【熊本県】宇土市で暮らす魅力とは?住まい・子育て・補助金など移住に関する情報をご紹介
熊本市のベッドタウンとして移住者が増加している宇土市は、「ちょうどいい田舎暮らし」が実現するまちです。
四季の移り変わりを身近に感じられる自然環境がある一方で、充実した交通網や大型商業施設なども有し、都市部としての機能も充実しています。
定住・移住に関する支援制度が手厚いこと、子育て支援にも力を入れているので、「マイホームが欲しい」「子ども達をのびのびと育てたい」と考えているファミリー世帯にぴったりの移住地です。
今回は、宇土市役所のまちづくり推進課・山﨑うたさんにインタビューを行い、まちの魅力や仕事、住まいのほか、移住に役立つお話をお伺いしました。
宇土市の暮らしの特徴3つ
「宇土市へ移住したい!」と考えている方に向けて、とくにご紹介したいトピックが下記の3つです。
それではこれらの特徴について詳しく見ていきましょう。
特徴1:ちょうどいい田舎暮らしが実現!自然豊富+充実の生活環境+アクセス良好
宇土市は、海と山の両方を有する豊かな自然に恵まれたまちです。
有明海の美しい絶景はもちろん、春には立岡自然公園の桜、御輿来海岸展望所の菜の花、6月には宇土市の市花である「紫陽花」がまちのいたるところで咲き誇ります。また、秋には色鮮やかな紅葉が見られるなど、暮らしのすぐそばで自然を存分に感じることができます。
▲日本の夕陽百選に選ばれた景勝地「御輿来海岸」
一方で、宇土市内には、スーパーやコンビニ、ドラッグストアはもちろん、大型の商業施設もあるため、生活に必要な買い物は市内で完結します。自然を感じながらも、生活利便性の高い暮らしが実現する宇土市は、移住希望者に大注目のまちです。
九州を南北につなぐ国道3号線があり、JR鹿児島本線、三角線の分岐点に位置しているため、交通網も充実。
熊本市内へは電車で15分、車で30分、福岡までは新幹線で約90分でアクセス可能です。宇土市は、ドライブ好きな方や、観光が好きな方の拠点に適しているといえます。
特徴2:移住支援が手厚い!住宅取得・空き家改修のほか起業者向けの補助金もあり
宇土市は、定住移住する際に重要な「住まい」に関する支援制度が手厚いことも魅力です。とくに有明海に面している「西部地区」の住宅取得がおすすめ!
▲西部地区の風景
宇土市が行う支援を表で簡単にご紹介します。
住宅取得支援事業 | 対象となる住宅:西部地区 ・新築住宅・建売住宅 住宅を取得した場合に100万円を交付 |
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子育て世帯支援事業 | 対象となる住宅:西部地区 ・新築住宅・建売住宅・空き家 住宅取得のために、中学生以下の子どもを帯同して転入・転居した世帯に最大100万円を交付 ・1人の場合:20万円 ・2人の場合:50万円 ・3人以上の場合:100万円 |
空き家バンク制度 | 空き家取得費用:上限50万円 西部地区上限100万円 空き家物件改修:上限50万円 西部地区上限100万円※賃貸のみ 家財道具撤去:上限10万円 西部地区上限 20万円 |
このほかにも、新婚世帯へ向けた新築・家賃補助や、宇土市で「起業したい!」「農業をしたい!」という方に向けた補助金制度も実施中です。詳細は下記URLをご覧ください。
公式:定住移住支援制度
特徴3:子育て環境の充実!補助金関連&遊び場もいっぱい
宇土市は、子育て世帯に対する支援も充実しています。産後ケアや産婦健康診査費用の助成、18歳までの医療費助成制度のほか、多子世帯への給食費免除事業、小中学校1年生の副教材の購入費用を助成する制度も実施中です。
経済的な支援のほか、市内には、同世代の子どもを持つパパママが交流できる子育て支援センターや児童センター、子育てに関する相談窓口なども用意されています。「移住先に知り合いがいないから不安」と思っている方も、宇土市にはさまざまな施設や機関が整備されているので安心材料のひとつとなるでしょう。
また、自然が遊び場になることはもちろん、たくさんの花や噴水のある「宇土市中央公園」のほか、大型遊具や大きな広場のある「つつじヶ丘自然公園」など、思いっきり身体を動かして遊べる公園が点在しています。
▲水源前広場
水遊びができる「轟自然公園」も人気のスポットです。日本名水百選にも指定されているきれいな上水道で、夏は水着姿で遊ぶ子ども達が多く見られます。
▲轟自然公園(轟水源地)
ボウリングやゲームセンターなど、室内で遊ぶなら「宇土シティモール」がおすすめ!グルメも充実しているので、大人も子どもも1日中楽しめます。
宇土市は、市外に出なくても、週末に家族で出かける場所の選択肢が多い移住地です。
宇土市の暮らしに関する情報
▲長部田海床路。潮が引くと海の中から道が現れる絶景スポット
つづいては宇土市の暮らしに関するデータを見ていきましょう。
気候 | 1月:平均気温:7.3℃ 8月:平均気温:31.7℃ ※参考:気象庁(直近の熊本市) |
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人口 | 36,187人 (2024年7月31日時点) |
病院 | 一般診療所:18、病院:1、歯科:13 |
学校 | 小学校:7、中学校:3、中高一貫校:1 |
交通 | 【バス】 ・コミュニティバス:行長しゃん号 ・ミニバス:のんなっせ ・宇土市予約型乗合タクシー:のりのり号 ・福祉バス ・高速バス ・路線バス 【電車】 ・JR鹿児島本線 ・JR三角線 |
交通アクセス | 【電車】 起点:宇土駅 熊本駅まで:約12分 八代駅まで:約23分 博多駅まで:九州新幹線利用で約90分 【車】 熊本市街地まで:約15km 八代市街地まで:約26km 天草市街地まで:約70km 阿蘇くまもと空港まで:約30km |
宇土市には、スーパーやドラッグストア、ホームセンターのほか、小児科や内科などを含む医療機関も点在しているので、暮らしていく上で不便を感じることはないでしょう。
流行りのファッションアイテムや雑貨など、ショッピングを楽しみたいときは、電車で熊本市、または福岡に行く方も多いそう。乗り換えなしで楽に都市部に行ける点も魅力的ですよね。
宇土市では車は必須といえますが、コミュニティバスやミニバスのほか、乗合タクシーなども運行しているので、運転に慣れるまでの間や、高齢になった際も、交通機関をうまく活用すれば便利に暮らせるのではないでしょうか。
【仕事】市内でも働き口は多数。市外へ通勤している方も多い
宇土市の仕事を、大手求人情報サイトで検索したところ、400件以上が見つかりました。検索時点での職種は、店舗スタッフや製造業、事務員、配送業など多種多様にそろっていました。また、車で30分の通勤圏(25km以内)まで検索条件を広げると、求人数は17,000件以上に増加。(2024年8月時点)
参考:求人情報の一例(宇土市のみ)
参考:求人情報の一例(宇土市から25キロ圏内)
宇土市は、ベッドタウンということもあり、市外へ通勤する方も多いそう。交通網が充実しているため、働き方の選択肢も広がります。
【住まい】空き家バンク推奨!住宅取得補助金を活用しよう
大手住宅情報サイトで宇土市の物件を検索すると、242件が見つかりました。(2024年8月時点)
※参考:物件情報の一例
また、宇土市では空き家バンクの利用を推奨しています。空き家バンクのページは、間取り図や家の内部、周辺環境のお写真も掲載されるなど充実しています。新築物件より価格が抑えられ、自分好みのお家にリノベーションできる空き家。定期的にサイトを確認して理想のお家を見つけてください。
公式:空き家バンク登録物件情報
上記、宇土市の特徴の部分でご紹介したように、マイホームを探す際は、空き家取得や改修のほか、住宅取得に関する補助金を忘れずにチェックしておきましょう。
公式:定住移住支援制度
宇土市へ移住した人のエピソードや口コミ
ここでは、実際に宇土市へ移住した方のエピソードや口コミをご紹介します。
また、東京では高い建物が多く、日没の際に建物に隠れていく印象があったのですが、現在居住している家からは、地平線に日が沈むのがキッチンの窓から見えます。日没の際の空の色の変化を見ていて、「夕日=オレンジ」という印象だったのですが、青とオレンジが混ざった紫に近い色に変化していくことに気づいたときは、とても感動したのを覚えています。
建物の多い東京などの都市部では見られない光景を宇土市で存分に楽しんでいることがうかがえるエピソードです。自然に囲まれていることで、ゆったりとした時の流れを感じられる心のゆとりも生まれるのかもしれません。
次に、移住者の口コミも紹介していきます。
- 海や山など、自然がたくさんあって癒される
- ある程度の利便性がありながらも、車があれば大きな商業施設に行けるのが魅力
- お店や遊具のある公園も多くて、おでかけの選択肢が多い
- 医療機関も問題なくあるので安心
- 車があれば、熊本市や天草などへも移動しやすく、ドライブが充実
- 地域の方から、新鮮な野菜や魚をもらうことも多い。東京のスーパーで買うものよりもはるかにおいしいし、料理が楽しくなった
- 移住を検討していく中で、地域の方が移住者に対して協力的だと感じたので、移住後の不安が解消された
- 地域の方は優しい人ばかりですが、過度に干渉してこないので、適度な距離感で過ごしやすい
移住者の口コミから、宇土市は自然と都市部の良いとこどりな暮らしができることがうかがえました。また、地域の方たちとの交流について触れる声が多いのも印象的です。
まちの人と適度な距離感を持って支え合いながら、身近な自然にも癒され、便利な暮らしができる宇土市。ぜひ一度訪れて、その魅力を自分の目で確かめてみてくださいね。
宇土市の移住に関するお問い合わせ
宇土市への移住については、下記の担当課へお問い合わせください。
担当課 | 宇土市 まちづくり推進課 |
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住所 | 〒869-0492 熊本県宇土市浦田町51 |
電話番号 | 0964-27-4106 |
公式サイト | https://www.city.uto.lg.jp/ |