日本のダム 相野々ダム
相野々ダムは、秋田県横手市の山内山野沢地域に位置する雄物川水系横手川に建設されたダムです。
このダムは、アースダムの型式を採用しており、堤高は40.8m、堤頂長は133.9mとなっています。
完成当時、その堤高は日本一のアースダムとして知られていました。
ダムの主な目的は、農業用水の供給としての役割を果たしています。
総貯水容量は3568千m^3、有効貯水容量は3556千m^3となっており、この水は周辺地域の農地へと供給されています。
相野々ダムの周辺には、相野々ダム公園という名の公園があります。
この公園は、キャンプ場や広場、散策路などが整備されており、多くの家族連れや観光客が訪れるスポットとなっています。
特に新緑の季節や、ダム湖がきれいに水を湛える時期は、その美しい風景が楽しめます。
このダムは、東北農政局が事業者として手掛け、本体の施工は三幸建設工業が行いました。
1961年に竣工されて以来、地域の水利や観光の発展に貢献しています。
相野々ダムに関する詳しい情報や歴史は、農林省雄物川筋農業水利事業所が発行した『あいののダム工事誌』にも記載されています。
興味のある方は、ぜひ一度手に取ってみてください。
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