首脳会談へ米朝が4日にも実務協議開始 板門店での開催有力
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2019.02.01 11:25
【ソウル聯合ニュース】米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表と北朝鮮の金赫哲(キム・ヒョクチョル)元駐スペイン大使が、4日にも2回目の首脳会談開催に向けた実務協議に入る見通しだ。
複数の外交筋によると、ビーガン氏は3日に訪韓して李度勲(イ・ドフン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長と両国間の擦り合わせを行った後、早ければ4日に北朝鮮側の交渉相手である金氏と会い、今月末ごろの開催が見込まれる朝米(米朝)首脳再会談の議題を交渉する可能性が高いという。
ビーガン氏と金氏の実務協議での議論は、北朝鮮が条件付きで約束した北西部・寧辺の核施設の廃棄と、米国側が取る相応措置が中心になるとみられる。この議論を基に、首脳会談の合意文書の草案を作る作業が行われる見通しだ。
実務協議の場所は、今のところ南北軍事境界線がある板門店が有力視されている。協議は1日では終わらないとの見方もある。
ビーガン氏は1月31日(現地時間)、カリフォルニア州で行った講演で、金赫哲氏が自身の新たな交渉相手であることを明らかにし、近く会って首脳会談に向けた調整を行うと伝えた。
tnak51@yna.co.kr