リコーグループ統合報告書2024 | リコーグループ 企業・IR | リコー

統合報告 リコーグループ統合報告書2024

イントロダクション

投資家をはじめとするステークホルダーの皆様からの昨年度の統合報告書へのご意見や、日々のエンゲージメント活動で得られた示唆などを踏まえ、本年度は主に以下の点で記述の改善・充実化を図りました。

企業価値向上への課題認識や取り組みに関するメッセージの拡充

  • CEOメッセージ:デジタルサービスの会社への変革に向けた収益構造改革、中長期的な成長を実現するための「企業価値向上プロジェクト」の考え方や進捗、「ワークプレイスサービスプロバイダー」としての価値提供のあり方、そのための人材育成、組織風土醸成など
  • CFOインタビュー:デジタルサービスの会社としての成長を目指した、資本コスト・株価を意識した経営、グループ内での資金管理、成長投資の方針、CFOとしての使命など
  • 社外取締役対談:取締役会および指名・報酬委員会の実効性、企業価値向上プロジェクトの進捗に向けた課題、中長期の成長に向けて大切にすべきことなど

リコーグループの強み、財務と将来財務のつながりを表現

  • 価値創造プロセス:リコーグループの強みである「顧客基盤」「顧客接点」「自社IP(知的財産)」を活かしたビジネスモデルと利益成長のメカニズム、価値創造の具体的な取り組みなど
  • ESG戦略:ESGと事業成長の同軸化を体現する、マテリアリティに紐づいた社会課題解決型事業への取り組みとその成果、役員報酬へのESG目標の組み込みなど
  • 人的資本戦略:社員とお客様の “はたらく”歓びの創出を目指した、自律的なキャリア形成やビジネスをリードするデジタル人材の育成など
  • イノベーション戦略:成長領域へのフォーカスと研究開発投資のガバナンス強化、デジタル戦略によるイノベーションの推進など

 

レポーティングユニバースの観点から、過去にご紹介している内容や活動結果などの定量情報は、主に当社ウェブサイトなどへの参照リンクでご紹介します。

真正性表明

私は開示委員会委員長として、本報告書が各部署の緊密な連携と、運営する主要な委員会等での経営陣による議論および開示委員会での確認・承認を経た正当なプロセスで作成され、リコーグループの状況を適正に表していることを表明します。本報告書が、幅広いステークホルダーの皆様にとって、リコーグループの持続的成長と持続可能な社会の実現に向けた取り組みをご理解いただく一助となれば幸いです。

取締役 コーポレート専務執行役員 CFO
川口 俊

ESG関連レポート

リコーグループの取り組みの全体像を紹介する「リコーグループ統合報告書」のほか、「Ricoh Group Environmental Report」「リコーグループESGデータブック」により、ESG情報に関する総合的な情報開示を行っています。
企業活動のさまざまな側面についてステークホルダーの皆様からご意見をいただき、さらなる企業価値向上に結びつけていきます。

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