矢ケ崎 朋樹 – IGES国際生態学センター

矢ケ崎 朋樹

地球環境戦略研究機関 国際生態学センター/[葉山本部]生物多様性と森林領域(兼任) 主任研究員
博士(環境学)(横浜国立大学)
Tomoki Yagasaki, Doctor of Environment Science

横浜国立大学教育学部卒業。同大学大学院博士後期課程修了。専門は植生生態学、環境教育。1998年5月、国際生態学センター研究スタッフに着任、2017年より現職。国内・海外(ラオス・フィリピンなど)の都市・農村部を対象に、森林資源の保全や荒廃地修復、環境教育をテーマとした調査・研究を進めている。毎年、生物や環境を題材にした学習支援活動に取り組み、自然観察会や学習講座、技術研修等において、自然保護や森林保全、環境教育の重要性などを紹介している。

最近の研究課題

  • 里山の生物多様性評価法および環境教育に関する研究
  • 生物多様性や植物利用にまつわる住民の知恵・技術の実態把握とそれに基づく生態系サービスの評価
  • アジア・アフリカ地域における荒廃地植生回復
  • 防災樹林の構造と動態および発達史に関する研究
  • 神奈川県内沿岸におけるアカウミガメ産卵立地の環境保全に係る研究

最近のおもな活動(JISE事業およびその他社会活動)

社会活動(最近5か年のもの)
・文部科学省科学技術専門家ネットワーク 専門調査員
・さいたま市教育委員会・田島ヶ原サクラソウ自生地自然科学分析等緊急調査検討会 委員
・福井県治山事業における広葉樹植栽等指針作成検討会 委員
・国立市大学通り緑地帯全体計画検討会 学識メンバー

教育分野のアウトリーチ活動 [観察会・学習会・研修会等における講師](最近5か年の主なもの)
・神奈川県環境科学センター「環境学習リーダー養成講座」
・神奈川県立生命の星・地球博物館「実習観察」
・神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)「青少年科学技術フェスティバル」
・KISTEC体験出前教室「花粉っておもしろい」(川崎市/横浜市内小学校)
・神奈川県自然環境保全センター「自然観察指導技術研修会」
・神奈川県立三ツ池公園「環境講座:環境と植物」
・葉山しおさい博物館「海辺の生き物なんでも観察会」
・愛川町半原公民館「理科教室:植物っておもしろい」
・国立市「くにたち緑のサポーター養成塾フォローアップ研修」
・世田谷区立二子玉川公園ビジターセンター「もりもりカレッジ」
・昭島市「環境学習講座」
・東京都公園協会「緑と水の市民カレッジ講座」

人材育成事業 担当実績 [観察会・学習会・研修会等における講師](IGES-JISE事業、最近5か年のもの)
・環境学習「けんび鏡でみるふしぎな世界」
・環境学習「いきものっておもしろい」
・環境学習「どんぐりっておもしろい」
・環境学習「海辺の生きもの なんでも観察会」
・環境学習「まちの熱をはかろう」
・環境学習「横浜の自然と生き物いろいろ探検会」
・環境学習「天神島の野草と樹木 いろいろ観察会」
・連続講座「みどりを守り育む知恵・技術・心得」
・植生調査研修「環境をしらべる第一歩」、「森林から路傍まで」

大学教育(非常勤講師)
・津田塾大学 共通科目「生物と人間」(2016年度~現在)
・玉川大学 ユニバーシティ・スタンダード(US)科目「環境科学」(2020年度~現在)
・玉川大学 ユニバーシティ・スタンダード(US)科目「環境教育ワークショップⅠ・Ⅱ」(2017~2019年度)
・東京農業大学「マイスターセミナー」(2010年度、2012~2016年度)

おもな研究業績

論文・報告書・普及的著作等
(1) 矢ケ崎朋樹・菊地美弥・原田修平・星 直斗・持田幸良・遠山三樹夫.1997.丹沢山地の稜線部におけるササ群落の現状.丹沢大山自然環境総合調査報告書, 258-267.神奈川県環境部.
(2) Yagasaki,T. & Mochida,Y. 1997. Floristic diversity of plant communities on boulders in Oirase gorge, northern Honshu, Japan. Ecological Review, 23:283-293.
(3) (分担執筆).1998. さいたまレッドデータブック-埼玉県希少野生生物調査報告書植物編.埼玉県.
(4) 矢ケ崎朋樹.1998.スズタケ個体群の退行・再生状況と形態的特徴について.生態環境研究, 5(1): 89-93.
(5) 矢ケ崎朋樹・星 直斗・原田修平.1999.植生保護柵の設置が林床植生の種組成に及ぼす初期の効果について-丹沢山ブナ林域の例.生態環境研究,6(1):113-118.
(6) 矢ケ崎朋樹・佐々木寧.2000.河川環境調査に関わる植生情報の問題点とその検討-「河川水辺の国勢調査」植生調査データについて-.生態環境研究,7(1):89-103.
(7)  (分担執筆).2001.神奈川県植物誌2001.神奈川県立生命の星・地球博物館.
(8) 矢ケ崎朋樹・鈴木邦雄.2002.生態環境資源のメッシュ法解析とその統合的沿岸域管理への有効性-生態保全価値空間の抽出の事例.生態環境研究,9(1):85-109.
(9) 矢ヶ崎朋樹・村上雄秀・林寿則. 2003.断片緑地の種組成調査に基づく市街地の潜在自然植生の推定.生態環境研究,10(1): 37-55.
(10) 矢ケ崎朋樹・武井幸久・向川泰弘・平泉直美.2005.福井県鯖江市河和田地区における地域植生誌研究に基づく景観評価.生態環境研究,12(1): 65-106.
(11) 矢ケ崎朋樹・鈴木邦雄.2006.地域環境計画論の新展開への生態学的アプローチ-エコロジカル・ツールの実態とその機能性・有効性に関する一考察.技術マネジメント研究,5:11-24.
(12) 矢ケ崎朋樹・武井幸久・向川泰弘.2006.見つめてみよう身近な環境.国際生態学センター.
(13) 矢ケ崎朋樹・武井幸久・平泉直美・鈴木邦雄.2006.植物社会学的、民族生物学的アプローチに基づく地域景観の資源性評価-日本の里地・里山地域(福井県鯖江市河和田地区)を例として.生態環境研究,13(1):59-99.
(14) 矢ケ崎朋樹・倉持卓司.2006.野外環境教育のための「生き物地図」の有効性に関する一考察-天神島におけるJISEエコロジー教室の実践を通して.生態環境研究,13(1):101-109.
(15) 矢ケ崎朋樹・倉持卓司・小谷野有加・倉持敦子・川島逸郎.2007.神奈川県逗子海岸におけるアカウミガメとその生息地(産卵地)に関する一考察(予察).生態環境研究,14(1):35-41.
(16) 矢ケ崎朋樹・倉持卓司・小谷野有加・倉持敦子・北嶋 円.2008.相模湾沿岸砂浜域におけるアカウミガメ産卵生息地の立地特性.生態環境研究,15(1): 31-42.
(17) 矢ケ崎朋樹.2009.メッシュ図を用いた里地里山景観の資源性評価手法の開発.環境情報科学論文集,23: 279-284.
(18) 矢ケ崎朋樹.2009.地域環境計画における生態学的資源評価手法の開発.技術マネジメント研究,8: 71-75.
(19) 矢ケ崎朋樹.2009.アジア・アフリカ荒廃地植生回復に向けた課題と展望-JICA研修におけるプログラムの実施成果を踏まえて-.生態環境研究,16(1): 77-92.
(20) 矢ケ崎朋樹.2010.探してみよう屋久島の樹木-人里編.坂東五郎鎮守の森を作る会.
(21) 矢ケ崎朋樹ほか.2010.みんなで育てよう、ふるさとの森の樹木-わたしたちのくらしと環境を支える森の主役たち(丹南地域版).IGES国際生態学センター.
(22) Yagasaki, T. 2010. Characteristics and quantity of degraded and rehabilitated lands in Japan according to statistics. Eco-habitat, 17(1): 139-148.
(23) 矢ケ崎朋樹.2010.里山再生・活用で農山漁村が躍動I-いま、農山村地域に求められること.週刊農林, 2082: 6-7.
(24) 矢ケ崎朋樹.2010.里山再生・活用で農山漁村が躍動III-里山の自然資源を評価する科学的思考力.週刊農林, 2084: 7-9.
(25) 矢ケ崎朋樹.2010.里山再生・活用で農山漁村が躍動IV-地域の自然資源を里山の環境保全に生かす.週刊農林, 2085: 6-8.
(26) 矢ケ崎朋樹.2011.植生調査から読み解く「ヒトと森」-都市に残された水源の森:トラスト桜ケ丘緑地をめぐって.みどり,80: 6-7.
(27) 矢ケ崎朋樹・加藤瑞樹・石山里栄・山本美幸・武井幸久・日野岡金治・畑中雅博. 2011. 多雪山地斜面での幼苗植樹実験における広葉樹数種の初期生長. 生態環境研究,18(1): 153-156.
(28) 矢ケ崎朋樹.2012.「いのちの森」が未来へつなぐもの.いのちの森つくり-逗子小学校における活動の記録2009年~2011年, 3.ほととぎす隊自然部会・いのちの森の会.
(29) 矢ケ崎朋樹.2013.庭づくりに生かす「森の知恵」(第1回)森の生態を知ろう.「庭」213: 100-101.
(30) 矢ケ崎朋樹.2014.庭づくりに生かす「森の知恵」(第2回)森の恵みとふれあおう.「庭」214: 100-101.
(31) 矢ケ崎朋樹.2014.庭づくりに生かす「森の知恵」(第3回)草木とともに感性をはぐくもう.「庭」215: 100-101.
(32) 矢ケ崎朋樹. 2014. 庭づくりに生かす「森の知恵」(第4回)コミュニティのちからを活かそう.「庭」216: 98-99.
(33) 矢ケ崎朋樹. 2014. 自然とヒトとのつながりを解き明かす―持続可能なくらし・環境を求めて. JISE Newsletter Vol. 68: 1-3.
(34) 矢ケ崎朋樹. 2014. 天神島の自然とその魅力―環境学習(エコロジー教室)実施レポート. JISE Newsletter Vol. 68: 10.
(35) 矢ケ崎朋樹. 2016. みなで考える『みどりの教育』―いまの時代に必要な子供たちへのまなざし. JISE Newsletter, Vol. 72: 4.
(36) 矢ケ崎朋樹. 2016. これからの森づくりと森林教育―何をどう伝え、引き継ぐか. JISE Newsletter, Vol. 73: 5.
(37) 矢ケ崎朋樹. 2016. 自然と人とのつながりを探る「フィールド研究」が目指すもの. 日本教育, 456: 20-21.
(38) 矢ケ崎朋樹. 2016. 自然・生物をテーマとした野外環境学習 その課題と展望. 日本教育, 457: 20-21.
(39) 矢ケ崎朋樹. 2016. 足尾における植生研究と荒廃地植生回復に向けた民際事業の協働. JISE Newsletter, Vol. 74: 1-3.
(40) 原田 洋・矢ケ崎朋樹. 2016. 環境を守る森をつくる. 海青社.
(41) 矢ケ崎朋樹. 2016. 環境保全林をつくり、しらべる―その現状、課題、可能性. JISE Newsletter, Vol. 75: 3-6.
(42) 矢ケ崎朋樹・原田洋. 2017. 武蔵野台地における防風樹林の発達史―歴史資料を用いた津田塾大学・小平校地の分析事例. 自然環境復元研究 9(1): 17-26.
(43) 矢ケ崎朋樹. 2018. フィリピン鉱山開発跡地における環境修復支援活動. JISE Newsletter 79: 1-3.
(44) 矢ケ崎朋樹・鈴木邦雄. 2018. 科学教室におけるシナノキ科樹木果実散布体の模型制作―教材化の有効性に関する一考察. JISE REPORT 1: 7-10.
(45) 原田洋・矢ケ崎朋樹. 2018. 常緑植物の評価種による環境保全林の自然性の評価. JISE REPORT 1: 17-18.
(46) 矢ケ崎朋樹・倉持卓司・佐野真奈美・北嶋円・倉持敦子. 2019. アカウミガメの産卵立地としてみた砂浜の環境特性-2017年葉山町一色海岸の事例. JISE REPORT 2: 1-5.
(47) 原田洋・矢ケ崎朋樹. 2019. 仮想的飽和環境保全林を到達目標とした場合の環境保全林の成熟度評価. JISE REPORT 2: 14-17.
(48) 小木曽晴信・矢ケ崎朋樹. 2019. 植栽後14年が経過した公園管理下にある常緑広葉樹人工林の発達状況. 自然環境復元研究 10 (1): 23-31.
(49) 矢ケ崎朋樹. 2019. 神奈川県におけるアカウミガメの研究―保全活動13年目にあたって. JISE Newsletter 82: 9.
(50) 原田洋・矢ケ崎朋樹. 2019. 特定の評価種による落葉広葉樹環境保全林の自然性の評価. JISE REPORT 3: 1-4.
(51) 矢ケ崎朋樹・小木曽晴信・原田洋. 2019. 常緑広葉樹人工林を対象とした自然性評価の試み―2008年植樹地(葉山町上山口)の事例. JISE REPORT 3: 5-7.
(52) 矢ケ崎朋樹. 2019. ラオスにおける森林保全と環境教育支援活動. JISE Newsletter 83: 1-3.
(53) 矢ケ崎朋樹. 2020.ラオス北部における生物多様性保全と持続可能な森林管理のための研究・教育プログラムの推進. KNCF NEWS 83: 8.
(54) 矢ケ崎朋樹. 2020. ラオス林業部門における森林・生物多様性保全に向けた課題と展望―ルアンプラバン県林業セクション招聘国内研修プログラムの実施を踏まえて. JISE REPORT 4: 6‐11.
(55) 小木曽晴信・矢ケ崎朋樹. 2020. 急傾斜切土のり面に造成された広葉樹人工林における植栽基盤の性質と根系発達の特徴. 自然環境復元研究 11(1): 39‐50.
(56) 矢ケ崎朋樹. 2020. 巻頭言:自然体験の豊かさを育むビオトープ. ビオトープ 46: 1.
(57) 矢ケ崎朋樹・千葉あさ美・田中あい美. 2020. 高密度幼苗植栽7年生林分における常緑広葉樹の成長と管理のあり方. JISE REPORT 5: 4-8.
(58) 矢ケ崎朋樹・ラタナボンコット ブンチャン・荒木祐二. 2021. ラオス産マテバシイ属実生苗の生育状況診断と生産上の課題. JISE REPORT 6: 10-13.
(59) 矢ケ崎朋樹・武田智子. 2021. 生物多様性保全と自然共生. JISE REPORT 6: 21-24.
(60) 小木曽晴信・矢ケ崎朋樹. 2021. 急傾斜切土のり面における広葉樹幼苗植栽後11年目の植生発達状況. 福井工業高等専門学校 研究紀要 自然科学・工学 54: 51-57.
(61) 矢ケ崎朋樹. 2021. コロナ禍と研究活動―進捗とおもな成果. JISE Newsletter 88: 1-4.
(62) 矢ケ崎朋樹. 2021. アジアにおける植林と国際協力―実践事例・SDGsからみた課題と展望. 生態環境研究 27(1): 111-112.
(63) 矢ケ崎朋樹・ラタナボンコット ブンチャン・ポンパクディ サヤシット・ソウクサバット ブンタン・サイヤシン カンタボン. 2021. ラオス農村部小学生の自然体験と生物の多様性:描画テスト分析を用いた文化的サービスの評価と効果的な教育方法の特定に向けて. 自然環境復元研究 12: 17-26.
(64) 矢ケ崎朋樹・ラタナボンコット ブンチャン・荒木祐二. 2021. ラオス産マテバシイ属樹木苗生産における用土の三相分布. JISE REPORT 7: 1-4.
(65) 矢ケ崎朋樹・倉持卓司. 2022. コロナ禍と人材育成事業―オンライン学習「けんび鏡でみるふしぎな世界」の実践. JISE Newsletter 90: 4-5.
(66) 矢ケ崎 朋樹・ラタナボンコット ブンチャン. 2022. 小学生向け多文化共生・国際関係・生物多様性学習プログラムの開発―ランドスケープ描画法の提案. JISE REPORT8: 3-13.
(67) 矢ケ崎朋樹. 2022. 緑地をめぐる共有価値創造の教育研 究―挑戦、成果、課題. JISEREPORT9: 19-27.
(68) 矢ケ崎朋樹. 2023. 花粉の世界をのぞいてみよう―簡易的顕微鏡観察のすすめ. 自然科学のとびら 29(1): 4-5.

学会等における発表

(1) 「河川水辺の国勢調査」植生データの活用と課題.植生学会第5回大会,2000年10月.
(2) ニホンジカ過密生息域におけるブナ林林床の種組成について.第48回日本生態学会大会,2001年3月.
(3) 孤立木調査に基づく市街地の潜在自然植生の推定の試み.植生学会第7回大会,2002年10月.
(4) 生態資源のメッシュ法解析に基づく空間類型の試み.第50回日本生態学会大会,2003年3月.
(5) 都市河川における河辺植生の回復に関する研究Ⅱ-自然再生実験地での2ヶ年の植生動態.植生学会第8回大会.2003年10月.
(6) 自然資源ベースマップを用いた保全・再生地域の抽出とその評価.第51回日本生態学会大会,2004年8月.
(7) 福井県の里地河川における植生回復のための基礎的研究-植物群落の分布に基づく河辺植生景観の類型とその評価.植生学会第9回大会,2004年10月.
(8) 都市河川の自然回復実験地に成立した河辺植物群落の分布と立地.第52回日本生態学会大会,2005年3月.
(9) 自然資源特性30項目に基づく植物群落評価の試みとその保全学的有効性.第53回日本生態学会大会,2006年3月.
(10) 植物社会学と民族生物学の手法を用いた植物群落の総合評価.第54回日本生態学会大会,2007年3月.
(11) 植物利用の民間伝承、記載に基づく植物群落の資源性評価.第55回日本生態学会大会,2008年3月.
(12) 相模湾沿岸におけるアカウミガメ産卵巣の環境教育資源化をめぐる課題と展望.日本環境教育学会第20回大会,2009年7月.
(13) メッシュ図を用いた里地里山景観の資源性評価手法の開発.環境情報科学センター環境研究発表会(東京), 2009年11月.
(14) ラオスにおける村落住民協働による植生調査の実践-生物多様性をめぐる知恵・技術の実態把握に向けて-.日本環境教育学会第21回大会(沖縄), 2010年5月.
(15) ラオス村落住民における植物利用の知恵とそれに基づくチーク植林の資源ポテンシャル評価.日本生態学会第58回大会(札幌), 2011年3月.
(16) Evaluation of ecosystem services based on collaborative phytosociological surveys with local inhabitants. 59th Annual Meeting of Ecological Society of Japan. March, 2012.
(17) ビエンチャン特別市内「鎮守の森」における村落住民の在来知と植物利用. 第22回日本熱帯生態学会年次大会(横浜), 2012年6月.
(18) Roles and effects of hands-on learning practices on wild plant species in the satoyama experience education program for elementary school children. The 25th Annual Meeting of the Japanese Society of Environmental Education (Tokyo). August, 2014.
(19) Issues and recommendations on learning techniques of hot urban environments: The use of infrared radiation thermometers in environmental education programs for school children. The 26th Annual Meeting of the Japanese Society of Environmental Education (Tokyo). August, 2015.
(20) 都市近郊の庭園における生物観察の実践と森林教育への応用. 森林総合研究所多摩森林科学園・第1回森林教育交流会, 2016年2月.
(21) 栃木県日光・足尾地域におけるイヌブナ林の種組成と分布. 日本生態学会第63回全国大会(仙台), 2016年3月.
(22) みどりをテーマとした学習講座プログラムの開発と実践. 日本環境教育学会 第27回大会(東京), 2016年8月.
(23) 武蔵野台地における防風樹林の発達史に関する一考察―歴史資料を用いた津田塾大学・小平校地の分析事例を通して. 自然環境復元学会 第17回全国大会 (東京), 2017年2月.
(24) 放射温度計を用いた暑熱環境学習会の実践と森林教育への展開. 森林総合研究所多摩森林科学園・第2回森林教育交流会, 2017年3月.
(25) 科学教室におけるシナノキ科樹木の果実散布体の模型制作. 森林総合研究所多摩森林科学園・第3回森林教育交流会, 2018年1月.
(26) 常緑広葉樹人工林を対象とした自然性評価手法の検討. 自然環境復元学会 第18回全国大会(東京), 2018年2月.
(27) ラオス北部ルアンプラバンにおけるマテバシイ属実生苗の初期成長. 自然環境復元学会第20回全国大会(東京),2020年2月.
(28) 描画テスト分析から見出されたラオス農村部小学生の自然体験と生物の多様性. 自然環境復元学会第21回全国大会(東京), 2021年2月.
(29) 東 京 都指 定有 形 文 化 財「旧本田家住宅」周辺緑地の新たな価値創造に関する考察 ―現存植生と医家・本田家にまつわる薬用植物の解明を通して―. 自然環境復元学会第22回全国大会(東京), 2022年2月.
(30) フィリピン・ベンゲット州鉱山開発跡地における森林再生10年間の成果と課題. 自然環境復元学会第23回全国大 会(東京), 2023年2月.

学術調査・国際協力実績

  • JICA特別案件等調査団(ラオス・マダガスカル) 団員(荒廃地植生回復担当)(JICA、2007)
  • JICAソフト型F/Uラオス人民民主共和国 調査団 団員(研究統括/荒廃地植生回復担当)(JICA、2011)
  • JICA「アジア・アフリカ地域 荒廃地植生回復」帰国研修員支援調査団(ラオス) 団長(JICA、2012)

所属学会/団体

  • 日本生態学会
  • 植生学会
  • 日本環境教育学会
  • 神奈川県植物誌調査会
  • (社)環境情報科学センター
  • 日本熱帯生態学会
  • 自然環境復元学会
IGES本部NRE領域との協働による森林・社会調査(ケニア・ナイロビ)
IGES本部NRE領域との協働による森林・社会調査(ケニア・ナイロビ)
荒廃地修復のための森林・樹木調査(フィリピン・ベンゲット州)
野生生物生息地調査(屋久島)
野生生物生息地調査(屋久島)
JISE環境学習(エコロジー教室)
森林資源/植生調査(ラオス・ルアンプラバン県)
自然資源調査(国内・里地里山)
里山の有用樹木調査(ラオス・ルアンプラバン県)
自然再生実験地植生調査(福井県)
土壌調査
土壌調査(ラオス・ルアンプラバン県)