東京都知事選が公示された。
地方選挙で都民でなければ投票ができないが、首都のことなので大きく報道される。
今回はポスターの掲示板が足りなくなるほどの候補者が立候補した。
これまでも立候補者が多かったと思うが、今回はNHK党から24名出ていて、一定の金額を寄付すれば、都内約1万4000カ所にあるポスター掲示板のうち1カ所で、寄付者が独自に作成したポスターを最大24枚貼れるという活動を行い物議を醸している。
「選挙をビジネスのネタにしている」という批判があるが、これまでになかった発想だからか、ポスターの内容がおかしくなければ、違法行為ではないようなので、今後に向け、法改正を検討するきっかけにすればいいかと思う。
みだらな画像や選挙に無関係なものもあり、選管に苦情が多く寄せられているそうなので、次回はそれを避けるに違いない。
選挙期間中に出勤するので近くの掲示板にどんなポスターが貼られているかを見てみようと思う。
ポスターといえば、東京では離島もあるので掲示が大変だろうと思うが、Xで青ヶ島村で小池知事のポスターだけ貼られている掲示板の写真が挙げられていた。
選挙戦初の土曜日に知事は八丈島に演説に行っており、組織力の大きさがアピールされている。
他の候補は離島にはどうするのだろう。
都選挙管理委員会は、掲示板で足らなくなった届け出が49番目以降の候補者にA3判のクリアファイルや画びょうなどを支給し、既設の掲示板の端にポスターを取り付けるよう要請する異例の対応に踏み切った。
掲示板の増設は間に合わないだろうから苦肉の策だろうが、他の候補と対応が違うのは公平性としてどうなのだろうかということと掲示が面倒で気の毒と思った。
クリアファイルでどれだけ掲示されたか選管は集計をしたりするのだろうか。
選挙権がないのでこういうことを気楽に見ているが、選挙なので政策が話題になって、現職への評価がはっきりするものになることに期待している。