伊勢湾では春と秋にサワラが船からのキャスティングで釣れます。
この時期になると伊勢湾サワラキャスティングの遊漁船は予約が一杯で賑わっています。
サワラは食べても美味しくて魚は苦手だけど、サワラの刺身は食べれるという人がいるぐらい美味しいです。
特に秋のサワラは、脂がノリノリです。春は産卵のため卵を持っていたりするので味が若干落ちてしまいます。
そんな食べても、釣っても楽しいサワラですが、伊勢湾のサワラキャスティングではどんなルアーで釣れるのでしょうか?
皆さん色々とおすすめのサワラキャスティングルアーがあると思いますが、私が絶大な信頼を寄せているのがジャクソンのピンテールサゴシチューンです。
とうことで、今回はそのサゴシチューンのインプレということで、おすすめのカラー、使い方、注意点などをご紹介したいと思います。
サワラキャスティングにおすすめのジャーキングミノーやブレードジグは以下の記事を参考にして頂けると幸いです。
伊勢湾サワラキャスティングおすすめルアーのサゴシチューンのインプレ
サゴシチューンの特徴はイレギュラーアクション
サワラやサゴシ(サワラの幼魚)を徹底的に研究して作られたヘビーウェイトミノーがサゴシチューンです。
重さも28gと20gがあり、基本的には28gを使うことが多いです。
サイズも28gが90mm、20gの方が75mmです。
シンキングタイプのミノーで、早巻き時に自動で発生するイレギュラーアクションが最大の特徴で、早巻き中のウォブリングアクションの中で強いフラッシングを放つ平打ちを「不意」に発生します。
それがサワラをリアクションバイトに誘います。
食べているベイトがシラスなど小さい場合でも、シラスよりも大きなサゴシチューンを通すと、リアクションで食ってくる印象が強いです。
サゴシチューンの実際の動きは発売元の以下のジャクソンの動画を見ると一目瞭然です。
伊勢湾サワラキャスティングのおすすめカラーは?伊勢湾限定カラーもあるよ
サゴシチューンのカラーラインナップは、13色とバリエーション豊富です。
伊勢湾サワラキャスティングでのサゴシチューンのおすすめカラーは個人的には以下です。
- サゴシノエサ
- CCN チャートキャンディー
最近は伊勢湾限定カラーというのも発売され、これは四日市のサワラキャスティング遊漁船がジャクソンと共同で出しているカラーです。
スバル丸や大翔丸のおすすめカラーなど人気です。
以下の右2つがスバル丸カラー、一番左が大翔丸カラーです。
ここで少し余談ですが、サゴシチューンには有頂天カラーというのがあります。
私は使ったことがないのですが、人気のようなので少し調べてみました。
この有頂天カラーというのは、釣り具問屋の(株)ツネミが出しているオリジナルカラーで、上の画像のようなカラーバリエーションがあります。
サゴシチューンはフックが弱いので注意!フックサイズ5番のスペアを持っていこう
サゴシチューンは純正で、28gは5番、20gは8番が付いています。
個人的には、サゴシチューンの純正フックは強度が弱い気がしています。
実は私の周りの人も同意見です。
ちなみに以下は、70cmぐらいのワラサを釣りあげた後に魚からフックを外した後の状況です。
リアフックが折れ、フロントフックは伸びています。
まー、5番のフックなので大型の青物がかかったらフックは伸びてしまう可能性は高いのですが、私は、この経験から万が一のことを考えて、がまかつやオーナー針に替えてしまいます。
基本的に大型青物を釣った後はフックを確認した方が良いです。結構フックが伸びている可能性大です。
なので、釣り場でフックを交換できるように予備を持っていくようにしています。
上記の純正フックが伸びた時の実釣動画があるので、後程、紹介したいと思います。
サゴシチューンは青物にも効く
サゴシチューンはサワラだけでなくブリ、ワラサなどの青物も釣れます。
私自身、何度もワラサやツバスをサゴシチューンで釣っています。
以下はサワラキャスティングですばる丸に乗った際に、サゴシチューンのCCN チャートキャンディーカラーでワラサを釣ったときの動画です。
因みにこれが先ほどのサゴシチューン純正フックが伸びた時の実釣動画になります。
サゴシチューンはとにかく飛ぶ
サゴシチューンはシンキングタイプのミノーで28gあるので、サワラキャスティングで使うミノーの中でもかなり重い方だと思います。
そのため飛距離も結構飛びます。
7フィートのロッドで投げて、恐らく50m以上は飛んでいると思います。
私は船でのサワラキャスティングで主にサゴシチューンを使いますが、飛距離については全く問題ないです。
船は乗合なので同船者もいらっしゃるので、後ろを気にしながらのキャストですが、それでもナブラに十分届きますし、オフショアでの船釣りの場合、今のところ全く飛距離については問題視していません。
サーフや堤防などショアで使う場合も、ジグほどではないですが、飛距離は十分だと思います。
サゴシチューンの使い方、アクション
伊勢湾サワラキャスティングでサゴシチューンを使う時のアクションは基本は高速でただ巻きもしくトゥイッチ、ジャークいうケースが多いです。
高速ただ巻きしている中で、冒頭でもご紹介したサゴシチューンの最大の特徴である自動で発生するイレギュラーアクションによりサワラが釣れるイメージです。
これでダメならトゥイッチ、ジャークですね。
結構、その日によってヒットパターンが違います…
ブリやワラサなどよりもサワラは横の早い動きに反応できます。
逆にそれぐらいの速さの方がブリ、ワラサは追いつけず、サワラのみ追いつけるので、サワラが釣れる可能性が高まります。
サワラをブレード付きジグで釣る時もリールから煙が出るぐらい高速に巻け!と言われますよね。
上記でご紹介した動画でも高速でただ巻きしているので参考にしていただければと思います。
以下の動画でもサゴシチューンのトゥイッチやジャーク、サワラが浮いていない時の特殊な使い方など紹介しているので見て頂ければと思います。
サゴシチューンとサワラチューンの違い
サゴシチューンとサワラチューンの違いを簡単に言うと大きさです。
以下の表はサイズ、重さ、フックサイズのサゴシチューンとサワラチューンの比較です。
サイズ(mm) | 重さ(g) | フックサイズ | |
サワラチューン | 120 | 42 | 2番 |
105 | 35 | 4番 | |
サゴシチューン | 90 | 28 | 5番 |
75 | 20 | 8番 |
サゴシチューンの最大の特長である、高速巻きでのイレギュラーアクションはそのままに、1mを超えるビッグサイズのサワラ用にリチューンしたのがサワラチューンです。
結構、アングラーから熱い要望があったようです。
個人的には、サゴシチューンでも十分1m級のサワラも釣れますが、ルアーサイズを大きくすると釣れるというケースもあるので、タックルボックスに1,2個はあっても良いように思います。
サゴシチューンの使い方やインプレのまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は伊勢湾サワラキャスティングに欠かすことができないおすすめルアーのサゴシチューンについてインプレや使い方、注意点をまとめてみました。
ざっくりと内容をまとめると以下になります。
- サゴシチューンのおすすめカラーは「サゴシのエサ」か、伊勢湾遊漁船の限定カラーがおすすめ
- サゴシチューンのアクションは、ただ巻き、トゥイッチ、ジャークのどれか
- サゴシチューンのフックは弱いので最初から交換しておくべし
- サゴシチューンは青物にも効く
- 具体的な使い方は紹介した動画を見て頂ければ!
伊勢湾サワラキャスティングについては以下の記事も参考にしていただければと思います。
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