもそもなんで婚活したいのか?一度結婚して相手選びに失敗している私です。焦って婚活をすることには、本当はメリットはないんですよね。私が大事にしなくてはいけないのはなんなのか。それは、子どもとこれから先も幸せに暮らしていくことなんですよね。
大前提としてまず絶対に「子ども」を幸せにしたいんです。その上で、もしいい人と出会えたら、その先の人生を一緒に歩んでいきたいと思っていたんです。婚活をしようと思った理由をもう一度考え直して、自分の気持ちを一度リセットしてみることにしました。
そして気がつくのです。
「私は本当は婚活しなくてもいいのかもしれない」
ということに。
「焦り」で失敗した私が分析する3つの原因とその対処方法
一度立ち止まって考えて見たら、冷静に自分の焦りの原因は見えてきますよね。以下は私が客観的に自己分析した婚活に焦ってしまう3つの原因です。そして焦ってしまう原因をどうやって対処していくかも合わせて考えてみました。
これって婚活に失敗してしまうシンママには、共通していることでは無いかと思います。
焦ってしまう理由その1!年齢的な焦りで自分を追いこんでしまっている
私は冒頭でもお話ししましたが、もうアラフォーです。決して若くありません。世の男性って一般的に若い女性を好む傾向にありますよね。なんだかそんなことも意識してしまい、年齢的な焦りを持ってしまう部分もありました。
誰もが平等に歳をとります。ファッションやメイクなど、できるだけ若くみえるように意識して見ても、私はやっぱりアラフォーなんですよね。きっと再婚をするにはできるだけ若い方が出会いやチャンスも多いのでは無いかという焦りが出て来るんです。でもこれって自分で自分を苦しめているんですよね。
解決策「アラフォーの私のいいところを考えることで自分に自信をもつ」
若い子には年齢で勝つことはできません。しかしアラフォーの私には若い子には無い魅力があるはずなんです。私にも20代の頃はありました。その時の私より今の私の方が年齢が上です。だからずっと今のが大人で、魅力的な部分もあるはずなんです。自分の年齢に自信が持てなくなってしまった時には、一度今の自分のいいところを書き出してみるのもいいのではないでしょうか。
若い頃より人を見る目が付いた
私は、若い頃よく人に騙されました。男性が本気になってくれなかったり、友人にお金を貸して逃げられたこともあります。仕事でミスを押し付けられたりしてもなにも言えない自分もいました。でも、その経験が今の私を作っているんですよね。多少は信用していい人・いけない人を見抜ける力は付いているはずです。(それでも男性を見抜く目は足りていないようですが…笑)
若い頃より生活力も身についている
私は、若くして親元を離れてアパレル販売員として仕事をしながら生活していました。少ないお給料でも仕事のために、洋服を買わなくてはいけないので生活はいつも極貧。
家賃が払えないくらい大変な時もあれば、お米すら買えない時もありました。生活に十分なお金の稼ぎ方も、使い方もわからなくて、とにかく一生懸命でした。それに料理も掃除もできなくて、家も汚いし、とてもだらしない生活を送っていました。
しかし今は守るものができ、生活に必要なお金をしっかり計算して稼いでいく力をつけることができました。裕福ではないですが、しっかり生活をしていけるようになっていることや、料理も家事もそれなりにできる今は昔の私にはない魅力があるはずなんです。
若い頃より人に優しくできるようになった
若い頃の私は、とにかく性格がキツくて他人に対して優しく接する余裕なんてありませんでした。
しかし、人生経験を積んで辛くて苦しい経験をしてきたからこそ、他人に対して思いやりの気持ちを持てるようになった部分もあります。人に優しくできるようになったことで、若い頃よりも私の周りには仲間と呼べるような友人がたくさんいます。
だいたい今の自分に見合った相手を見つければいいだけ!
歳を取ることを怖がっても仕方がないんですよね。そして色々経験してきた今の自分に見合った男性と出会えるのが、本当は一番いいことですよね。若い頃より魅力が増えている私は、焦らなければきっと若い時よりも魅力的な男性と出会えるはずなんです。
焦ってしまう理由その2!できるならもう一人子供が欲しいという焦り
もともと子ども好きなわけではなかった私。でも自分の子どもって本当に可愛いのです。そして、やっぱり子どものために兄弟を作ってあげたい!という気持ちもあります。
特に離婚してから自分自身も兄弟や家族に助けられて生きています。だからこそできるなら、もう一人子供が欲しいなと思う部分もあるんです。
しかし、自分が何歳まで子どもを授かれるかどうかどうしても考えてしまいます。できるなら体力のある若いうちに子育てをしておきたいという気持ちもあります。そんな考えも私が焦ってしまう原因の一つでもありました。
解決策「もう一人子供が欲しい!のならばまず視点を変えよう」
子どもが欲しい!でも、これは一人では解決できません。今でも一人で子育てしながらいっぱいいっぱいになってしまうこともたくさんあります。どうしても子どもが欲しい!そう思えば手段はあります。
人工授精もそうだし、子作りの相手だけを探すことは可能でしょう。しかし、再婚せずに子どもだけを作ることはできても、一人でまた一から子育てしていくのは私の中ではやはり非現実的です。(世の中には妊娠中に離婚して、一から一人で子育てしている尊敬すべきママさんもいますが)
じゃあ、どうしたらいいのか。子どもを諦めるのではなく、視点を変えて今の環境での子育てを楽しむことも大事なのではないかなと思いました。
目の前の子供にたくさん愛情を注げる環境だと言うこと
今の環境で目の前の子供にたくさんの愛情を注げているんです。それも幸せの一つであることをもう一度思い出してみるのも大事なことですよね。ポジティブに考えたら、いつか再婚して、兄弟が出来たときのためにも「今は目の前の子どもに愛情を注ぐべし!」なんですよね。
焦ってしまう理由その3!子供にお父さんを作ってあげたい!という焦り
実はこれが私を焦らせた一番大きな原因です。子どもが「他の子にはパパがいる」「自分にはパパがいない」「パパが欲しい」そんな言葉を口にするようになりました。
これって”母子家庭あるある”なのです。でも自分が子どもに言われた時に、これほどまでに罪悪感を感じて、焦るとは思ってもいませんでした。
しかもうちも息子は保育園でもお友達や先生にその発言をしていたようで、一気に我が家が母子家庭であることも広まってしまいました(笑)
私の知人や近所の人の前でも言っていたので、周りの人からも再婚を勧められるようになってしまい…もう私の焦りはMAXです。
解決策「子供にお父さんを作ってあげるために考えたいこと」
流石に上記のような状況になればきっと誰でも婚活を焦るはずです。でも焦れば悪循環。だったら子どもにはお父さんが必要!という考え方を自分の中で少し変えてみることにしました。
本当に今すぐお父さんがいなくてはいけないの?
子どもは「パパが欲しい」と口に出して言っているけれど、ただ単にそういう年頃ということもありますよね。(ちなみにもうすぐ5歳の幼児です)
「お父さんが今すぐに絶対に必要なんだ!」意外とそう思っているのは自分だけだったりする可能性もあります。確かに子どもも女性である母親の愛情だけではなく、男性からの愛情を求めている部分もあるとは思います。
でも、所詮はまだ子どもなんです。実はもっと単純な考えを持っていたりもします。
我が家の場合は、子どもが2歳になる頃には離婚しています。婚姻中もほぼ別居状態であり、父親の存在は感じることなく子どもは育っています。
そのため、ある程度子どもに物心が付いている状態で離婚している家庭に比べて、父親がいないことで感じる喪失感などはないでしょう。
そう思うと友達が持っているゲームが、自分も欲しい。あの子と同じお洋服買って!もっと言ってしまうと、ペット飼いたい!自転車欲しい!などの物欲的な欲求と対して変わらないこともあります。
我が家のような場合であれば、積極的に親子で地域の活動に参加したり、友人知人の家族と一緒に遊ぶ機会を増やすだけで大人の男性の愛情に触れることもでき子どもの心が満たされることもあると思います
現にうちの子どもも、私が町内会に参加したり、友人家族と遊びにいくような機会を増やすことで、パパが欲しい!という発言をすることは減りました。
もしかしたら、一時的なものだったのかもしれないですが、子どもの「パパ欲しい」発言が減ったことで私の心にも少し余裕ができた気がします。
外にでる機会をつくることで自然に出会いも増えるというメリットも
実はこの地域活動への親子での参加には、他にもメリットがあるのです。婚活など全く意識しないで参加していますが、婚活に焦っていた時の私よりも今の方が、知り合いや友人がとても増えました。
そりゃそうですよね。なぜなら出会いは外にしかないですから。悩んでいるより子どもと楽しんで、外で活動した方がいいということに気がつかされた部分もありました。
もう絶対に同じ失敗を繰り返さないために!
あなたはどんな理由で、前回の結婚に失敗しましたか?
私はいま思うと、その時の年齢や環境で、自分自身が焦って結婚してしまったことじゃないかと思っています。
周りの友達がどんどん結婚していく中で、私も早く結婚しなくちゃ!そのタイミングで、出会った相手とよく付き合いもしないうちに結婚してしまいました。これが一番の失敗の原因なのではないかと思います。
あれ?前回の失敗理由を反省していたはずなのに、また同じようなことをしている自分がいるんですよね。危ない思考回路に陥っていました。しかも今度は自分だけでなく、子どもがいます。
子どもと一緒に心から笑って過ごせる相手をみつけたい。そう思ったら、幸せは急いで婚活することはないんです。焦っているから、婚活もうまくいかないんです。いいお相手に出会えず、八方塞がりになっていたんですよね。
それに焦りすぎると男性を見る目も鈍るかもしれないので、冷静に相手を見極めるのも大事ですよね。
婚活の前にまずは自分を好きになること!
シングルマザーになって生きていくって大変ですよね。そしてシングルマザーの婚活って本当に難しいです。
もしこの記事を読んでくれているあなたも私と同じように、婚活に行き詰まってしまっていたとしたら、少し立ち止まる勇気も必要かもしれません。
心に余裕がなくなると、婚活だけではなく仕事や育児もうまくいかないこともありますよね。だんだんそんな状況にも、自分にも嫌気がさしてしまうこともあると思います。
そんな時こそ、もう一度自分にとって何が大切なのかを見つめ直してみてください。
そして、まずはシングルマザーとして頑張っている自分を好きになれるように努力をしてみることも大事なのではないでしょうか。
自分を好きになれれば、いずれその自信が、私やあなたを本当に幸せになれる相手とめぐり合わせてくれると思っています。