働く君に伝えたい 「考える」の始め方(出口治明著、ポプラ社刊)を読んだ。
この本は会議の時に上司が紹介したので読んでみた。
著者はライフネット生命保険株式会社創業者で、現在、立命館アジア太平洋大学(APU)学長。
SNSの意見が「自分の考え」になっていませんか。考える力を身につけたら、情報に振り回されず、「自分の考え」を持つことができます。そして、無駄に悩むことなく、ポジティブに生きられます。でも、これまで学校や家庭で「考え方」を学ぶ機会はあまりなかったのではないでしょうか。本書では、日本一グローバルな大学・立命館アジア太平洋大学(APU)の学長が、これからの社会で役立つ「考え方」を、具体例を交えながら、わかりやすく解説します。
上記の内容を若者に向けて語りかけているのが本書をである。
私のような初老がこの本を読むことで、これまでを振り返り、今後について留意するきっかけにはなった。
それでも「アンコンシャス・バイヤスを取り除く」ことの大切さを再確認したことは大きい。
そのためには学び続けて、行動し続けなければならない。
これはいくつになってもそうだろう。
「自由に生きるために必要なものは、ただ一つ「自分で考える力」だけです。」と言い切っているこの本はステキだと思う。
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