三・一独立運動100周年 各国の韓国系住民も記念行事開催へ
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2019.02.04 09:00
【ソウル聯合ニュース】日本による植民地支配下にあった1919年に朝鮮で起きた「三・一独立運動」から100年になるのに合わせ、各国の韓国系住民もさまざまな記念行事を開催する。
オーストラリアでは今月8日(現地時間、以下同じ)、19年2月に朝鮮人留学生が東京で朝鮮の独立を訴えた「二・八独立宣言」発表100周年の記念式が韓人会館で開かれる。三・一運動100周年の3月1日にも、韓国系住民が多いストラスフィールドで韓国系団体の幹部が参加する記念式と三・一独立宣言書の朗読大会が開催される。
米東部メリーランド州の韓国系団体は今月16日、三・一独立宣言に加わった33人をたたえる意味で地元の韓国系社会に貢献した33人を選定するほか、「なぜ三・一運動を記念するのか」をテーマにした弁論大会などを開く。
続けて3月1日には100周年記念の祝賀行事を開催する。当時の独立万歳運動を再現するパレードや記録映像の上映、韓国伝統公演などを予定している。
韓国大統領直属機関・民主平和統一諮問会議の欧州地域会議とウラジオストク協議会は、植民地時代に朝鮮半島出身者が強制徴用されて連れて行かれたロシアのサハリン州を訪れ、「平和統一フェスティバル」を開く。今月18~21日に州都ユジノサハリンスクで三・一運動100周年記念式や独立にまつわる史跡の訪問、文化公演などを行う予定だ。
また、米西部カリフォルニア州オレンジ郡の韓人会は3月1日に記念式を開き、万歳運動の再現パレードを行う。カナダ・トロントの韓人会も同じ日に記念式を予定する。
tnak51@yna.co.kr
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