高校生は1日6時間程度スマホを使い、SNSを活用しているという調査結果がある。
どんな使い方をSNSについてしているのかとネットで探るとStudyplusトレンド研究所というところが調査結果を出していた。
読み応えのある記事になっているので、関心がおありならばご参照ください。
高校生は各SNSの利用目的を明確に持っている。
LINEは「家族との連絡のため」が圧倒的に多く、Instagramについても「周囲の友達の近況や情報を得るため」が1位と、近しい人物とのつながりのために利用している。一方、XやTikTokでは「自分が関心のある分野・ジャンルの情報を得るため」「流行や世間一般の情報を得るため」と情報収集をメインとした使い方をしている。
LINE以外のSNSは「情報収集」のために使っているので、投稿していない率が高く、なので、鍵垢がいいということなのだろう。
この調査では利用時間で見ると、多いのはX、Instagram、TikTokは1〜2時間程度なのに対し、LINEは1時間未満となっている。
TikTokの利用率が4.2%と低いので、実際のところ、高校生が毎日6時間もスマホをさすがに使っていない感じがする。
進路について興味深い結果があった。
進路に関する情報を何で得ているかには、Web検索に次いで「紙の資料」が2位につけており、デジタルで収集できる情報と合わせて紙媒体での情報収集も並行して行っている。また、3位には「YouTube」が上がってきており、大学や教育について発信するYouTuberの動画なども進路選択に欠かせない情報となりつつあることがわかる。
また、進路選択に関する情報収集についてSNSに限って見てみると、インフルエンサーや学生個人のアカウントよりも、大学公式アカウントを見ている人がほとんどで、公式の発信が重要視されている。
SNSを情報源にしている中で、大学の情報はその中身が信頼できる「公式」のものを重視した、「紙の情報」つまり学校からの資料にも目を通しているということで、情報リテラシーをもった使い方をしているということかと思う。
女性の回答数が多いので高校生全般の傾向とちょっと違うかもと思ったりしたが、それでも巷で思われているのと違う印象の結果が出ていて興味深かった。