韓国 けさのニュース(2月19日)
◇米朝首脳 完全な非核化の岐路に
トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が完全な非核化に向かうプロセスで重大な岐路を迎えている。27~28日、ベトナム・ハノイで開かれる2回目の首脳会談でどのような合意に至るかによって非核化の速度が早まるか、再びこう着状態が続くかが決まる見通しだ。
◇全国的に雪または雨 中部や慶尚北道に大雪特報
19日は全国的に曇りが多く雨または雪が降る見込みだ。午前5時現在、ソウル市、京畿道南部、江原道嶺西南部 、忠清道北部、慶尚北道北部に大雪特報が発令されている。午前5時10分現在の積雪量は、ソウルが0.4センチ、京畿道・水原が2.2センチ、仁川が0.6センチ、忠清北道の清州が0.5センチ、堤川が1.5センチ、槐山が3.2センチ、忠清南道の唐津が4.0センチ、牙山が3.5センチ、礼山が4.8センチ、慶尚北道・栄州が3.0センチ。
◇輸出物価 3カ月連続下落
韓国銀行(中央銀行)が19日に発表した1月の輸出入物価指数によると、輸出物価指数(2010年を100とする)は前月比1.0%下落の82.95だった。輸出物価の下落は3カ月連続。半導体の輸出物価の大幅下落が影響した。輸入物価は原油価格の上昇により、3カ月ぶりに上昇に転じた。
◇自己治療用の大麻成分入り医薬品 来月から輸入可能に
麻薬類管理に関する法律の改正に伴い、自己治療を目的とする大麻成分入りの医薬品の輸入が可能になる。来月12日から施行される改正法により、自己治療の目的で、海外で許可された大麻成分入りの医薬品を韓国稀貴必須医薬品センターを通じ輸入し、使うことができるようになる。
◇韓国の対米鉄鋼輸出減少幅 日中を上回る
米国による鉄鋼輸入関税免除の代わりに、鉄鋼の輸入量を制限するクオータ制(割当枠)を受け入れた韓国の対米鉄鋼輸出量の減少幅が、関税が課される日本、中国など主要競争国を上回ったことが分かった。もう少し見守る必要があるが、昨年の米国との交渉当時、最善の選択とされたクオータ制が関税適用より不利になる可能性があるとの指摘も出ている。