軍港と美しい自然が溶け合う街・佐世保市の絶景スポットを楽しむデートプラン
今回ご紹介するのは、「公益財団法人 佐世保観光コンベンション協会」の永野さんにお話しいただいた情報をベースに作成した、長崎県佐世保市の撮影スポットを巡る“映え”デートプランです。
長崎県北部に位置する同市は、明治期以降、造船業と軍港の街として発展してきました。「西海国立公園 九十九島(くじゅうくしま)」や国内最大級のテーマパーク「ハウステンボス」も擁しており、九州でも有数の観光都市になっています。
そこで今回は、撮影におすすめできる、佐世保市内を巡るデートプランを考えました。
佐世保市の魅力:軍港と美しい自然が織りなす街
▲秋の「展海峰」で見られる満開のコスモス畑
造船業と軍港で栄えた街・佐世保市には、港町としての歴史・文化がたくさん詰まっています。例えば、佐世保バーガーやレモンステーキ、ビーフシチューなど、豊かな洋食文化も育まれてきました。
西洋の食文化を佐世保流にアレンジした「港まちグルメ」は、市内のさまざまなお店でいただくことができます。
また、世界で最も美しい湾クラブにも加盟しており、国内5例目として、「九十九島湾」が新たに登録されました。佐世保市ならではの絶景は、一度目にするときっと忘れられないこと請け合いです。
佐世保市でのデートプラン概要
今回ご紹介するデートプランでは、佐世保市内の以下スポットを巡ります。公共交通機関の利用のみでも回れますが、車でドライブがてら上記のルートで巡っていただくと、時間的にも無駄がなくてスムーズです。
- 展海峰(てんかいほう)で、九十九島と季節の花々の絶景を楽しむ
- 天空の宿 山暖簾(やまのれん)にて、天然温泉と地場食材のランチを満喫
- 白浜キャンプ場で、夕陽に染まる九十九島を観賞しながらくつろぐ
- Cafe.5(ドットファイブ)にて、雰囲気満点のインテリアの中でディナー
ちなみに、今回のルート上には含みませんが、海上自衛隊や米海軍の艦艇を間近で見学できる、「SASEBO軍港クルーズ」というツアーも企画されています。
参考:公益財団法人 佐世保観光コンベンション協会「SASEBO軍港クルーズ」
土日祝日限定のツアーながら迫力満点で、潮風に吹かれて爽快なクルージングを楽しむことが可能ですよ。
また、「日本遺産を巡る 海軍さんの散歩道」というツアーでは、普段立ち入ることができない防空指揮所跡や、佐世保市民文化ホール(旧海軍佐世保鎮守府凱旋記念館)など、旧日本海軍にまつわるスポットを回ります。
海上自衛隊OBのガイドさんにご案内いただけて、こちらも土日祝日限定で10日前までの要予約ツアーです。
▼お申し込みはこちら
参考:公益財団法人 佐世保観光コンベンション協会「【土・日・祝日限定】日本遺産を巡る 海軍さんの散歩道(食事なし)」
なお、金曜日にのみ催行される、「金曜日限定プレミアムツアー」では、退艦した護衛艦「くらま」内の食堂をイメージした「くらま食堂」でランチをして「佐世保鎮守府カレー」を堪能できますよ。
▼お申し込みはこちら
参考:公益財団法人 佐世保観光コンベンション協会「【金曜日限定プレミアムツアー!】日本遺産を巡る 海軍さんの散歩道」
佐世保市内の人気"映え"デートスポット
▲春の「展海峰」では、約15万本の菜の花が咲き誇る
それでは、佐世保市内のおすすめしたい"映え"デートスポットを順番に見ていきましょう。
1.展海峰(てんかいほう):九十九島と花々の絶景を楽しむ展望台
佐世保市内の展望台の中でも人気の「展海峰」からは、180度のパノラマで眼下に広がる九十九島と、佐世保港のフォトジェニックな光景を間近に楽しめます。
▲眼下に広がる九十九島の大パノラマ。まるで絵葉書のような光景!
標高165mに位置する展望所の下には、天使の羽のパネルがあって、九十九島を背景にフォトジェニックな写真を撮ることが可能ですよ。昼間ならば九十九島の海が美しく輝くさまを、夕暮れ時には九十九島の美しい夕景を堪能できます。
そして、秋(例年10月中~下旬ころ)になると、約15万本のコスモスが咲き誇ることでも人気です。コスモス畑の間の道に立って撮影すれば、まるで広大なコスモス畑の真ん中にいるような一枚を狙えます。
▲秋には約15万本のコスモスが咲き誇り、これまたフォトジェニックな光景が展開する
また、春(例年3月下旬~4月上旬ころ)には、約15万本の菜の花が見事なスポットです。
展海峰へのアクセスと基本情報
住所 | 〒857-1232 長崎県佐世保市下船越町399 |
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電話番号 | 0956-22-6630(佐世保観光情報センター) |
最寄り駅・ アクセス |
【車】 西九州自動車道:佐世保中央ICより約20分 【公共交通機関】 JR佐世保線/松浦鉄道西九州線:佐世保駅にて下車し、「九十九島観光公園(展海峰)」行バスを利用して約40分 ※路線バスは本数が非常に限られているため、お車またはタクシーがおすすめです ※路線バスの時刻表は以下より検索ください ・参考:西肥バス時刻検索 |
営業時間 | 24h |
定休日 | なし |
参考サイト | https://www.sasebo99.com/spot/274 |
インスタ映えも抜群の「佐世保アメリカンヴィレッジダイナー」
▲インスタ映えする「佐世保アメリカンヴィレッジダイナー」の正面外観
展海峰から車で5分ほど下ったところには、「佐世保アメリカンヴィレッジダイナー」という飲食店があります。アメリカンレトロな外観がひときわ目を引き、インスタ映えもバッチリです。
公式:佐世保アメリカンヴィレッジダイナー(Instagram)
▲アメリカンな気分を体感できる店内
ノスタルジックな旧車をモチーフにした店内では、「レモンステーキ」や「ロコモコプレート」などの人気メニューをランチに楽しめます。
▲人気メニューの「レモンステーキ」。アツアツの鉄板で焼かれたジューシーなお肉とレモン風味の和風ソースがたまらない!
スタッフさんたちも明るく、フレンドリーな雰囲気なので、カップルで初めて訪れてもリラックスできるお店です。
住所 | 〒857-1231 長崎県佐世保市船越町1624-1 |
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電話番号 | 070-2230-9570 |
最寄り駅・ アクセス |
【車】 JR佐世保駅から車で約20分 【公共交通機関(バス)】 佐世保駅前から「下船越行き」または「俵ヶ浦行き」乗車後約25分、「浦崎」バス停下車後すぐ |
営業時間 | 11:00~20:00 |
定休日 | 火曜日 |
参考サイト | https://www.sasebo99.com/restaurant/100380 |
2. 天空の宿 山暖簾(やまのれん):日帰り利用できる絶景の宿
「天空の宿 山暖簾」は、世界的な建築家・黒川紀章氏が設計・プロデュースした、里山の眺望と安らぎを満喫できる宿です。
展望テラスや露天風呂、客室などからフォトジェニックな緑の山々を望むことができるのも、人気のポイント。「世知原茶」の産地・世知原町ののどかな里山の風景を眺めながら、ゆったりとくつろげます。
▲露天風呂からも、里山の緑あふれる光景を眺められる
地場の素材をふんだんに使った創作料理と、天然温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)を楽しめる大パノラマ露天風呂は、とりわけ好評です。日帰り利用も可能なので、ランチと天然温泉を二人で堪能してください。
木々が美しく色付く紅葉の秋がイチ押しの訪問時期ですが、新緑がきれいな初夏もおすすめできます。
「湯上がり茶屋」で人気の名物スイーツをいただこう!
館内にある軽食処「湯上がり茶屋」では、名物スイーツ「世知原茶ロールケーキ」をいただけます。世知原茶を練り込んだ生地で、粒餡(つぶあん)とパイ生地、バタークリームを包んでおり、和洋折衷の味のハーモニーは感動モノ。
▲館内の「湯上がり茶屋」でいただける、緑も美しい「世知原茶ロールケーキ」。売店でテイクアウトもできる
ランチ後のデザートとしても、小腹が空いた時のオヤツとしてもおすすめできます。館内の売店でも、手土産としても購入可能ですよ。
天空の宿 山暖簾へのアクセスと基本情報
住所 | 〒859-6403 長崎県佐世保市世知原町上野原316 |
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電話番号 | 0956-76-2900 |
最寄り駅・ アクセス |
【車】 西九州自動車道:佐世保三川内ICより約20分/伊万里東府招ICより約30分 【公共交通機関】 JR筑肥線/松浦鉄道西九州線:伊万里駅にて下車し、タクシー利用で約25分 ※車利用でのアクセスを推奨 |
営業時間 | 【日帰り入浴】 10:30~17:30 【宿泊】 チェックイン15:00~・チェックアウト~10:00 |
定休日 | なし ※温泉設備メンテナンスのため、年間数日の臨時休業あり |
公式サイト | https://www.yamanoren.co.jp/ |
3. 白浜キャンプ場:夕陽に染まる九十九島を眺めてまったり
佐世保市を代表する絶景・白浜海水浴場には、水平線まで続く青く澄んだ海と白砂のビーチが広がるフォトジェニックな光景が広がります。西海国立公園内にある「白浜キャンプ場」は、この美しいビーチのすぐ横です。
▲「白浜キャンプ場」横の白浜海水浴場。青く澄んだ海と白砂のビーチが何ともフォトジェニック!
海水浴とキャンプを同時に楽しめる人気スポットで、九十九島に沈む夕陽が美しいことで名高く、浜辺には常設テントもあります。キャンプ場への車の乗り入れができ、日帰り利用も可能です。
テントや調理器具などもレンタルできますから、絶景の中で気軽にアウトドアアクティビティを満喫できますよ。
例年6月になると、常設テントサイトの周りには、紫陽花(あじさい)が美しく咲き誇ります。これまたフォトジェニックな光景です。
白浜キャンプ場へのアクセスと基本情報
住所 | 〒857-1235 長崎県佐世保市俵ヶ浦町3248 |
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電話番号 | 0956-28-6006 |
最寄り駅・ アクセス |
【車】 西九州自動車道:佐世保中央ICより約25分 【公共交通機関】 JR佐世保線/松浦鉄道西九州線:佐世保駅にて下車し、「俵ヶ浦」行バスを利用して約50分、俵浦郵便局前バス停で下車後、徒歩約15分 |
営業時間 | ・日帰り利用:11:00~20:00の間の5時間 (前半11:00~15:00/後半16:00~20:00) ・宿泊利用:13:00~翌日11:00 |
開場期間 | 毎年4月10日~10月31日(利用申し込みは4月1日~) ※台風などの天候の状況により期間中であっても閉場する場合あり |
参考サイト | https://www.sasebo99.com/spot/281 |
佐世保市のおすすめ"映え"グルメスポット
ここからは、佐世保市内で人気の"映え"グルメスポットをご紹介します。
1. Cafe.5(ドットファイブ):写真集みたいなインテリア
佐世保市万津町のみなと地区にある「Cafe.5」は、お肉と野菜がメインの、洗練された印象のカフェレストラン。
店内に足を踏み入れると、海外の映画や写真集のようにフォトジェニックな光景が展開します。雰囲気満点のこだわり抜かれたインテリアは、初めて訪れた二人でも、心を鷲掴みにされてしまいそうです。
断トツの人気メニューは、「ドットファイブ・スペシャルロコモコ」。大きなハンバーグと目玉焼きが乗った、おしゃれなロコモコプレートですから、インスタ映えも抜群です。
▲人気メニューの「ロコモコプレート」。野菜も多くて、栄養バランスがいい
ランチにもディナーのにも使えるお店で、デザートメニューも充実しています。「アメリカンサンデー」は、ビーカーに入った大きなパフェで、ボリューム満点です。カップルでシェアするスタイルがおすすめです。
▲ビーカーに盛られた大きなパフェ「アメリカンサンデー」は、インスタ映えもバッチリ!カップルでシェアしたい
インスタ映えするドリンクメニューならば、「珈琲フロート」をおすすめします。大きなバニラアイスが乗っていて、見た目のインパクトも抜群です。
Cafe.5へのアクセスと基本情報
住所 | 〒857-0877 長崎県佐世保市万津町7-6 |
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電話番号 | 0956-22-8505 |
最寄り駅・ アクセス |
【車】 西九州自動車道:佐世保みなとICより約5分 【公共交通機関】 JR佐世保線/松浦鉄道西九州線:佐世保駅にて下車し、徒歩約10分 |
営業時間 | 11:30~22:00 |
定休日 | 毎週木曜日 |
公式サイト | https://dot-sasebo.com/ |
2. みのるCafe:インスタ映え抜群のスイーツ・ドリンク
やや隠れ家のような佇まいの「みのるCafe」は、手作り感あふれる、温かなインテリアが印象的な人気店。初めて立ち寄ったとしても、ほっこりくつろげそうな雰囲気に満ちています。パスタ(ランチ)とスイーツが評判のお店です。
スイーツは見た目にも可愛らしく、3種のスイーツが乗った「スイーツプレート」はイチ押し。一つ一つがおいしいことはもちろん、ジャムやクッキーでデコレーションされたプレートになっていて、インスタ映えすること請け合いですよ。
ドリンクならば、ねこちゃんやくまちゃんなどの動物が描かれたラテアートに思わず目を奪われます。飲むのがもったいなくて、眺めるだけでもほっこりと和んでしまいそうです。
ちなみに、16:30がラストオーダーですから、スケジュールに余裕がある際に組み込んで、立ち寄ってみるといいでしょう。
テイクアウト限定ですが、「生ドーナツ」をぜひ一度試してみてください。午前中には売り切れてしまうほどの人気ですよ。
みのるCafeへのアクセスと基本情報
住所 | 〒859-3214 長崎県佐世保市権常寺1丁目11-3 |
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電話番号 | 0956-39-5355 |
最寄り駅・ アクセス |
【車】 西九州自動車道:佐世保大塔ICより約10分 【公共交通機関】 JR佐世保線/大村線:早岐駅にて下車し、徒歩約5分 |
営業時間 | 10:30~17:00 ※ラストオーダーは16:30 ※ランチタイムは11:00〜14:00 |
定休日 | 毎週日曜日 |
公式サイト | http://minorucafe.com/ |
取材協力:公益財団法人 佐世保観光コンベンション協会(https://www.sasebo99.com/)