1総通への道 : 無線が趣味 de JG1LMK

無線が趣味 de JG1LMK

アマチュア無線活動に関することや、一総通取得を目指してCWを勉強していく過程を記録していくつもりです。宜しくお願いします。

カテゴリ: 1総通への道

先日、こちらの記事で、3海通と1陸技の合わせ技から、無試験で1海通の免許を申請したということをお知らせしましたが、やっと、12/3 に免許証が届きました。

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3海通の免許証は2週間で届きましたが、今回は約3週間かかりました。

無線局の変更申請もそうですが、待ち続けるのは結構ストレスになりますよね。
何か、書類に不備があったのではないか...と心配になってきますので。

免許証が届いたことで、晴れて海上通信の最上位資格である一海通の免許が取れたわけですが、一体どんなことができるのか、簡単に紹介しましょう。

海通は 1~4級までの資格があります。

1海通から3海通までは、国際通信が可能で、船舶に施設する無線設備の他に、海岸局や地球海岸局の無線設備などの技術操作も行うことが可能です。1級は2kW以下、2級は250W以下、3級は125W以下と、扱える出力は異なりますが、通信操作については同等です。

一方、4回通は、国際通信は出来ませんが、船舶に施設する無線設備としては 250W以下までの操作が可能であり、その点では3海通の125W以下よりも上位となっております。

また、1海通、2海通、4海通については、4アマと同等の操作ができますが、3海通については含まれておりません。

海通は、モールス通信を必要としなくなってしまったので、アマとなると4アマの範囲しか操作が許されないというのは、面白いですね。

また、毎年の1海通の試験合格者数をみると、令和元年度から令和3年度、14人(47人受験)、17人(41人受験)、24人(46人受験)となっており、合格率は4割前後と高めです。更に、私のような全科目免除による合格者は、81人、103人、81人と、試験合格者よりも5~6倍の人数が存在します。
これは、試験が通りやすい3海通と1陸技の合わせ技で取得する方が、正直に海通の試験を受けて合格するよりも楽ということなのでしょうか。

こうして、61歳となってしまったオジさん(おじいさん?)が、今頃1海通を取っても、何の役にも立ちませんが、とりあえず、今やオワコン資格である海上無線通信士の最上資格である1海通まで、辿り着いたということとなりました。

20代の頃にここまで達成できれば、人生ももっと違ったものになっていたのかもしれませんね。来世では、出遅れないようにしたいものです。仏教でいうところの、『習気(じっけ)』ですね。

来世においては、これまで勉強して身についた知識を活かし、もっと楽に美味しい人生が歩めることを期待して、精進していきたいと思います。

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先日、3海通に合格したことは、こちらでお知らせしましたが、その後、こちらで記したように、免許証も届きましたので、早速、1陸技との合わせ技で、1海通の免許を申請することとしました。

が、最初、どうやって手続きをしたら良いか、直ぐに分からず、戸惑いました。

結局、ネット上で調べまくったら、こちらのHPに先ずは 公益財団法人日本無線協会の方に書類を送って合格証明を送ってもらい、それから免許申請を行えば良さそうなことが書いてありました。

手続きについては、下記のサイトのQAに書かれており、

https://www.nichimu.or.jp/kshiken/faq/index.html

提出書類は、こちらになります。

https://www.nichimu.or.jp/vc-files/denpa/pdf/zenkamokugokaku.pdf

総務省のHPでは、これらの手続き方法を私は見つけることができませんでしたが、どこかに書かれているのでしょうか...

書類を出す際、1陸技と3海通の免許証のコピーを証拠の書類として添付すべきなのか、番号だけを記載しておけば良いのか迷いましたが、既に資格を保有しているので、番号があればきっと先方で確認することができるのではないか?と思い、コピーは送りませんでした。


待つこと約2週間。紙切れ一枚の簡素な合格証明書が届きました。

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おそらく、証明番号というのが大事なのでしょうね。

で、ここからも、どうしたら良いか、本当は良く分からなかったのですが、とりあえず合格証明があるということは、試験に受かったのと同じことだと思いますので、3海通の時のように免許申請を総務大臣に申請すれば良いのかと。

ということで、このHPにある海上通信士の申請を前回同様行います。

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合格証明番号を記入する場所がないですので、勝手に国家試験合格の欄に合格証明番号を記載して、あとは3海通の時と同じようにして、収入印紙代1750円分を郵便局で購入し、左上に添付。簡易書留の送料額の切手を貼った返信用封筒を同封し、関東通信局へ送りました。

この手続きで問題なければ、また、2週間程度で免許証が届くことでしょう。

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本日、第三級海上無線通信士の免許証が届きました。

2週間前の 10/10 に、申請の書類を投函しましたが、こんなに早く届くとは思ってませんでした。

免許証

第一級アマチュア無線技士(右上)、第一級陸上無線技術士(右下)、電気通信主任技術者(左上)、そして今回の第三級海上無線通信士(左下)です。総務大臣さんにはずいぶんとお世話になっております。

アマチュア無線の変更申請などでは、いつも2ヶ月待たされるので、今回も2ヶ月は免許証が届かないと思ってましたが、2週間で届いたのにはびっくりです。今までの他の免許証はどれくらいで届いたのか、完全に忘れてしまいましたが、おそらくこれほど早く無かったような。。。

こうやって、並べてみると、ここ数年で、顔つきが変わってきているのが良く分かります。自分では全く歳とってないつもりでしたが、実際は違いました。コロナのために在宅勤務となり、全く家から出ずに働き詰めなため、顔もむくんできていますかね。

自らの移り変わりを記録する上でも、色んな資格を取得して、写真入りの免許証を集めていくのも一つの楽しいかもしれませんね。

ということで、とりあえず、第一級海上無線通信士の方も、申請書類を出すことにします。

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先日、3海通の試験を受けてきました でもお知らせしてましたが、本日、試験結果について発表がありました。

結果は、


3海通合格

なんと、無事合格していました !!!!

フォネティックコードの受話が早くてパニック状態に陥ったので、「ダメだ!」と思っていました。
更に、サイトでは「試験結果のメールを発送した」というコメントが掲載されていたのに、メールがなかなか届かなかったので、「不合格の人にはメールの発送が遅くなるのかな?」という風にも想像ししました。

それなのに、予想に反して受かっていたので、とても嬉しいです。

手続きをして、3海通の免許を取得後、無試験で1海通の取得をすれば、残りはモールスを頑張りさえすれば1総通への道が開けることになりました。

やっと、出発点に立てました。ここまでずいぶんと回り道してしまいましたが、先ずはヤレヤレ。


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先日、9/15, 9/16 の 2日間、第3級海上無線通信士の国家試験を受験してきました。

総務省関連の無線従事者の試験は、経産省管轄の電験のように土日に1日詰め込んで時間に追われて行うのではなく、week day に2日間も掛けて実施されます。時間があってのんびり試験ができるのは良いですが、仕事がある社会人にとっては、2日も時間が奪われるというのはちょっと厳しいものがありますね。このあたり、何とか改善できないものでしょうかねえ。

試験時間は以下の通りです。

第1日目 9:30-11:00 無線工学、13:00-15:30 法規
第2日目 9:30-11:30 英語(会話・筆記) 13:00~ 電気通信術 (電話欧文受話、印刷通信(欧文)、電話欧文送話)

今まで、1アマ、1陸技、1総通、電気通信主任技術者 など、何度か総務省系の試験を受験してきましたが、大体は晴海の日本無線協会のビルかその周辺が試験会場でした。が、今回は国際展示場駅から徒歩5分の 「TOC有明」の 20F ということで、ちょっとびっくりでした。

国際展示場駅といえば、先日のハムフェアでお邪魔しているので問題ないのですが、TOC有明については場所を認識しておらず、ちょっと不安でした。が、実際に行ってみるこんな感じで、駅を背にして右側に、パナソニックのビルの奥に顔を出していました。なので、迷う心配は全くありませんでした。

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京葉線の新木場で東京臨海高速鉄道りんかい線に乗り換え、2駅目が国際展示場駅です。我が家からはドア-to-ドアで 1時間ちょっとでした。意外と早く行けるので、勝どき駅にある日本無線協会試験センター会場よりは良かったのかもしれませんね。

私の場合は、すでに1陸技を取得しており工学は試験免除なため、1日目は 13:00 の法規からスタートです。

TOC有明に着いてから現地で昼食をとるつもりで 11:00 過ぎに着いたのですが、TOC有明の食事処が 11:30 からでないとオープンしないため、ウロウロ時間を潰すことになりました。
何を食べるか迷ったあげく、結局、3F で焼肉定食を食べました。
3種類の異なるお肉を堪能し、ごはんも大盛をおかわり。これで、いざ決戦です。

試験自体は 13:00~ なのですが、15分前から試験についての説明が開始されるので、12:45 までには席に着かなければなりません。私は、12:00 には試験会場入りしました。
試験会場はこんな感じでした。

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オワコン資格の3海通などは、水兵さんを目指す専門学校の学生さんか、私のようなおじさん(おじいさん?)しか受けないのかな?と思ってましたが、見た目普通の若い方が多く受験されているのにはびっくりしました。しかも、中には若い女性の方も数人いらっしゃいました。皆、綺麗な方々だったので、「まさか、この人達も船乗りになるの??」と驚いたのですが、帰り際にエレベータで一緒に乗り込んだ女性の方に「女性で珍しいですね、船乗りになられるのですか?」と尋ねたところ、「違います」と言われました。いったい、どういう理由で受けられていたのでしょうかね?謎です。


さて、今回の受験に対してですが、私は4か月ぐらい前から、オーム社の「やさしく学ぶ 第三級海上無線通信士試験 吉村和昭著」で勉強を開始。いつものように、勉強しては単語カードに穴埋め式の問題を自分で作成する、というスタイルで準備しました。
ちょうど、7月から9月の頭まで、仕事が猛烈に忙しくなるのが分かっていたので、間に合わなくならないように、かなり余裕をもったつもりです。

が、やっぱり、仕事が忙しくなると、なかなか進みません。週末は、仕事の疲れで、土曜日はほぼ一日寝ていて、日曜日は結局仕事漬け。week day は、普通に朝から晩まで起きている間はほぼ仕事漬けですから、勉強できるのは、昼休みの数十分と、あとは、仕事が終わってから寝る前ですかね。
そして、試験前2週間ぐらいで、やっと単語カードが一通り完成。

あとは、これをひたすら覚えて、それが仕上がったら過去問をやる、というのがいつもの私のやり方ですが、今回は、単語カードの繰り返しはたったの1回だけにして、とりあえず過去問(6回分)を解き始めました。

今までの経験上、無線関連の試験は、過去問の使いまわしが非常に多いので、下手に勉強するよりは、過去問を何度もやる方が、試験には受かりやすいと強く感じていたからです。

1ラウンド時の結果は、6回中3回が合格ライン、3回は不合格でした。その不合格の3回というのは最近の3回分でした。おそらく、オーム社の問題集が、どちらかというと、少し前の試験をベースに作られていたからかもしれません。最新の問題については、馴染みがないものが多かった気がします。

そして、2ラウンド目、これは、もう試験の前日から当日の朝までかかってやりました。
この時は、一応、6回分とも全部合格ラインでしたが、そのうちの1回は合格ギリギリの60点でした。まだ、正確さに欠ける状態です。

そんな状況だったので、これもいつものことですが、試験会場へ行くまでの電車の中では、各駅停車に座ってさらに古い過去問4回分を必死に解きながら、直近の6回分以外の傾向がないかを確認。
なんとなく、知らない問題はない気がしたので、あとは、やはり直近6回分の問題を繰り返し確認しながら、苦手なものをピックして作成した単語カードの確認&追加、それを試験開始直前まで続けました。
今までも、こうして、試験直前までやっていたところから、数題出題されたりしたことで、なんとか合格してきたもので... 

そんな感じで、ついに始まった法規の試験。

ざっと流して解いてみて、これは確実に合っていると思えた A 問題が、9題あったので、これだけで45点です。更に、おそらく間違いないだろう、というA問題が4題あり、それが全部正解であれば、A問題だけで 65点取れそうです。あとはB問題では、最低でも15点はとれると思えるので、80点前後はとれそうな感触です。

この時点で、ひと安心です。

あとは、それなりに注意深く見直して、マークシートに答えを書き込んで、退室が許される開始から1時間後になる前に、もうすっかり終わってしまいました。法規は、知っているか知らないかで決まるので、工学と違って終わるのは早いです。

1時間経ったところで、ほとんどの方は、退室される中、私も当然退室して帰宅します。
1日目はまずまずの感触でした。

で、その晩、一応、英語の過去問も打ち出して、ちょっと眺めてみたのですが、これが結構難しそう。
特に、最初の英会話の試験が、曲者。
英語的な表現が分からないと解けない問題や、ちょっと、意地悪なクイズのような問題、さらには英語というよりは法規の問題の英語版、という問題が出題されていることを知り、少し青くなりました。

結局、0時過ぎまで、過去問をやりながら、「やぱーっ」という感じで、あきらめて寝ました。
余裕をもって9時には試験会場に着こうと思ったので、朝は5時50分に起きなければならないからです。

予定通り起きて、支度をして、家を7時半ごろに出て、京葉線に乗り込みましたが、朝だと座れません。新木場まで立ちながら、ひたすら英語の過去問を解いていたのですが、だんだん、めんどくさくなってきました。

途中から、船の関連の英単語を、「Anki」というソフトに登録しておいたので、それを繰り返しチェック。単語の方は完璧になりました。

で、2日目の試験開始です。

先ずは、結構鬼門の英会話から。これは、試験官がCDを流します。

問題文は、最初はゆっくり、その次、やや早く、最後はかなり早く、という感じに3回読まれます。
それを聞き取って、問題文を読んで、正解のものを選ぶ、という形です。

とりあえず、7題あるうち、1題だけは迷いましたが、その時は6題は解けたつもでした。
そして、その後は筆記です。

英語の長文は後にして、後半のB問題から開始し、その後、A6~A9 を解いて、最後に 長文の A1~A5 を解きましたが、特に難しいと思ったところはなく、すらすら解いていたら、自然と終わってしまいました。なんとなく、今年の英語の筆記試験は、例年になく簡単だったのかもしれません。

「満点じゃない?」

と思いながらマークシートに答えを書き写したことろで、まだ退席時間まで10分以上残ってました。
シートを裏返し、鉛筆を置いて、ボーっとまつこと10分、11時前に退室となりました。

とりあえず、あとは午後の通信術なので、お昼ご飯を食べる場所を探します。

前日に TOC 有明のお店は 11:30 にならないと始まらないのは分かっていたので、ビックサイトの方にやっているお店を探しに行ってみました。

2日目は天気が良く、外は暑かったです。付近の色々なビルのお店をチェックして回ったのですが、11時前にやっているのはなく、11時から開くのはサイゼリアとCOCO'S だけでした。
ハムフェアの時お世話になった COCO'S にすることにしました。

食べたのは、ハンバーグと、デザートです。今日もおなか一杯です。

そして、12時過ぎには、試験会場に戻りました。

で、電気通信術ですが、ほぼ、この科目は丸腰。唯一、送話で、フォネティックコードを発音する際に、アクセントの位置が間違っていたら落ちるのかも?と思い、第2音節にアクセントがある以下の単語の発音練習はしてました。

H: Hotel
N: November
P: Papa
Q: Quebec
S: Sierra

が、受話の方は、「相手が聞き取れる速さで送話しなければならない」というようなことを法規で習ったような気がしていたので、「大丈夫だろう」と高を括っていました。

が、いざ試験が始まり、試験官が CD を流し始めると、予想に反し、そのスピードについていけず。
聞き取りというよりは、書くことが間に合いません。
鉛筆でアルファベットを書き写すことを、ここ何十年としたことがなく。完全にパニック状態。
筆記体で書くか、大文字か、小文字か、なども全く決めてなかったので、もうひっちゃかめっちゃか。
しかも、書かないよりは書いておいた方が良いかと、聞き漏らしたところを適当に埋めてしまいました。

後から分かったのですが、脱字は1点減点ですが、誤字は3点減点だそうです。
おそらくこれが致命傷となり、受話が受からず、不合格確定です。
受話、なめすぎました。

その後は、受験番号順に隣の部屋に呼ばれて、印刷電信と送話の試験が行われました。
印刷電信は、渡された英語の文章を、単に時間内にタイプするだけです。
間違ったら音がなるのですが、私はおそらくノーミスで、すべてを打ち込みました。
全く問題なし。

送話については、試験官を目の前に、渡された英語の文字を、一文字ずつフォネティックコードで読み上げていくのですが、ちょっと緊張しますね。
でも、最後まで間違いなく読めたと思います。

ということで、受話には参りました。めちゃくちゃ落ち込みました。

なお、その後、9/21 に試験の解答がネットのアップされたので、自己採点したところ、法規が 83点で英語が 80点でした。法規は予想通りですが、英語は思っていたより悪く。実は、英会話が 7題中3題しか合っておらず、ギリギリでした。思い違いや、聞き取りミスだったりで、危ないところでした。

あとは、受話次第です。

合格発表は 10/7 にメールでお知らせがくるとのこと。

99%、ダメだと思いますが、何かのミスで、ギリギリ受話が通っていないかな?という状況です。

ではでは 73

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