渡邊佐和子アナ(NHK)

父親は北里大学北里研究所病院内視鏡手術センター長の渡邊昌彦さん(医学博士)。

渡邊昌彦さんの公式プロフィール


講演会の映像(15年)

https://www.youtube.com/

小学3年生から10年間、クラシックバレエを習っていました。バレエ好きの母親の勧めで嫌々始めたものの、身体を動かすことや踊ることが気質に合い、すぐに大好きになったといいます。

高校時代はタカラジェンヌを目指されていました。きっかけは小学生の時、涼風真世さんの「ベルサイユのばら」を観たことでした。
宝塚音楽学校を3度受験し、内2回は最終面接まで残りました。最終面接ではバレエと歌を披露しましたが、当時は歌が苦手だった為、ガチガチに緊張してしまい声がほとんど出なかったといいます。
『3回目の受験に失敗したときは、“夢破れたり”ということで本当に落ち込みました。合格発表を見て、東京に帰ってくる道中ではずっと泣いていました。途中、あまりにも落ち込んでいる私を元気づけようと母親が『平安神宮の桜が今きれいだから見に行こう!』と連れて行ってくれましたが、そのときの記憶がほとんどなくて・・・高校生にして、絶対にかなわない夢もあるのだと知って、本当に立ち直れないくらい落ち込みました』。

大学に入ると、学生によるミュージカルや英語劇の活動をされました。
舞台公演の準備をしている時、たまたまテレビでイラク戦争の映像を見たことが人生の転機となりました。
『私たちは舞台で、愛や友情、青春はすばらしいと叫んでいるけど、その一方でミサイルが飛んで来る恐怖の中で生活している人がいる。“なぜ、戦争のない世界や、貧困のない世の中はやって来ないのだろう?”と、漠然とそういうことを考えるようになり、ジャーナリズムという仕事を意識するようになりました。同時に自分の身体と声を使ってできる仕事って何だろうと考えていた時期でもあったので、アナウンサーという職業に興味を持つようになりました』。
それからはアナウンサーになる為の勉強をし、見事結実。
『NHKに受かったときは、本当にうれしかった!それまでは、友人が宝塚の舞台に立っていても、観に行くことができなかったけど、そのころからようやく観に行けるようになりました（笑）。やっと、大きな挫折を乗り越えることができたのかもしれません』。

出典　NHKアナウンサーの流儀(17年9月)

2006年、NHKに入局。同期は出田奈々アナ、杉浦友紀アナ、高橋さとみアナ。

初任地は熊本放送局。以後、福岡放送局→東京アナウンス室→大阪放送局。
2024年度から東京アナウンス室に在籍。

「特盛り!テストの花道」(12年)

https://www2.nhk.or.jp/

「テストの花道」(13年)

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配偶者は財務省のキャリア官僚で、熊本放送局時代に知り合ったそうです。

2019年4月から2年間、「歴史秘話ヒストリア」を担当。

2021年3月から「歴史探偵」を担当。